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アガメムノン

あがめむのん

【1】ギリシャ神話の登場人物。【2】ニンジャスレイヤーに登場するキャラクター。第三部における悪の首魁である。
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曖昧さ回避

  1. ギリシャ神話の登場人物。ミケーネミュケーナイ)王にしてトロイア戦争におけるギリシャ軍の総大将。アガメムノーンとも表記する。
  2. サイバーパンク小説ニンジャスレイヤー』の登場人物(本記事で解説)。
  3. TVアニメーション作品『機動戦士ガンダムSEED』に登場する地球連合軍の宇宙戦艦。→アガメムノン級宇宙母艦


ギリシャ神話のアガメムノン

ギリシャ神話の英雄の一人であり、その偉業以上に傲慢で非情、所有欲の強い男であった。
クリュタイムネストラの略奪
父アトレウスの死後にミケーネ王となり、全ギリシアをまとめあげた。
従弟であり異父弟であるタンタロスの相思相愛の妻、スパルタ王の娘クリュタイムネストラに横恋慕し、タンタロスを敵中に置き去りにして戦死させ、生まれたばかりのタンタロスの遺児を遺恨を恐れて殺し、クリュタイムネストラーを略奪した。
当時クリュタイムネストラの実家のスパルタは跡取りの兄弟たちが死亡したため、大国であるミケーネの保護を必要としてたためにクリュタイムネストラはアガメムノンとの結婚を受け入れ、長女のイーピゲネイア、次女のエレクトラ、長男のオレステスにめぐまれた。
またクリュタイムネストラの異父の双子の妹、絶世の美女ヘレネーの婿をスパルタの王とすることになり、ヘレネーはアガメムノンの弟のミケーネ王子、メネラオスと結婚し、ヘルミオネが生まれる。
トロイア戦争と復讐譚の始まり
婿入りという形でスパルタ王となった弟メネラオスの妻ヘレネーが、小アジアに位置するトロイアの王子パリスに連れ去られたことへの怒り、及び掟を破り他者の妻を奪ったパリスへの報復のため、全ギリシアから志願者を募ってトロイアに戦争を仕掛けることになる。
ギリシア軍の総大将となったアガメムノンは出征前に狩りに興じた際に自分の腕を狩猟の女神アルテミスにも勝ると驕った発言をしたために女神の怒りを買い、出征時に逆風が吹いたため船出ができなくなる。
娘イーピゲネイアを女神アルテミスに生贄として捧げれば解決するとの予言をうけ、苦悩の果てに非情な決断をする。
イーピゲネイアを溺愛する妻のクリュタイムネストラが納得しないと考えたアガメムノンは英雄アキレスとの婚礼を理由に娘を呼びつけ、婚礼衣装を身にまとった娘に事情を話して生贄として捧げた。
父親に騙されたイーピゲネイアだがミケーネの王女として国のために生贄となることを承諾し、その気高さに振る舞いに、彼女を呼び寄せる口実に利用された若き英雄アキレウスはアガメムノンに対する怒りを一層深めた。
一説には長女のイーピゲネイアはアガメムノンに殺されたクリュタイムネストラの最初の夫タンタロスとの子とするものがあり、イーピゲネイアを人一倍可愛がっていたクリュタイムネストラの憎悪は凄まじく、それが後々アガメムノンの子供たちを巻き込んだ血で血を洗う凄惨な争いの原因となった。
因果応報
十年にもわたるトロイア戦争に勝利し、アガメムノンはトロイア王女カサンドラを己の愛妾として帰還する。
太陽神アポロンの元恋人で彼に予言の力とその予言を信じてもらえないという呪いを与えられたカサンドラから「自分を連れ帰れば不名誉な死を遂げることになる」と警告された通り、イーピゲネイアの死を遺恨に思う妻クリュタイムネストラとその情夫アイギストスにカサンドラ共々暗殺される。

この後、クリュタイムネストラは復讐を恐れて長男のオレステスを殺害しようとするが、次女のエーレクトラーに阻まれ殺害はなし得なかった。
エレクトラの孫の復讐を恐れたクリュタイムネストラは農奴を夫としてあてがうが、王女を尊敬する農奴により結婚は完成されず、ポーキス王ストロピオスの元に逃げおうせたオレステスが自らの死を偽って報告したことに安堵した。
クリュタイムネストラはアイギストスと再婚し、彼との間に娘エリゴネと息子アレテスを儲けるも、後にエレクトラの手引きによって城内に進入したオレステスにアイギストス、アレテスもろとも殺害される(エリゴネは女神アルテミスに助けられアッティカの地で巫女になった)。

オレステスは母親殺しを果たしてしまいエリーニュスの呪いを受け狂人となってしまうが、アポロンの助けを借りた姉のエレクトラによって正気を取り戻す。
オレステスは自分の犯した殺人の正否を問うため、アレオパゴスの丘で神々の裁判を受ける。
神々の意見は二つに割れたが、アポロンとアテナがオレステスを弁護したため無罪となり、アガメムノンのタンタロス殺しから始まる憎しみと復讐の連鎖はついに断ち切られた。
オレステスはその後、トロイア戦争の原因となった叔母のヘレネーを殺し、彼女の娘でありクリュタイムネストラに保護されていたヘルミオネと結婚する。

ニンジャスレイヤーのアガメムノン

ラオモト・カンの遺児であるラオモト・チバの執事であり、ソウカイヤの後継組織アマクダリ・セクトの実質的な首魁である。

容姿端麗・冷静沈着・知略縦横の完璧超人であり、およそ人を超越したかのような存在感の持ち主である。アマクダリを組織する以前はネオサイタマ知事であるサキハシ・ヒロの秘書を務めていたが、それ以前の経歴は不明。
自身にリーダーシップがないことを自覚しており、傀儡とは言えアマクダリのリーダーにカリスマに富むラオモト・チバを据えるなど、相当にしたたかな人物である。

彼の目的や出自は謎に包まれており、その最終目標はいまだに判明していない。アマクダリ・セクトを通じた暗黒管理社会の実現すら、彼にしてみれば目標のワンステップに過ぎないのである。

性格は冷静を通り越して冷酷であり、他者を自分にとって都合の良い道具としか認識していない傲慢なニンジャである。およそ人間性を感じさせる描写がまるで無く、アマクダリ・セクトというシステムを体現したかのような無機質で均質化されたアトモスフィアの持ち主。

手を台形に組んで口元を隠すクセがあり、その様から「台形=サン」とヘッズにあだ名を付けられている。

ジツ・カラテ

アガメムノンは雷を操る強大なニンジャであるゼウス・ニンジャのソウルを宿したニンジャである。その強さはニンジャスレイヤーに宿るナラク・ニンジャですら「荷が勝つ」と賞するほどであり、実際計り知れない。
カラテのワザマエも凄まじく、生中なニンジャでは太刀打ちすら出来ない。

デン・ジツ
電流を自在に操るジツであり、まともに食らえばニンジャも一発で消し炭にしてしまう威力である。雷をスリケンの形にしたデン・スリケンという武器にしたり、周りのエネルギーを操って吸収するなど、シンプル故に応用の幅が広い凶悪なジツである。
また、人間の神経を流れるパルスを読み取ることで相手の心理状態を見抜くことすら出来る。

関連タグ

ニンジャスレイヤー アマクダリ

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