プロフィール
キャッチコピー | 「絡みつく孤高の刃」<1> <6> / 「祝福なき血統」<3・4> |
---|---|
出身 | イングランド王国/ロンドン |
身長 | 179㎝ |
体重 | 58kg |
生年月日 | 12月10日 |
血液型 | 不明 |
武器 | 蛇腹剣「バレンタイン(アイヴィーブレード)」 |
流派 | アンリレイトリンク |
家族構成 | 育ての両親とは死別。実の父親はセルバンテス 母親は既に死亡してる |
声優 | 冬馬由美(とうま ゆみ)<1・2・3> / 東條加那子(とうじょう かなこ)<L・4>/沢城みゆき<5・6> |
概要
『ソウルキャリバー』から登場したキャラクター。
アイヴィーは通称であり、本名はイザベラ・バレンタイン(Isabella Valentine)。
伸縮・分離自在の蛇腹剣を操り、遠距離戦を得意とする上級者向け。
シリーズ作品ごとにキャラ性質・仕様の変化が激しいが、「非常にコマンド入力が難しい代わりに絶大な威力を誇る投げ技」が戦術の核となる点は一貫している。
略歴
ソウルキャリバー
イングランド貴族の名門バレンタイン家の養女として育つ。
しかし、養父バレンタイン伯爵が「不老不死の鍵」であるソウルエッジの研究に没頭しすぎた結果、多大な散財によってバレンタイン家は没落してしまう。
アイヴィーはソウルエッジを調べていく過程でその正体が「魂を食らう邪剣」であることを知り、養父の無念を晴らすべく錬金術で機械仕掛けの蛇腹剣を造り上げ、怪しげな儀式で異形の巨大な手を呼び出し、剣に生命を吹き込んでもらい「アイヴィーブレード」として完成させた。
そして邪剣破壊の旅に出たが、旅の途中にアイヴィーブレードの製造過程の儀式で召喚したナイトメアに出会い、事の真相を知らずにナイトメアの率いる組織「シュヴァルツ・シュトローム(黒い嵐)」に加入、「デキスター・パーピュア(幸運の紫)」としてプロパガンダを始めとした様々な悪事に協力させられてしまう。
ソウルキャリバーⅡ
前回の旅で、ナイトメアこそがソウルエッジの持ち主であること、アイヴィーブレードはナイトメアが邪剣の力で生命を吹き込んで誕生したこと、更には自分の実父がソウルエッジの前所有者の大海賊セルバンテス・デ・レオンであったことを知る。
旅の果てに残されたのは、己が呪われた血統に生まれた存在であるという真実による落胆と絶望であった。
生家のヴァレンタイン邸の錬金室に引き篭もり、数ヶ月にわたる長考の後「邪剣破壊」から「邪剣に関わる全ての完全なる根絶」を新たな目標として改めて旅に出る。
愛剣の銘を「バレンタイン」と改め、再びソウルエッジを追うのだが……。
ソウルキャリバーⅢ
旅の途中で愛剣バレンタインに異常を感じ、故郷に一旦帰ることとなる。
そこでまた資料を調べていたところ「霊剣ソウルキャリバー」に関する古文書を発見する。
そんな研究の日々を送っていたアイヴィーの元に、突如大鎌を構えた男ザサラメールが襲撃をかけてきた。アイヴィーは死闘の末に倒され、古文書を奪われ燃やされてしまう。
その男は去り際に「大剣の男を追え」という言葉を残していった。その言葉の真実を確かめるべく、行動するのであった。
ソウルキャリバーⅣ
前回の旅の最中で、自らは霊剣を操ることが出来ないことを知った。
そこで霊剣を扱うことが出来るモノを創造するため研究を続ける彼女だったが、突如セルバンテスが襲来した。
研究室は無残に破壊され、アイヴィーは彼に魂の大部分を喰われてしまう。
錬金術によって精製した人工の魂でかろうじて命を繋ぐが、彼女に残された時間は少なかった。
生命ある内に邪剣を破壊するべく、アイヴィーは急ぐ。
ソウルキャリバーV
前回の旅で父セルバンテスを斬り、愛剣バレンタインは彼の体に溜め込まれていた無数の魂を吸い上げ、アイヴィーの魂の器を満たした。
この事でいつ尽きるかもしれなかった彼女の寿命問題は解決され、おまけに肉体はこの時から32歳のまま年を取らなくなった。
