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クレイトス

くれいとす

クレイトスとは、アクションゲーム『ゴッドオブウォー』シリーズの主人公である。
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概要

出身スパルタ
身長213cm
体重129kg
二つ名スパルタの亡霊
CV玄田哲章三宅健太(2018年版GOWより)

ゴッドオブウォーシリーズ』を通しての主人公。

かつて最強の力と危機からの脱出を望んで、戦いの神アレスに己の身を捧げて忠誠を誓ったが、アレスの策略によって自身の妻子を手にかけてしまった事をきっかけにアレスと決別し、復讐の道を選んだスパルタの戦士。そして物語が進み多くの真実が明らかになっていく事で、次第にその憎悪はアレスだけでなく、オリュンポス神族全てに対して向けられるようになる。


GoW

過去に犯した大罪の報いから、亡き家族の遺灰が体に纏わりついて真っ白な肌をしており、その姿からギリシャの人々は彼の事をスパルタの亡霊(Ghost of Sparta)」と呼んで恐れている。全身の赤い刺青は、幼少期の頃のある誓いの表れとして大人になってから体に入れたものであり、また右目の傷は、幼少期にとある神によって付けられたものである。いずれも詳細はPSP版の外伝作『降誕の刻印』にて語られている。


ちなみにハゲは生まれつき。


アレスとの誓約で授かった鎖付きの双剣「ブレイズオブカオス」や、同系列の武器をメインウェポンとして自在に操る。他にも大剣、弓、槍、ハンマーといった多種多様なサブウェポンを使いこなし、更には敵の武器を奪い取ったり、その場の地形(尖った柱など)を利用してトドメを刺す(CSアタック)など、非常に卓越した戦闘センスを持っている。その上に凄まじい怪力の持ち主でもあり、巨神タイタン族を相手に真正面から渡り合える程で、そのパワー(脳筋ぶり)には毎作驚かされる。


また、とてつもない性豪であり、道中で出会った美女達と性欲を持て余すミニゲームは、シリーズでもほぼ恒例のお楽しみイベントとなっている。


かつては名高いスパルタ軍の大将だったが、アレスとの誓約によって殺戮の狂戦士に仕立て上げられており、自らを阻む者には誰であろうと容赦しない恐ろしい性格になっている。

彼に遭遇する事は死を意味し、それは人間だろうが化け物だろうが神様だろうが例外は無い。目的外の相手などクレイトスにとっては塵芥にも等しく、時には平然と道具や捨て駒として利用し、死に至らしめる事も珍しくない(船長やポセイドン姫など)。道行く全てを物理的に踏み倒して突き進んでいく残虐性とそのブレない性格から、存在自体が死亡フラグであり、そんな彼を日本のファンは畏怖と尊敬の念を込めて「クレイトスさん」と呼ぶのが慣例である。


その反面とても家族思いであり、加えて同胞のスパルタ人や気高い魂を持つ者(但し、彼の邪魔をしない者に限る)には、厳しくも大切に思ったり最大限の敬意を払って接するといった意外な一面もある。そんな二面性もまた彼の大きな魅力の一つと言えるだろう。


ただしオリュンポスの神々、貴様等は駄目だ。





実は、オリュンポスの最高神であるゼウスと人間の女性のカリストの間に生まれた子供。第1作目で新たな戦神となる前から半神半人だったのである。彼の圧倒的な力はこの出生に由来するものなのだが、外伝作の『降誕の刻印』で再会した母・カリストに知らされるまでは本人は何も知らなかった。


そして神話は続く(2018年版GOW)

父と子

復讐を全て終え、最期はオリュンポスの剣で切腹して自らも死ぬつもりだったが、持ち前の驚異的な生命力(腹に大穴があいていたが…)で生き延びてしまい、そのまま北欧の地へ流れ着く事となる。そこで自分を受け入れてくれた現地の女性フェイと結ばれて、その間に生まれた息子のアトレウスとは別居しつつもあくまで人間として目立たないように静かに暮らしていた。


しかし、息子の成人を待たずしてフェイが亡くなり、亡き妻フェイにまつわるある事情からアース神族に狙われるようになってしまい、アトレウスを連れて再び修羅道へと突き進む事になる。


クレイトスの変化

My old father

外見上の変化としては、顔が豊かな口髭で覆われており、ブレイズオブカオスの鎖による焼け跡が残る両腕を過去への戒めもあって包帯で封印している。前作で切腹した際の傷跡も残っている。


