グレッグ・ラッセルバーグ
ぐれっぐらっせるばーぐ
CV:志村知幸
ディーン一行が鉱山町ミラパルスで起きた事件の調査で訪れた鉱山で出会った渡り鳥。
各地でゴーレムを爆破して回っており、その悪行から“ゴーレムクラッシャー”の悪名を頂戴している。それ故、ゴーレムハンターギルドからも15万ギャラの賞金首として追手がかかっている。
もともとはゴウノンでも腕利きの醸造士であったが、ある日ふらりとゴウノンを訪れたカルティケヤに妻メリーと愛息テッドを惨殺される。逆上したグレッグはカルティケヤが寄越してきたARM【ブラックシェイプ】で挑みかかるも一蹴され、「自分を殺せるなら追って来い」という言葉を残しカルティケヤは去る。
妻子を奪ったARM【ブラックシェイプ】を使用した為、舅のジョセフはじめゴウノンの住人から「妻子殺しをした」と誤解され、カルティケヤを探す為にゴウノンを去る。
カルティケヤの左腕がゴーレムのものに改造していた点に着目し、ゴーレムを破壊し続けていればいずれカルティケヤに復讐できると信じてゴーレムクラッシュを続けていたが、ディーンたちと関わった事でゴウノンへ帰郷する事となり、ゴウノンを去りゴーレムクラッシュを始めるきっかけとなった事件を知られる事となった。
事件の事を知ってなお「オレはグレッグを信じるッ!」と言い切ったディーンの真っ直ぐさに心打たれ、また息子テッドの面影をディーンに重ね合わせるようになり、積極的にディーン一行に同行するようになる。
アヴリルのふと自分に向けて投げかけた「復讐に何の意味があるのか」という問いに答えを見出せぬままついに仇敵カルティケヤとの再会を果たすが、ここでも彼我の力量差は如何ともしがたく、止めに入ったディーン共々鎧袖一触されてしまい、またも復讐の機会を逃してしまう。
だが、不幸中の幸いと言うべきか、カルティケヤの凶行を実際に目の当たりにしたジョセフとは和解する。
三度目のカルティケヤとの邂逅を果たし、一騎討ちの末に膝を突かせ恐怖を味わわせる。グレッグは「復讐などはもう通過点であり、カルティケヤに拘ることに意味はない」として見逃すつもりだったが、カルティケヤは自殺することでグレッグを悔しがらせるべく犬死するという末路を迎えた。
小説版ではディーンたちが脱出する中、グレッグだけは残りカルティケヤとの一騎討ちを制したことがレベッカ視点で語られた。
各地のゴーレムを破壊して回っていたのは、カルティケヤに近づく為でありゴーレムに対して悪い感情を持っていない。
その為、〈天路歴程〉号のアースガルズを見た際にはディーンやチャック程ではないが興奮していた。
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