曖昧さ回避
- ナムコ(後のバンダイナムコエンターテインメント)から業務用ならびに家庭用で発売されているコンピュータゲームシリーズ。
- フロム・ソフトウェアから発売されたアクションRPG『デモンズソウル』、『ダークソウル』シリーズなどを一まとめにした通称。タイトルにソウルが入らない『ブラッドボーン』も入れる場合がある。→SOULS
ピクシブでのこのタグの使用は2. の意味でが多い。
概要
人の魂を喰らう「邪剣ソウルエッジ」と、それを破壊するために創られた「霊剣ソウルキャリバー」を巡り、個性豊かなキャラクター達が死闘を繰り広げる「3D武器格闘アクション」で、主に剣・槍・斧・ヌンチャクなどの多彩な武器を使用して戦う。
特徴的なのは「8WAY-RUN」という奥行きある移動システムとそれを軸とした攻防の独自性である。
『Ⅲ』以降、パーツの着せ替えでオリジナルキャラクターを作成できる『キャラクタークリエイション』が搭載されるようになり、こちらもシリーズの魅力として定着しつつある。
wiiではアクションゲーム『ソウルキャリバーレジェンズ』が発売されたが、
こちらは本家シリーズとの設定・物語上の不整合が大量にあり、パラレルなものと解釈してよい。
また近年になり『Ⅱ』のオンライン対応HDリメイク配信、ソーシャルゲームの『Unbreakable Soul』やPS3で基本無料のゲーム『Lost Swords』を発売。
2018年最新作「VI」が発表(プラットフォームはPS4、XboxOne、PC)。
同社ナムコの『鉄拳』シリーズや、SEGAの『バーチャファイター』に次ぐ人気シリーズであったが、現在はアーケード市場から撤退し、家庭用と携帯機で展開されている。
時系列ではソウルエッジ→ソウルキャリバー(およびⅥ)→Ⅱ→Ⅲ→Ⅳ→Ⅴとなっている。
物語
ここでは初出別に簡単な紹介を記す。
ソウルエッジ
十六世紀。二振り一対から成る伝説の剣『ソウルエッジ』の噂は、様々に形を変えて世界中を渡り、それを求める戦士達を呼び寄せる。そして……。
ソウルキャリバー
二振りのソウルエッジは片方が破壊されたが、もう片方はまだ生きていた。片割れを失い、極めて不安定な状態にあったその刃を握ったのはジークフリートであった。その瞬間、邪剣は暴走し、『イヴィルスパーム』と呼ばれる膨大な邪気を世界各地へと撒き散らす。そして三年後……。
ソウルキャリバーⅡ
シャンファと霊剣ソウルキャリバーに敗れたナイトメア。しかし、ソウルエッジは砕かれつつも完全に滅びてはいなかった。大きく力を削がれながらも、その破片のひとつひとつは滅びておらず、様々な形で世界中へと渡り広がっていく。
ソウルキャリバーⅢ
ラファエルを倒し、その魂を喰らおうとした間際、ジークフリートの意識と邪剣の内なる世界に閉じ込められていたソウルキャリバーが覚醒。ソウルキャリバーをソウルエッジに突き立て、互いに動きの取れぬ膠着状態「ソウルズ・エンブレース」となった双極の剣を手に、忌まわしき蒼騎士の鎧を脱ぎ捨てたジークフリートは贖罪を誓う。
ソウルキャリバーⅣ
ジークフリートとナイトメアの衝突により、双極の剣の力はこれまでになく高まった。その力は天変地異を起こし、同時に霊剣に眠る魂を蘇らせる……。
ソウルキャリバーV
Ⅳから17年の時間が経った世界が舞台でありキャラクターが一新されている。ソフィーティアの息子パトロクロス・アレクサンドルが中心となりストーリーは進んでいく。オンラインは高評価であるが……。
ソウルキャリバーⅥ
Ⅴの続編ではなくソウルキャリバーの物語を再構成するリブート作品としており、時系列が過去(ソウルキャリバー後からソウルキャリバーⅢ直前辺り)に戻っている。その為、前作では死亡や消息不明、戦いから身を引いたキャラクター達がプレイアブルキャラクターとして再登場しているが新規キャラやゲストキャラも参戦している。
ゲストとボーナスキャラクター
Ⅱの家庭用以降、本シリーズでは様々なゲストキャラクターが参戦するコラボレーションが行なわれるようになり、ゲストの選定はメイン市場である海外層へのアピールを優先した結果と思われるものが多い。