しかし、外見以上に内面の変化が凄まじく、全ての復讐を果たした虚無感と新たな家族の存在によって、若い頃とは似ても似つかない程に性格の変化が見られる。

例としては、まず極力争いは回避しようとする。これだけでも異常事態である。

ましてや至近距離からのガン付けや、言葉での侮辱、加えてほっぺをペチペチと…。それでも「後悔するぞ」と警告し、もう一発頬に許してるところを見ても、彼の堪忍袋が別人レベルで強靭になっている事が分かる。

その姿は若者の多少の無礼くらいは大目に見てやると、どっしり構える力強い父親そのもの。

これ程までに家族の存在とは大きいのか…。


ただし、過去シリーズでは前妻との間にカリオペを授かっていた上であの性格だった事から、単に家族の存在が彼を変えた訳ではなく、自身の行いが愛する全てを狂わせたという過去に対する後悔の念が大きかった事が窺える。


基本的に無口な彼ではあるが、「大きな力を持つ者には大きな責任が伴う」「武器を心で操り頭で律しろ」「怒りで我を忘れるな」といった、自身の経験を多分に含んだ説教を度々アトレウスに言い聞かせるも、当のアトレウスは背伸びしたい反抗期のヤンチャッ子な上に、これまで別居していた事に加えてクレイトスの不器用さから口論になる事もしばしば。


伝えたい事を伝えられない不器用な父親に、認められない事に苛立ちを隠せない息子と、基本的に殺伐としていた過去作とはかけ離れた、濃密な親子のヒューマンドラマが見られる。


他者の好意は真摯に応え、力を振るう際はそれに伴う責任への葛藤も見え隠れする。その為か、基本的に他者の勝手な要望に安請け合いはせず、特に死者に必要以上に肩入れするのは(かなり乱暴に突き放す形で)避けようとする。しかし、雷神トールに理不尽に家族を殺された亡霊の話を聞いた際には、(見返りありきとはいえ)積極的に望みを叶えようとするなど、自身に似た境遇の者には同情を向ける事もある。

誰かを助ける際には必ず見返りを要求するのも、下手に安請け合いをする事で繰り返し助力を望まれ、他人(特に死者)に依存されたり付き纏われるのを避ける為である。


そういった心境の変化から他人との会話が増えており、そのせいか過去作とは違って物語内で様々なキャラと親しくなり、今までのシリーズ以上に各キャラの心情や背景を会話から窺い知れる。まぁ何かと間が空けば喋り続ける上に、非常に物知りで誰とでも喋れる生首がいるせいだが…

ちなみにアトレウスも父親とは違ってよく喋る。


プレイしてみるとフィールド上でもクレイトスとアトレウスの会話は意外な程に多く、口調は厳しいものの仕草は常に息子を気遣っており、愛情の深さがとても印象深い。

しかし、不思議な程に違和感を感じさせないのは、過去シリーズにおいての妻のリサンドラや娘のカリオペ、娘の影を重ねたパンドラに対する彼の慈しみの心を知っているからだろう。


