概要
『ゴッドオブウォー』シリーズ第1作に登場する、作中唯一のサブウエポン。名前通り月と狩猟の女神アルテミスの所有する片刃の大剣で、ティタノマキアでは多くのタイタン族を斬り捨て彼女に勝利をもたらしたという名剣でもある。
クレイトスがアレスを討伐するためパンドラの箱を手に入れようとクロノスの背負う神殿に辿り着いた際、ブレイズオブカオスだけでは神殿を守る魔獣たちに太刀打ちできないと考えたアルテミスによって授けられた。
一撃の威力はブレイズオブカオスより高いが、如何せんリーチが短い上に攻撃時の隙が大きい。はっきり言って使い勝手は悪く、「強化ポイントを注ぎ込んでしまうと後悔する地雷武器」「入手後、この剣だけで最後まで戦い抜くのはちょっとした縛りプレイ」といったところが多くのプレイヤー間での定評であろう。
続編となるGOW2では新たに「オリュンポスの剣」が登場し、「巨人族を屠った」という設定上の栄誉すら奪われてしまう。余談だが同作で登場した「運命の槍」も「紫色で微妙な性能の武器」という共通点を持つ。更に続編のGOW3でも「ハデスの鉤爪」という紫色の武器が登場。こちらは他の武器が強力過ぎたためか、なんとも影が薄い。結果、「GOWシリーズでは紫の武器は弱い」というジンクスが出来上がってしまっている。
『アセンション』でも、マルチプレイのDLCとして使用できる。