また、著名なクリエイターがデザインしたボーナスキャラクターも登場する。
ゲスト
ⅡPS2版のみ。『鉄拳』シリーズの代表的キャラクターとして参戦。武器格闘であるソウルキャリバーの世界において、武器らしい武器を一切用いず徒手空拳で闘う異色ゲスト。
ⅡGC版のみ。任天堂のアクションゲーム『ゼルダの伝説』シリーズの主人公。原作通り剣と盾で闘うが、弓矢・爆弾・ブーメランといったサブウェポンも再現されている。
ⅡXBOX版のみ。人気アメコミ『スポーン』の主人公。マントを変化させた片手斧で闘う。
Ⅳのみ。映画『スターウォーズ』シリーズより参戦。ベイダーはPS3版、ヨーダはXBOX360版でのみそれぞれ使用可能。ただしDLCを購入することでベイダーとヨーダを両方使用できるようになる。アプレンティスは初期状態で両機種ともに使用可能。
『BD』のみ。日本ではマイナーだが、本国アメリカでは絶大な人気を誇るアクションゲーム『ゴッドオブウォー』シリーズの主人公。
レジェンズのみ。ナムコのアクションRPG『テイルズオブシンフォニア』の主人公。二刀流で戦う。原作通り魔神剣、虎牙破斬といった必殺技も使用できる。ソウルキャリバーの世界観に合わせて頭身が高くなり、顔もリアルになっている。
『エクスフィア』※ の回収作業に従事しており、ソウルエッジ・ソウルキャリバーもエクスフィアに違いないと判断、回収するために参戦する。
※『テイルズオブシンフォニア』に登場した道具。身体能力を強化するが適切な処置を行った上で装着しないと人体に悪影響を及ぼす。続編である『ラタトスクの騎士』の時代においては政府によって回収命令が下っている。
Ⅴのみ。『アサシンクリード ブラザーフッド』からの参戦。
Ⅵのみ。『ウィッチャー』シリーズからの参戦。
Ⅵの有料DLCのみ。『NieR:Automata』シリーズからの参戦。
Ⅵの有料DLCのみ。『サムライスピリッツ』シリーズからの参戦。
ボーナス
Ⅱ家庭用のみ。3機種すべてに参戦。『スポーン』の作者であるトッド・マクファーレンによるデザインの新規追加キャラクター。技の動きは大部分が他キャラから使い回し、ツギハギしたもの。
Ⅳのみ登場のボーナスキャラクター。デザイナーは出渕裕。若きエルフ族の剣士。エイミのコンパチキャラクター。
Ⅳのみ登場のボーナスキャラクター。デザイナーは吉崎観音。数百年の後にこの地に降臨する親族(「ケロロ軍曹」のアンゴル=モア)に先立ち、世界を評価しようとする宇宙意志。ソン・ミナのコンパチキャラクター。
Ⅳのみ登場のボーナスキャラクター。デザイナーは奥浩哉。セルバンテスのコンパチキャラクター。
Ⅳのみ登場のボーナスキャラクター。アスタロスを始末するために作られた機械。デザイナーは大暮維人。アスタロスのコンパチキャラクター。
- 神斬蝕(かみきりむし)
Ⅳのみ登場のボーナスキャラクター。デザイナーは久行宏和。ナイトメアのコンパチキャラクター。
なお、Ⅳのみに登場したボーナスキャラクターはコスチュームの変更が可能なレギュラーと違い、コスチュームのカラーリング変更や武器のカスタマイズくらいしか出来ない。
エンディングも簡素な仕上がりで、ボイスもエディットキャラの物を流用している。
Broken Destinyのみに登場。
両手首に仕込んだ隠し刃と、巧みな話術で裏世界を渡る詐欺師。ナイトメアの脅威に晒されるヴォルフクローネで一稼ぎしようと、渦中であるオストラインスブルクに向かうのだが……。
関連タグ
レトロゲーム ナムコ バンダイナムコゲームス アーケードゲーム ドリームキャスト プレイステーション2 ゲームキューブ XBOX プレイステーション3 XBOX360 Wii PSP
namco×CAPCOM(プレイアブルキャラで御剣とタキが参戦し、敵としてシャレードとそれに加え、ソウルエッジ自体も『すべてを断ち切る剣』として登場。)
プロジェクトクロスゾーン2(凪津がソロユニットとして参戦)