…ただし、いざ戦うとなった場合、徹底的に容赦のない戦闘スタイルは相変わらずである。


家族構成

家族

  • カリオペ:クレイトスの娘。クレイトスが唯一心を許せる最愛の存在だったが、アレスの策略によってクレイトス自身の手で殺められてしまう。外伝作『落日の悲愴曲』でも登場し、その魂はペルセポネによって、冥府の楽園「エリュシオン」で暮らしており、そこでクレイトスと再会する。しかし、エリュシオンに入るには、自身が持つ全ての力を捨てて聖なる門をくぐる必要があり、クレイトスが彼女と再会しようとした場合は、ペルセポネを止める力を完全に失う事を意味していた。その為に、クレイトスは娘との再会を未来永劫捨てて、力を取り戻してペルセポネを止めるという苦渋の選択をせざるを得なくなってしまう。そして自ら彼女を置き去りにして、親娘は永遠に別れる事となった。『3』の冥界の走り書きでは、親と別れた事を寂しがる文章が見られる。名前の由来は、文芸の女神ムーサの1人であるカリオペーから。
  • リサンドラ:クレイトスの前妻で、カリオペの母親。娘と並んでクレイトスが唯一心を許せる最愛の存在だったが、アレスの策略によって娘のカリオペと共にクレイトス自身の手で殺められてしまう。その後、彼女の魂がエリュシオンに行ったのかは不明。日本未発売のアメコミで名前が判明した。
  • カリスト:クレイトスとデイモスの母親。クレイトスの幼少期に生き別れて以来クレイトスからは死んだと思われていたが、実はゼウスによって捕らえられていた。外伝作『降誕の刻印』でクレイトスと再会し、彼にデイモスの生存と父親の正体を伝えるが、そのせいでゼウスの呪いによって異形の怪物に変えられてしまい、止むを得ずクレイトス自身の手で葬られる事となった。『3』の冥界の走り書きでは、息子を心配する文章が見られる。名前の由来は、女神アルテミスに仕えるニンフであり、ゼウスに騙されて子供を産み熊に変えられたカリストー。
  • デイモス:クレイトスの実弟。クレイトスと同じくゼウスの子である為に半神半人であり、全身に生まれながらにして神の刻印があった。しかし、それが原因でオリュンポスに伝わる予言の「オリュンポスに破滅をもたらす刻印の者」だと判断され、ゼウスの命令でアテナとアレスによって幼少期に連れ去られてしまい、その時にクレイトスとは生き別れてしまった。その後は数十年に渡って死の神タナトスが管理する「死の領域」に監禁されてタナトスの拷問を受け続けた事で、兄が自分を見捨てたと思うようになっていき、復讐に燃えていた。幼少期の頃は気弱な性格の少年だったのだが、このような境遇のせいでクレイトスと再会した時点ではかなり荒んでいた。しかし、最終的には誤解を解いて和解し、クレイトスと共にタナトスと戦って倒したが、自身も致命傷を負ってしまい、最期はクレイトスの手の中で息絶えた。クレイトスの体の赤い入れ墨は、弟を助けられなかった事への後悔と、いずれ必ず弟を助けるという誓いの為にデイモスの体の刻印を真似て入れたものである。その後、予言の「刻印の者」の正体が実はデイモスではなく、クレイトスの事だったという事実をオリュンポスの神々は嫌という程に思い知る事になる。第一作目の時点でエキストラの資料で既に存在は示唆されていた。名前の由来は、恐怖の神デイモス。

新たな家族

  • アトレウス:クレイトスの息子。新シリーズ「ゴッドオブウォー」のもう一人の主人公。父から神の力を受け継いでおり、母親は巨人族である為に、実は半神半巨人なのだが、自身の系譜については当初は何も知らされていなかった。まだ精神的にも未熟な少年ではあるが、幼い頃から両親に教わって身に付けた様々なスキルでクレイトスと共に旅路を切り開き、時に衝突し時に増長しつつ、やがて父との絆を深めながら、心技体共に逞しく成長していく。詳細は該当記事を参照。
  • フェイ:クレイトスの後妻で、アトレウスの母親。劇中では既に故人であり、「9つの世界で最も高い山から遺灰を撒いて欲しい」という彼女の遺言を果たす旅に出るところから、新シリーズ「ゴッドオブウォー」の物語は始まる。生前は弱者を守る為に戦う勇敢な戦士であり、本作のクレイトスのメイン武器である戦斧リヴァイアサンと盾になる籠手はかつて彼女が使用していたもの。同時に賢明で心優しい性格の持ち主で、家族だけでなくフルドラ兄弟など多くの人々から慕われていた。実は巨人族の一員であり、その事は何故か家族であるクレイトスやアトレウスにも隠していた。巨人としての本名はラウフェイ

