マジン・ザ・ハンド
まじんざはんど
アニメ第26話で初登場。世宇子中のキャプテン、アフロディのゴッドノウズを止めた(ゲーム版だと相性が不利な為、使用はオススメできない)。
それまでは養成マシーンなどを使うも円堂大介の特訓ノートに書かれている意味がわからずに苦戦していた。
しかし世宇子戦にて大介の形見のグローブを見て、大介は左手でマジン・ザ・ハンドを出していたことに気付いた。そして心臓に気を貯めているため左手で出しているのであれば右手で出すにはと、身体を右に捻って右手を心臓に当てて気を貯め、上に突き出すことで発動に成功した。
だがその日にエイリア学園のジェミニストームとの試合になり、相手の超速シュートに発動することもできずに破られた。
そして奈良での試合ではレーゼのアストロブレイクをマジン・ザ・ハンドで止めようとするも破られてしまう。ちなみにこのアストロブレイクはイナズマイレブンでは珍しいゴールネットを破った技である。
北海道での3度目の試合では土壇場でレーゼとディアムの合体技、ユニバースブラストを止めることに成功した。
42話のイプシロン戦では「マジン・ザ・ハンド 改」として進化。モーションが変更され、左手を上げ、身体の周りを回る気が右手にいき、そのまま手を上げるというモーションに変更された。
その後、主力技が正義の鉄拳へ受け継がれ、円堂がリベロ行きしたことによって沖縄戦以降は一切登場しなかった。
第46話では立向居もマジン・ザ・ハンド改を習得した。立向居のマジン・ザ・ハンドはゴッドハンドの色と同じく青色である。円堂とは逆にゲーム版よりも習得が早かったためか、残念ながらマスターランクチームのシュート技を止めるには至っていない。
GOギャラクシー終了後の超次元ドリームマッチでは進化前のモーションで再登場。
不動、バダップ、白竜の皇帝ペンギン2号を受け止めた。
イナズマイレブンGOでは西園信助の化身、護星神タイタニアスの必殺技として新雲学園戦にて登場。雨宮太陽のサンシャインフォースを止めた。
パラレルワールドのアレスの天秤では前日譚である「リローデッド」にて登場。
モーションが全く違うだけでなくマジンのビジュアルも完全に別物で、黄色と青のカラーリングとなっている。
しかしバルセロナ・オーブのクラリオのノーマルシュートによって破れてしまう。
後にアレスの天秤で利根川東泉中の強化委員となった際、伊那国・雷門中戦で側面からの攻撃が弱点だと明らかとなり、もう一体のマジンを召喚することにより側面からのシュートを止めることが出来る風神雷神を独自に編み出した。
アニメでは世宇子戦にて習得するマジン・ザ・ハンドだが、ゲームでは全国大会一回戦・戦国伊賀島中との試合前の雷門OBと練習で発動。雷門OBの炎の風見鶏を見事に止めた。
ゲーム版ではこの後の木戸川清修中との試合でマジン・ザ・ハンドよりも強いトリプルディフェンスを覚える。
立向居がマジン・ザ・ハンドを覚えるのは脅威の侵略者編のラスボス、ザ・ジェネシスのいる富士を目指す前。グランの流星ブレードを止めた(奇しくも相性不利の技を止めるという展開はアニメ1期のマジン・ザ・ハンドVSゴッドノウズの構図を思わせるものとなっている)。
アニメ版がクリアブルーのマジンを召喚していたのに対し、こちらは青い髪色をした青緑色のマジンとなっている。
『GO』でも同じく西園信助が習得するが、これを必殺技に持つのはお馴染みのマジン(=魔神グレイト)ではなく護星神タイタニアスとなっている。
ちなみにアニメとゲームではマジンを出すモーションが違うため、化身を除いても全部で4つほどモーションがあることになる。
漫画版では世宇子戦ではダブルゴッドハンドでセーブし、そのままゴットハンドを正義の鉄拳に進化させた為未登場(漫画版のゴッドハンドはマジンを纏っている為ビジュアルの差別化が出来ない、侵略者編を丸々カットする為尺がない等などが理由として考えられる)。
そもそも漫画1話でオリジナル演出としてゴットハンドに魔神が浮かび上がる絵をやぶの先生が描いたのを見た日野社長が発売直前のゲーム『1』に急遽追加したのがこの技なのである意味漫画版のゴットハンドがこの技の原点とも言える。