概要
「性欲を持て余す」とは、コナミから発売されたゲーム「METAL GEAR SOLID」の主人公であるソリッド・スネークの台詞である。(プレイ動画の0:28頃にその発言を確認することが可能。)
この台詞がきっかけで音声や映像のMAD作品が有志の手によって作られることとなったが、その嚆矢となったMADである「MAD GEAR SOLID」では「性欲をもてあます」の表記が使われたためこちらの表記の方が知られることとなった。(「MAD GEAR SOLID」の詳細については記事「性欲をもてあます」を参照。)
なお、pixiv上では「性欲をもてあます」というタグも存在しているが、どちらも同様にメタルギアシリーズを中心としたお色気イラストに使われる傾向があるため、いわゆる表記揺れの関係にある。
どのような経緯でこのセリフを言ったのか
噛み砕いて説明すると、
- スネークがスナイパー・ウルフに捕まってしまい、リボルバー・オセロットの拷問を受けてボロボロになった上、独房に放り込まれる
- そこに味方から通信がかかる
- ナオミの提案で鎮痛剤の使用を勧められる
- スネークはこれを拒否する
- この鎮痛剤はデキセドリンという覚醒剤の一種であり、いくつかある副作用の一つとして性欲が増大することが挙げられる。スネークは「眠くはない、デキセドリンは投与しなくていい。性欲を持て余す」という短い言葉で使わない理由を説明した。
という話。
つまり「独房で興奮するわけにはいかないから投与は不要」というような意味合いであり、スネークが興奮していたという訳ではない。
余談
こんなスネークだが、上述のMADに公式も乗っかったのか以降の作品では雷電が目の前でグラビア雑誌を仕掛けると「何を考えている!」と怒鳴りながらも雑誌をチラ見したり、親父の方は自分のムスコ(スネーク?)を見て「今日も元気だな!」とか言ってたり、老化したスネークは「PLAYBOYを読んで気力回復」する等、結構お盛んである描写が散見されるようになった。
関連イラスト
タグとしては、スネークの性的な作品に付けられたり、スネークの枕詞的に使われたり、スネーク以外の人物が性欲を持て余しそうな作品に付けられたりする。