オリュンポス神族

  • ゼウス:クレイトスとデイモスの父親。オリュンポスの最高神であり神々の王と呼ばれる。傲慢かつ冷酷で、権力欲に凝り固まった最低最悪のクソ親父であり、クレイトスの身に振りかかったあらゆる不幸の元凶にして、クレイトスの全てを結果的に奪った最大の怨敵。ついでにゴッドオブウォーシリーズで起きた事件の大体の元凶はこいつである。1作目並びに『降誕の刻印』にて登場した謎の墓掘りの老人の正体でもあり、自身が恐れるクレイトスを直接誘導しつつ監視するのが目的だった模様。前述の予言の件からクレイトスの事をいずれ自分を滅ぼす存在だとして恐れており、その恐れはパンドラの箱の災いに取り込まれた事で、より肥大化し加速してしまった。その様子は兄のポセイドンからも内心では危惧を抱かれていた程である。最終的にはパンドラの箱の「希望」の力を得たクレイトスに文字通りサンドバッグにされ、そのまま息絶えた。彼の死によってオリュンポスと彼らの作り上げた世界は完全に終焉を迎える事になった。クレイトスを恐れる余りにやった行動の全てが最悪の形で裏目に出てしまい、結果的にクレイトスをオリュンポスへの復讐の道に走らせて、自分達が統治する世界の全てを破滅へと導いてしまった。まさに本シリーズ最大の戦犯である。
  • アテナ:腹違いの姉。知恵と戦いの女神で、アテネの守り神でもある。ゲーム中ではクレイトスの案内役として登場する事が多い。オリュンポスの神にしては珍しくとても人間味のある女性で、クレイトスを兄弟として認知していた数少ない神。クレイトスを結果的に騙して利用している事への罪悪感や、父・ゼウスのやり方への不満や不信を常に抱えており、その為に神々でも手に負えない程に荒れるクレイトスを度々庇ったり忠告したりしていたが、オリュンポスを守る為に第2作でクレイトスからゼウスを庇い死んでしまう。しかし、その事でより高次元の存在となり、最終作ではクレイトスの前に霊体として現れ、ゼウスを初めとしたオリュンポスが既にパンドラの箱の災いに取り込まれて暴走している事実を知った事で、一転してクレイトスに協力してオリュンポスの打倒を目指す立場になる。性格もかつての人間味は失われて、ゼウスにそっくりな高慢で冷酷な、ある意味神らしい人格に変わっている。最終的にはオリュンポスが統治する世界の終焉を見届けて、かつて自身がパンドラの箱の中の災いに対抗する最強の武器として封じた「希望」の力で世界を自分が統治するべく導こうとしたが、クレイトスがオリュンポスの剣で切腹する事で、自らの中の「希望」の力を世界に解き放った為に目論見は崩れた。
  • アレス:腹違いの兄。戦いの神であり、かつてクレイトスが仕えた主君。非常に荒々しく粗暴な性格で、妹のアテナを初めとした他の神々からも疎まれている。父・ゼウスを倒して自分がオリュンポスを支配するという野心を抱いており、その為にクレイトスを自身の手駒として最凶の戦士にするべく様々な策を巡らせる。蛮族をけしかけて彼が自身との誓約を望むように仕向けて、復讐の女神の力を借りて誓約でクレイトスを縛り、最終的にはクレイトス自身の手で自らの妻子を殺めさせて彼を完全なる狂戦士にしようとした。これがクレイトスの憎悪を買い、彼に長きに渡る復讐の道の第一歩を踏み出させてしまう。ゼウスに並ぶ本シリーズ最大の戦犯である。妹・アテナの守護都市アテネに侵攻して蹂躙するも、パンドラの箱を開けて力を得たクレイトスに追い詰められ、最期は皮肉にもかつて彼が望んだ通りの「最凶の戦士」として完成したクレイトスによって殺され、「最凶の戦士」たるクレイトスのオリュンポス最初の犠牲者となった。その後、死体はオリュンポス山の一角で氷の下に安置されているが(1作目では死体は爆散したのだが、どうやら何らかの手段で復元した模様)、新たな戦神の座にクレイトスがついた事もあって、既に人々からの信仰は失われており、各地の神殿や像も打ち捨てられて荒れ放題になっている。外伝作『降誕の刻印』でも登場し、ゼウスの命令でアテナと共にクレイトスの弟のデイモスを連れ去った。この際に、弟を取り戻そうとした幼少期のクレイトスの右目に傷を負わせた。どうやらこの時点からクレイトスとの因縁は始まっていたようである。
  • アフロディーテ:義理の姉。ゼウスの養女であり、美の女神である。1作目ではクレイトスに魔法「メデューサの凝視」を授けた(というより厳密には嗾けた)。義理の兄にあたるヘファエストスの妻なのだが、本人は醜い夫には何の関心も抱いてはいない。最終作では助言役の他に、なんと恒例のミニゲーム要員としても登場した。自分達が統治する世界が滅びようとしている最中に、よりにもよって滅ぼそうとしている張本人とベッドを楽しむという、ある意味凄まじい女神様である。また、クレイトスと直接遭遇した神の中で、唯一クレイトスの処刑を免れた神でもある。
