シバタ・ソウジロウ
しばたそうじろう
◆忍◆ ニンジャ名鑑#108 【アガメムノン】 ◆殺◆
知事の私設秘書シバタの裏の顔は、ゼウス・ニンジャを憑依させた悪のニンジャ、アガメムノンである。
人間を虫ケラとしか見ていない彼は指先から稲妻を放つ他、デン・スリケン、デン・ヤリ、エネルギードレイン等のユニーク・ジツを操る。
◆殺◆ ニンジャ名鑑N108 【アガメムノン】◆伐◆
褐色の肌に白金色の長髪。シバタ・ソウジロウの名で日本政財界に溶け込んでいるが、その正体は強大無比なるゼウス・ニンジャのソウル憑依者であり、電気の力を自在に操る。彼はメガトリイ社と深い関係を持つ衛星軌道貴族〈鷲の一族〉の末裔でもある。
ラオモト・カンの遺児であるラオモト・チバの執事であり、ソウカイヤの後継組織アマクダリ・セクトの実質的な首魁である。ニンジャとしての名前はアガメムノン。
容姿端麗・冷静沈着・知略縦横の完璧超人であり、およそ人を超越したかのような存在感の持ち主である。アマクダリを組織する以前はネオサイタマ知事であるサキハシ・ヒロの秘書を務めていたが、それ以前の経歴は不明。
自身にリーダーシップがないことを自覚しており、傀儡とは言えアマクダリのリーダーにカリスマに富むラオモト・チバを据えるなど、相当にしたたかな人物である。
彼の目的や出自は謎に包まれており、その最終目標はいまだに判明していない。アマクダリ・セクトを通じた暗黒管理社会の実現すら、彼にしてみれば目標のワンステップに過ぎないのである。
性格は冷静を通り越して冷酷であり、他者を自分にとって都合の良い道具としか認識していない傲慢なニンジャである。およそ人間性を感じさせる描写がまるで無く、アマクダリ・セクトというシステムを体現したかのような無機質で均質化されたアトモスフィアの持ち主。
手を台形に組んで口元を隠すクセがあり、その様から「台形=サン」とヘッズにあだ名を付けられている。