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シャドウドラゴン

しゃどうどらごん

シャドウドラゴンはサイバーパンクニンジャ活劇小説『ニンジャスレイヤー』の登場人物。暗黒経済組織アマクダリ・セクト所属のニンジャ。
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◆忍◆  ニンジャ名鑑#256 【シャドウドラゴン】 ◆殺◆
アマクダリ・セクト、アガメムノンの忠実なる配下。
竜人めいて人間離れした外観。竜頭からブレスを吐いて攻撃する。
扱いにくいニンジャで、ラオモト・チバに対してすら、事あるごとに「それは命じられていません」と命令拒否する。
ネオサイタマ電脳IRC空間「ニンジャ名鑑」より抜粋)

「作戦遂行上、私が貴様と死力を尽くして戦う事にさほど意味は無い」

人物

時系列上の初登場エピソードは第2部最終章「キョート・ヘル・オン・アース」。
暗黒経済組織アマクダリ・セクトに所属する幹部級ニンジャ。
アマクダリの実質的な支配者アガメムノンのハタモト・エージェント。
ニンジャスレイヤーの前に幾度も立ち塞がり死闘を繰り広げる第三部におけるライバル的存在。

高いカラテ戦闘力と飛行能力、強力な支援系のユニーク・ジツの持ち主であり、アマクダリにとって優先的・脅威的な事態が発生すると他のニンジャに随伴して出撃する。
ただでさえ高いカラテの実力に加えて他のニンジャとの連携戦術は実際脅威であり、ニンジャスレイヤーを何度も追い詰めている。

ロボニンジャのようにまるで機械のような無駄の無い物言いが特徴。
作戦指令を忠実に絶対厳守しようとするが、逆に厳守しすぎて融通が一切利かず命令以上の余計な事をしようとしない。
現場の判断にて仲間が計画外の行動をとろうとすると
「その命令は受けていません」
と言って拒否してしまう。
彼に命令外の事をさせるのはアマクダリの首魁であるラオモト・チバですら不可能で、いちいち個人としてではなく組織の指令として命令しなければならない。
しかし完全にロボットめいているというわけではなく、時折自身について自己主張したりハイクを詠んで字余りしちゃったりする一面もある。

ちなみに一部のヘッズからの愛称はウドン。あんまりである。

容姿

頭からつま先まで陽炎めいて輪郭を揺らがせる継ぎ目の無い影の鎧で覆われた黒色の身体。
人型でありながら鋭い牙と爪、竜の頭と尻尾を持つまさに『竜人』が如き異形のニンジャ。
空中を飛ぶ際は背中に影で編み上げられた翼を展開する。

ジツ・カラテ等

影編みのジツ

本体を覆っている影の鎧そのものを編み上げている能力。
非常に強固であり半端なダメージでは吸収してしまって通用せず、限界を超えて鎧を吹き飛ばされてダメージを受けても瞬時に作り直してしまう。
内側の本体は人間としての原型は留めてはいるが黒く変色してしまっている。
使用するクナイ・ダートはこの影から生成するため弾切れすることはない。

飛行能力

背中の翼状の影を展開することで空中飛行が可能になる。
機動力に優れる他、仲間のニンジャを抱えて飛行することも可能。

シャドウピン・ジツ

影のクナイを相手の影に突き立てることで相手を拘束する強力なカナシバリ・ジツ。
応用が利く反面、機械のような無生物には通用しないという弱点がある。
そういった相手には背中の翼状の影を切り離して飛ばし、影の触手とすることで無生物でも捕えることが可能となる。

影のブレス

竜頭から強力な酸のブレスを噴くワザ。
さらに九字切りシャウトを発すると噴いた酸の霧を敵にまとわつかせることもできる。実体を持たぬ攻撃であるため、払いのけることは困難。


正体(以下ネタバレを含みます)







その正体はニンジャソウルの闇に呑み込まれた元ザイバツ・ニンジャのシャドウウィーヴことナブナガ・レイジ

第二部最終章、心酔していたザイバツの本性が自身が最も嫌悪していた弱者を押し潰す欺瞞に満ちた一般社会と変わらぬことを思い知らされ深く絶望。
決起したダークニンジャの配下であったためザイバツを追われる身となるがダークニンジャ一行に加わることもできず、混乱を極めるキョート城を彷徨していた際に師ブラックドラゴンの仇であるニンジャスレイヤーと遭遇し、怒りに任せて戦いを挑む。
成長した影編みのジツもあって一時は優位に戦闘を進めたかに見えたが、逆転され絶命寸前にまで追い込まれてしまう。
安らかな死に誘うヨモギの幻影を拒み、それでもなお抗おうとするが戦うニンジャスレイヤーの姿にハイク的な聖性を見出してしまい、反撃できなくなる。
そんな絶望の淵で彼は「自らもハイクに詠まれるべき存在になればいい」との答えに至り、師を歪に象った影の鎧を纏い異形のドラゴンの姿となって反撃を開始する。
再びニンジャスレイヤーを追い詰めるものの、影の鎧が強固過ぎたためにカラテダメージの蓄積・共鳴を引き起こしてしまいダウン。
サイバネ義手をも破壊されるが、トドメを刺される寸前に無意識に編んだ影分身の師に抱えられ辛くもその場を脱出するのだった。

だが彼の命を助けた師の影分身はいわば彼自身の『脆弱な人間性と妄執』によって作り上げられたものであり、それはまさに本物の師が生前に何度も否定していたものであった。
キョート城の中庭でレイジはその現実に一人内心を吐露、尊敬する師に感謝の言葉を述べながら師の教えと決別することを決意し、自決しようとする。
しかし彼のニンジャソウルはそれを拒否、死を懇願するレイジの叫びも虚しく冷酷に彼を影の鎧に取り込み異形のニンジャ『シャドウドラゴン』として転生させるのだった。

その後はネオサイタマへと飛び立ち、アマクダリを襲撃。居合わせたアガメムノンによって倒されるも、アガメムノンにその実力を買われ、彼のハタモト・エージェント兼ラオモト・チバの護衛として洗脳され、以降はアマクダリの走狗となり組織の意に沿わない邪魔者や弱者を機械的に駆除する存在となる。

しかし時々に詠むハイクが、実はレイジの正気を取り戻そうとする意志の現れであり、ハイクを詠む都度アガメムノンによって再度洗脳されていた。しかし、アガメムノン不在のニチョーム・ウォーの決戦中に、ハイクを詠んでついに記憶と本来の身体を取り戻した!自分を取り戻したレイジには、アガメムノンへの復讐心と言われるまま弱者を虐げた罪の意識があり、復讐と贖罪の為にニチョーム自治会に協力する。特にかつて殺しかけてしまったユンコ・スズキを逃がすために捨て身のイクサを繰り広げる。そこにはレイジのさらに昔の後悔もあったらしい。

自分を利用したアガメムノンに対しては強い復讐心を抱いているが、チバにはそれほどでもないらしい。チバとしても事情を酌んで裏切りを咎めるつもりはなく、むしろ傘下に戻って欲しいようだ。

関連タグ

ニンジャスレイヤー シャドウウィーヴ

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