概要
アクションゲーム『ゴッドオブウォー』シリーズにて、主人公クレイトスが使用する双剣。
神々の加護により戦神アレスへの復讐を果たしたクレイトスだが、約束した妻子殺しの記憶からの解放は叶えて貰えず、絶望して自殺を図った。しかし、アレスの死で戦神の座が空席となってしまった為に、オリュンポスの神々はクレイトスが死ぬ事を許さなかった。また、アレスから自身の守護都市であるアテネを守ってもらったアテナは彼女なりにクレイトスへの恩義を果たそうとし、彼の自殺を阻止してこれまでの彼の功績を称えて、彼にアレスの後釜となる事を促した（クレイトスを恐れるゼウスから彼を守る意図もあったようである）。その際に、アレスに奪われて失われたブレイズオブカオスに代わる新たな武器として、祝い品も兼ねてこの双剣をクレイトスに授けた。
それまでクレイトスが使用していた双剣ブレイズオブカオスの鎖と非常に相性が良く、以降クレイトスの主要武器となった。クレイトスが戦神であった時は刃も鎖も白金に輝いていたが、ゼウスの策略でオリュンポスの剣に力を注ぎ込んでしまってからは、初期のブレイズオブカオスと同じ灰色に染まってしまう。しかし、ガイア達タイタン族の加護で強化されてからは、鎖は赤く染まっていき、刃も禍々しい金色に染まって、刃の装飾の色も水色から赤色に変わっていった。
オリュンポスとの最終決戦の時、ゼウスによって冥界に堕とされた際に、三途の川ステュクスの瘴気で朽ちてしまうも、霊体となったアテナによってブレイズオブエグザイルへと強化された。
ナンバリング作品である三部作全てに登場している唯一のメインウェポンである。外伝作『降誕の刻印』でも登場しているが、外伝作も含めてならば今のところブレイズオブカオスと登場頻度は並んでいる（新ゴッドオブウォーの続編で、引き続きカオスが登場すればカオスの方が上になる）。
