ダイアウルフ(ニンジャスレイヤー)
だいあうるふ
「返事が長い!キビキビと答えろ!無駄なアッピールは要らん!」
登場エピソードは第3部「ダークサイド・オブ・ザ・ムーン」。
暗黒経済組織アマクダリ・セクト所属のハーヴェスター配下の女ニンジャ。
ニンジャ化する以前は湾岸警備隊の女軍曹であり、その頃から男勝りの活躍を見せていた。
厳格な実力主義の世界の中でしばしば人間を殺すシビアな生き方に奥ゆかしい幸せを見いだしていたのだが、女であることから昇格できず、最終的に部隊内で裏切りに遭ってしまう。そのまま不名誉な死を迎えようとしたその時に、オオカミ・クランのニンジャソウルに憑依され、ニンジャとして覚醒する。
軍隊上がりを思わせる冷徹なハスキーボイスで、海兵隊風の言動が特徴。
部下のリマーカブルやベアハンターに鉄拳制裁を加えては規律と上下関係を叩きこむ姿がドエム・クランのヘッズに非常に好評で、一躍人気キャラとなった。
ニンジャネームの『ダイアウルフ』(Dire Wolf)とは「恐ろしい狼」の意味で、一万年以上前の氷河期に北米に生息し絶滅した史上最大のオオカミのこと。しかし直接の元ネタは『ダンジョンズ&ドラゴンズ』に登場する同名の敵キャラクターとの説もある。
「ダイヤモンドの狼」ではないので、間違ってダイヤウルフと書くとケジメ案件である。
任務のためにドサンコ・ウェイストランドを訪れた際、自我科患者急増事件の調査をしていたナンシーとニンジャスレイヤーらと遭遇し、死闘を繰り広げる。
特殊部隊めいた黒ミリタリー装束に全身を包み、コンバットブーツ、ベレー帽という軍人風の出で立ちをしている。その右目は醜い裂傷痕で潰れており、隻眼。
美尻らしい。バストサイズは不明。
スカーフェイスではあるものの、セクハラ議員に前後接待を執拗に要求されていたことから、それなりに整った容姿であると思われる。
屈強かつ非常に優れたカラテの持ち主であり、ニンジャスレイヤーとも十分に渡り合うほどの実力者。
さらに軍隊出身だけありナイフや自動拳銃などの扱いに長ける。