  • アルテミス:腹違いの姉。狩猟の女神であり、1作目ではパンドラの神殿に挑むクレイトスに「アルテミスの剣」を授けた。それ以降は全く音沙汰がなく、とても影の薄い女神である。
  • ヘファエストス:腹違いの兄。アレスの実兄であり、アフロディーテの夫でもある。妻のアフロディーテの事は愛しているのだが、彼女の方からは全く顧みられていない。鍛冶職人の神であり、クレイトスが使っていたブレイズオブカオスは彼が作ったもので、かつてのタイタン族との大戦・ティタノマキアで生じた災いを封じる為に、パンドラの箱やその鍵となるパンドラを生み出した物語のキーパーソンである。パンドラの事は実の娘として愛しており、クレイトスを恐れてパンドラの箱を封印しようとするゼウスからパンドラを守ろうとしたが、父・ゼウスの凄まじい拷問と暴行にさらされて結局はパンドラを奪われてしまい、自身も神の魂と座を奪われてタイタン族さながらの姿にされた上で冥界に追放され、冥界の鍛冶場で作業をさせられていた。ゼウスによってラビリンスに幽閉されてしまったパンドラを取り戻す為にクレイトスに助力を求めるが、クレイトスがパンドラの箱を開ける気だと知った事でパンドラを守る為に(パンドラの箱の鍵として使うとパンドラは消滅してしまう為)、クレイトスを騙して攻撃するも逆にクレイトスの反撃で殺害された。結果的にはクレイトスを騙して裏切ったものの、彼の行動は一貫して娘として思うパンドラの為であり、それを同じく親として理解していたクレイトスからは珍しく特に恨まれておらず、むしろ自分を裏切った事については「親として当然の行いをしただけ」として肯定的にすら見ていた。彼のそうした親としての姿は、その後のクレイトスの選択や行動にも大きな影響を与える事になっていく。
  • ヘルメス:腹違いの兄。神々の伝令役を始め、様々な旅や医療を司る神。ブーツを駆使した高速移動や急な崖を走り落ちる程の並外れた身体能力を持っている。外伝作『降誕の刻印』と2作目の間の物語を描いた携帯ゲームアプリ『God of War: Betrayal』(国内未配信)で、息子のケリュクスがクレイトスに殺害されており、その一件で彼を恨んでいる。非常に挑発的な言動でクレイトスの妻子殺しやスパルタの矜恃をチクチクと突いては嘲笑い、自慢の機動力で翻弄しようとしたが、最終的にはクレイトスに捕まってしまい、太腿をぶった切られて御臨終。ブーツは奪われ、遺体はアブ・ハエとなって太陽を失ったオリュンポスに疫病をばら撒いた。
  • ハデスポセイドン:クレイトスの伯父達。ゼウスの兄達であり、それぞれ冥界の神と海を司る神。彼ら自身は特にクレイトスに恨まれるような事はしておらず、むしろ自分が統治する都市「アトランティス」を壊滅させられたり、結果的に妻を殺されたり(一方的な愛だったようだが)と、彼らの方こそクレイトスに対して恨みを募らせていたのだが、邪魔者には容赦しないクレイトスにもれなく殺されてしまった。ある意味オリュンポス最大の被害者である。
  • ヘリオス:従叔父。クロノスの弟である光明の巨人ヒュペリオンの子で、ゼウスの従弟にあたる太陽神。敵対したオリュンポスの主神の中では唯一クレイトスに対する具体的な怨恨がなく、むしろ「落日の悲愴曲」においてアトラスとペルセポネによって冥界に幽閉された際、そこから救い上げてくれた恩人だったが、それよりもクロノスへの反乱戦争で直接の兄弟ではなかった自身を仲間として迎え入れてくれた過去があるゼウスへの義理を優先し、クレイトスやガイアについた父と戦う道を選んだ。最終決戦では火の戦車を駆って戦うも、ペルススとの戦闘中にクレイトスが放ったバリスタによって動きを止められ、ペルススに捕まって火の戦車ごと握り潰された挙句、そのまま放り投げられて重傷を負う。動けなくなっていたところに現れたクレイトスに、かつて助けられたことを持ち出して命乞いをするも、「恩を返したければオリュンポスの聖火の場所を教えろ」との要求に対して嘘を教えたため、首を捥ぎ取られて殺害された。その死で太陽の光が届かなくなった世界は、昼間でも仄暗い闇に閉ざされることとなった。なお、クレイトスにしてみれば復讐のために彼の首が必要だったことから、要求通りに聖火の場所を正直に話していたとしても命乞いを聞く気はなかった模様。その後、なんと「ラグナロク」のDLC「ヴァルハラ」において首だけの状態ながら再登場した。