その後故郷を離れ、17年間プラハで異世界に関する研究を重ね、「アストラルカオス」と名づけた異世界との流れを完全に断つために動き始めた。
人物
戦っている時の台詞などが高圧的で、見た目が如何にも悪の女幹部の様な格好をしていることから、悪者のようなイメージを持たれることも多いが、アイヴィー自体は悪人でなく、当初の旅の目的が「両親の人生を狂わせた邪剣の破壊」であることからむしろ善人と言っていい。実の親であるセルバンテスに育てられず、名門貴族であるバレンタイン夫妻に拾われて愛情を受け育てられた事が彼女の人格形成に多大な影響を及ぼしているのだろう。
ソウルキャリバーでは、女の一人旅ということで目を付けてきた(衣装はその為にである)盗賊などは返り討ちにして生命を取っているが、ソウルエッジが邪剣と知らずに救国の剣であると勘違いしたまま探し求めている少女のソン・ミナを負かしても生命を取らずに見逃していることから無益な殺生は好まない性格であることが窺える。
剣の製作時にナイトメアの力を借りたという恩義から、デキスター・パーピュア(幸運の紫)としてシュバルツ・シュトローム(黒い嵐)に所属していたがこの時、アイヴィーはナイトメア(ジークフリート・シュタウフェン)の取っている行動が虐殺であり、そこで吸われた魂を使って彼の父親を蘇らせようとしている事は知らされずに協力させられていた。また、自分が破壊しようとしているソウルエッジが実はナイトメアの所持している剣だとも知らず、ソウルエッジ側からは万が一ナイトメアが討たれた時に寄生するためのスペアボディとして常に近くに置かれていた。
ソウルエッジに関する衝撃的事実が発覚すると流石に精神が堪えたのか、Ⅱのプロローグでは数ヶ月自宅の研究室に引き篭もってしまうなど意外と打たれ弱い性格をしている。Ⅲのコマンド入力に失敗したEDでは、邪剣を破壊しようとするも突如現れた自分の幻影に腕を捕まれ無理矢理邪剣を握らされそうになり悲鳴を上げ、最後には邪剣に手をつきながら自分にはこれを破壊することが出来ないのかと泣いている。
容姿
身長は179cmと女性キャラクターの中で最も高く、実は中身がジークフリートの時のナイトメアよりも背が高い。
衣装
シリーズ共通で、1Pコスチュームは体のラインが強調された紫色を基調とした(3のみ白基調)ボンデージファッションで、左腕には手甲をしている。
シリーズを重ねるごとに徐々に露出度が上がっていき、『4』では、胸元の布面積がかなり際どいことになっていた。日本版と北米版で1P衣装のバスト部分のデザインが異なっていて、北米版では普通に「大きく胸を開いた」ものであるのに対し、日本版では上のイラストを見れば分かるように下乳まで露出している。
5の新聞広告(1月26日付の日刊スポーツ)に彼女のヒップがアップでダジャレ込みで載っていた。
ちなみに海外の販促ポスターは彼女の5における2P衣装で、大きく開いた胸元がアップで載っていた。
2P衣装では露出度が下がり、ジャケット・チュニック・スラックスを身にまとい、貴族の持つ高貴さを彷彿とさせている。巷では宝塚風とも言われている。
また、『5』の2P衣装は胸元からヘソ辺りまで大きくV字に開き、所々にファーがあしらわれた金色のボディスーツを着用しているが、この衣装をデザインしたのは『BAYONETTA』のキャラクターデザインを担当した島崎麻里で「通常衣装の露出度が高いので、逆方向に露出した」という裏話が『5』設定資料集に掲載されている。
なお、こういった衣装は戦闘時におけるもので、自宅で過ごす時などはロングドレス姿でいるイラストが確認されている。
外部出演
PSPソフト『クイーンズゲイト スパイラルカオス』に出演(イラスト:2号)
Ⅳ名義での参戦だがCVはⅠ~Ⅲまでで演じていた冬馬由美。
ゲームブックも発売されている。
関連タグ
ソウルシリーズ ソウルキャリバー ソウルキャリバーⅣ イザベラ・バレンタイン