オリュンポスに仕える戦士

  • ペルセウス:異母兄弟で、クレイトスと同じくゼウスと人間の女性の間に生まれた子供。妻であるアンドロメダをハデスから取り戻す為に、運命の女神の下に向かおうとしていた神に仕える戦士である。女神の下へ向かう試練のあまりの過酷さから自身の願いを諦めて、逃げている最中にクレイトスと鉢合わせたのだが、何を勘違いしたのか、クレイトスを打ち倒せば女神に会える「試練」だと勝手に解釈して、神々から授かった道具を使って戦いを挑む。しかし兜は捨てられ、剣は圧し折られ、鏡の盾はギミックに使う為に没収されて、本人は巨大アンカーのアクセサリーにされた。元はギリシャ神話を代表する大英雄の一人なのだが、ゴッドオブウォーの世界ではクレイトスが有名すぎる上に、元の神話での彼の功績自体がいくつかクレイトスに取られているのもあって、知名度は低いらしい。ちなみにその知名度の低さ故か、クレイトスは彼が兄弟である事を知らなかった(というか彼が誰なのかも分かっていなかった)ようだが、彼の方が自分とクレイトスの関係を知っていたのかは不明。
  • ヘラクレス:異母兄弟で、クレイトスと同じくゼウスと人間の女性の間に生まれた子供。神々に仕え多くの蛮勇を誇ってきた怪力の戦士で、元のギリシャ神話では最大の大英雄だが、上記のペルセウス同様にゴッドオブウォーの世界ではクレイトスが有名すぎる上に、やはり元の神話での彼の功績自体がいくつかクレイトスに取られている為に、完全にその陰に隠れてしまっている(それでもペルセウスよりは知られているようだが)。その為に、クレイトスに対して激しく嫉妬しており、神となったクレイトスを倒して自身が新たな戦いの神になろうと、毒親で有名なヘラに命令されてクレイトスを狩りに来る。しかし、最終的には自慢のガントレットをクレイトスに奪われて、顔面陥没崩壊の憂き目に遭う。ペルセウスとは違って互いに兄弟である事は知っており、自身と同じ境遇を持つ相手である為か、クレイトスの方は珍しく最初は戦いを避けようとしていた。

タイタン族

  • クロノス:クレイトスの祖父。かつてタイタン族と世界を支配した王であり、ゼウス、ポセイドン、ハデスの父親。しかし、ゼウスが率いるオリュンポスとの戦いに敗れて、タイタン族はタルタロスの深淵に追放され、その地位はゼウスに奪われる。1作目の時点では、ゼウスによってパンドラの神殿を背中に括り付けられて、舞い散る砂塵が自身の全身の肉を全て削ぎ落とすまで、死の砂漠を彷徨い続ける事を強いられていた。しかし、クレイトスによってパンドラの箱を開けられた事で、クレイトスへの恐怖に駆られたゼウスに今度はタルタロスに叩き落されてしまう。タルタロスで前以上の責め苦を負わされた事で、パンドラの箱を持ち出したクレイトスを逆恨みして、「オンパロスの石」を求めてやってきたクレイトスに襲い掛かるが、逆に追い込まれて、最期はオリュンポスの剣で額を貫かれて死亡した。クレイトスに対しては妻子の件で嫌味を言ったりしていたが、こいつに関してはただのブーメランでしかない。というかゼウスは自分が滅ぼした父親と、全く同じ過ちを犯して全く同じ道を辿った事になる。父親殺しの因果は今後アトレウスにどんな試練を与えるのだろうか。
  • ガイア:クレイトスの曾祖母。自然の命、大地を司るタイタン。ほぼ全てのシリーズでナレーションも務めていた。かつてゼウスの母・レアの願いでクロノスからゼウスを庇い、彼を育てたのだが、それは結果的に自分達タイタン族の破滅を招く事となった。ゼウスを自らの手で育てたという過ちを正す為に、2作目では遂にクレイトスの前に姿を現して彼を冥界から救い出し、ゼウスへの復讐の使命を与える。3作目ではクレイトスが運命の女神の力を利用して呼び出した、他のタイタン族達と共にオリュンポスに侵攻する。ゼウスの力で冥界に落とされかけた際には、これはタイタンの戦いであるとしてクレイトスを切り捨てるが、逆に冥界から帰還した彼によって、ゼウス達にやられて弱っていたところを用済みとして切り捨てられる。それでもしぶとく生き延びており、終盤に世界の崩壊を食い止める為にクレイトスとゼウスを纏めて始末しようとするが、逆に2人の戦いに巻き込まれて体内からボコボコにされて、最期は心臓をオリュンポスの剣で貫かれて苦悶の声を挙げながら肉体は崩壊して沈黙した。しかし、ガイアは大地そのものを司るタイタンなので、あくまで肉体が崩壊しただけで彼女自身は死んではいないらしい(実際に、その後のシーンで崩壊した彼女の心臓が、まだ脈打っているのが確認できる)。

その他

  • パンドラ:一応はクレイトスの姪と言えるかもしれない存在。ヘファエストスが人間の女性を模してオリュンポスの聖火と自身の血肉から作った「子供」で、姿形は人間の少女だが人間でも神でもなく、生きても死んでもいない。パンドラの箱を開ける為の「鍵」でもある。その為に、ゼウスを初めとしたオリュンポスからはあくまで「物」として扱われていたが、ヘファエストスは実の娘として愛しており、彼女の方も彼を父親として慕っていた。しかし、クレイトスを恐れるゼウスによってヘファエストスから引き離されて、軟禁されてしまう。クレイトスも彼女の事は、当初はあくまでパンドラの箱を開ける為の鍵として助けようとしたが、彼女と接する内にどこかカリオペとも重なるその面影もあって情を抱くようになり、遂には彼女が鍵としての役割を全うするのを止めようとするが、最期は彼女自身が望んだ為にクレイトスが手を離した事でパンドラの箱を開ける役割を全うして消滅した。その後はゼウスとの戦いの中で窮地に陥ったクレイトスの意識の中に現れて、「希望があるから戦える」と説いて、長らくクレイトス自身が無自覚に封じてきた彼の中に眠るパンドラの箱の「希望」の力の下まで彼を導いた。この「希望」の力の覚醒によってクレイトスは最終的にゼウスを打ち倒す事に成功した。彼女との交流やその言葉は、その後のクレイトスの選択や行動にも大きな影響を及ぼしている。
  • ペルセポネ:腹違いの姉。冥界の女神にして、ハデスの妻。外伝作『落日の悲愴曲』の黒幕にしてラスボスで、伯父のハデスと望まぬ婚約をさせられた事から、父・ゼウスを初めとしたオリンポスの神々を恨んでおり、タイタン族のアトラスを諭して太陽神ヘリオスの力を奪い、世界を支えている柱を破壊させて、世界・冥界全てを巻き込んだ無理心中を企む。さらにカリオペの魂を握っており、オリュンポスによって派遣されたクレイトスに彼女を追わせてエリュシオンへ封じ込める事で、自らを邪魔させないように企んでいた。普段はドレスを着ているが、戦闘時には黒い羽と甲冑を身に着けて戦う。最終的には、神々の意向でクレイトスは彼女を殺めて世界を救ったが、この一件が原因でハデスとの確執が出来た。ぶっちゃけもう少し動き出すのが遅かったらクレイトスの味方になった可能性が高かった人。タイタン族とは違って世界の統治ではなく、あくまで復讐だけを望んでおり、またアトラスを利用していた事からも分かる通り、自分の手で直接復讐を成し遂げるという執着も薄かったので、タイタン族よりよっぽどクレイトスとの相性は良かった筈である。
  • オルコス:クレイトスの甥。外伝作『Ascension』でクレイトスを導くキーパーソンで、アレスと復讐の女神アレークトーの間に生まれた子供にして、誓約の番人。体には神々との様々な制約を具現化させた琥珀のような石が埋め込まれている。妻子を殺された事で、アレスとの誓約を拒んだ為に復讐の女神に狙われたクレイトスを助けようとする。元は父・アレスから最高の戦士として期待されて生まれたが、素質が無かった為にアレスによって殺されそうになったところを母・アレークトーに助けられて誓約の番人となった。母への恩義から仕事を全うしていたが、デルファイの巫女の託宣で三女神とアレスのオリュンポス転覆計画を知り、オリュンポスに逃れようとするが失敗してしまう。その後はクレイトスに科せられた理不尽すぎる誓約に疑問を抱いた事をきっかけに密かに行動を再開する。一度は捕らわれるも、最終的には復讐の女神達をクレイトスと共に撃ち滅ぼしたが、捕らえられた間にアレークトーに再びアレスとの誓約の番人にされてしまう。互いを解放する為に自ら戦士としての死を望み、自身の短剣でクレイトスに自分を殺めさせる事で、遂にクレイトスを完全にアレスとの誓約から解放して、自身も番人としての役割から解放されて息を引き取った。遺体はクレイトスによって自身の家ごと火葬する形で弔われた。一応はオリュンポスの関係者なのだが、クレイトスを騙したり利用したりする事もなく、最後まで純粋にクレイトスを助ける為に動いて、最終的にはクレイトスと互いに友情を築いたとても珍しい人。というかあのアレスの息子で、ゼウスの孫だというのが信じ難いくらいの良識人である。クレイトスはこの時点では自身の出生についてはまだ何も知らなかったが、彼の方がクレイトスと自分の関係性を知っていたのかは不明。
  • ケリュクス:クレイトスの甥。ヘルメスの息子で、父親同様にオリュンポスの伝令役を務めている。携帯ゲームアプリの外伝作『God of War: Betrayal』の事実上のラスボスにあたる(本作も正史に含まれている)。戦いの神となったものの、神々の意向を無視して侵攻を続けるクレイトスに差し向けられたヘラのペットであるアルゴスを殺害して、クレイトスを陥れた謎の暗殺者を追跡するクレイトスのもとに、これ以上詮索をさせないようゼウスからの伝言役として送り込まれる。しかし、クレイトスがゼウスの要求を拒否した為に彼と戦う事になる。最終的にはクレイトスに敗北して逆にゼウスへの返答の証として殺された。この一件で遂にゼウスはクレイトスの抹殺を決定して動き出し、さらにヘルメスとの確執も生まれた。

余談

名前の由来とモデル

名前の由来は、ギリシャ神話における力を司る神クラトス(Kratos)の英語読みから。アレクサンドロス大王の家臣クレイトス(Kleitos)とは無関係である


彼のキャラクター像としては「ゼウスを父に持つ半神半人」「神の策略で狂気に蝕まれ妻子を殺害し、その贖罪として数多くの偉業を成し遂げ、最後には神となった」といった共通点などからも分かる通り、主にヘラクレスがモチーフとなっている。実際にヘラクレスはスパルタ人の父祖ともされており、父・ゼウス譲りの性豪も共通しているなど、原典のヘラクレスとの共通点は多い。

しかし各作品のストーリーなどからも分かる通り、他にも様々な神や英雄達もモデルとなっており、ギリシャ神話の英雄の一種の集合体のようなキャラクターになっている。

元の神話ではヘラクレスを含む他の神や英雄が乗り越えた試練や功績を、本作ではゲーム中でクレイトスが行っている。そのせいでこれらの英雄は逆に本作の世界線ではマイナーになってしまっている。



認知度と他作品での活躍

日本での知名度は余り高くないものの、海外では非常に高い知名度と人気を誇るゲームキャラクターであり、特にアメリカでは『日本でマリオと言えば、アメリカではクレイトス』と言われる程である。ギネスが主催する『ゲーム史上最も有名なゲームキャラクターランキング』では、第9位にランクインしている。


ソウルキャリバー・ブロークンデスティニー』や『モータルコンバット9』にゲスト参戦している事からもその人気が窺えるだろう。一体何を血迷ったのかみんなのGOLF5』にもゲスト出演しており、しかも自前のゴルフクラブまで持参する。当然ながらあのデザインである。


デザイン

禿頭で顔半面に入れ墨、両手に剣を持ちその剣をワイヤーで伸ばして使用する、という特徴はそのままツイ・ハーク監督の香港映画「ブレード/刀」(1995)の悪役ルンと共通しており、キャラクターデザインの際に参考にしたのではないかと思われる。


関連動画












以下 ゴッドオブウォー ラグナロクのネタバレ注意!!









ウルズの泉で運命の三姉妹によって明かされた宿命、ヘイムダルがアトレウスを殺害しようとしている事を知りヘイムダル殺害を決意するクレイトス


新たな武器、ドラウプニルを手に相手の心を見通すヘイムダルを圧倒、見事打ち倒すも殺さずに立ち去ろうとするがなおもアトレウス殺害を仄めかすヘイムダルの右腕を"最後の警告"として吹き飛ばす。


そして激昂したヘイムダルと再戦、ミーミルの制止を聞かずに殺害しギャラルホルンを奪う。


ヘルハイムではアトレウスと共にガルムを討伐しアトレウスにこれまでの事を陳謝する。


その後、テュールに化けていたオーディンによってブロックが殺害され戦いを決意


シンモラの氷の心臓を持つ炎の巨人スルトにブレイズオブカオスを突き立て、終末の巨人ラグナロクを生み出す。そして軍勢を率いてギャラルホルンを吹きついにラグナロクを敢行する。



雷神トールを激戦の末に打ち負かすもオーディンがトールを殺害。アトレウス、フレイヤと共にオーディンに挑んで撃破、オーディンの魂はアトレウスによって一度はマーブルに封印されるもシンドリによって粉砕された。


全てが終わり、アトレウスと共に亡き妻フェイが遺した壁画を開くとそこにはそれまで起きた全ての出来事が描かれいた。そしてロキとしての使命を果たすべく一人旅立つアトレウスを見送った後、別の壁画を開けるとそこには思いもしなかった自身の未来の姿、"希望の神"としてのクレイトスが描かれており一人涙するのであった。















関連タグ

ゲーム ゴッドオブウォー

ギリシャ神話  スパルタ バーサーカー

ブレイズオブカオス ブレイズオブアテナ ブレイズオブエグザイル

スコーピオンキング:アレスに加護を求めた経緯と、その後に起こった呪いのような境遇が少し似ているかもしれない。

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