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プロフィール編集

出身オスマントルコ帝国/アテネ
身長177cm
体重教える必要など無い
誕生日9月13日
血液型B型
武器銘ショートソード「スティグマソード」&スモールシールド「アルカディアシールド」
流派聖アテナ流(自称)
家族構成母・ソフィーティアはイヴィルのせいで死んだ! 姉・ピュラは幼い頃にさらわれ、行方不明 父・ロティオンは病死
CVKENN

概要編集

「4」まで登場していたソフィーティアの息子で「V」の主人公。

父・ロティオンに育てられ、彼が残した武具を手に家族の運命を狂わせたイヴィルを一掃するために戦い続けている。


主人公らしからぬかなり高慢な性格で自尊心が強く、対戦中の台詞も上から目線なものが多い。

その性格故に正義感もかなり危うく、自分が悪だと判断すれば相手を抹殺することにも躊躇いがない。


しかし、「デュマ伯」に化けたナイトメアにまんまと騙されて無実の人々を殺しまくり、ジークフリートたちがアドバイスをしてくれても「ひとりでできるもん!」と言って聞かず、姉と再会すれば叔母をも凌駕するほどの超シスコン。

挙句にその姉・ピュラがイヴィルとなると見事なまでの腰抜けっぷりで逃げだし、ツヴァイにフルボッコにされた上こっぴどく叱られる…と「イタい」「情けない」という言葉をこれでもかと体現するソウルキャリバーシリーズ屈指のヘタレキャラ。


実はキャラクタークリエイションで「ならず者」というなかなかのクズがオリジナルで作れるのだが、本来なら話の本筋から少し外れたところでモブキャラがやらかして楽しむはずのネタを主人公自らが話の本筋のど真ん中でやっており、さらに聖アテナ流では体力が二割以下になると焦りが出て尊大な態度が小物臭くなる演出まで付くのでこの「ならず者」をわざわざ作る必要がなく、実際に「ならず者」で彼の聖アテナ流を扱ってもまったく違和感が無い有様である。

ぶっちゃけてしまえばエディットキャラで「村の若者」「若い騎士」ボイスで彼の流派を扱ったほうが本人より主人公している。


大事な事なのでもう一度書いておくが、これがソフィーティアの息子で、「V」の主人公なのだ。

草葉の陰で母や叔母が憤慨するレベルだろう。


とはいえ、ストーリーモードの後半では自分の未熟さを猛省してそこそこの好青年になる。

いきなり流儀が自称聖アテナ流から抜刀術に変わり、かつてその剣技に惚れて雪華に師事していたという裏設定がなんの脈絡もなく出てくるが(小説版で詳細の片鱗が見れる)、細かいことはこの際大した問題ではない。

問題なのはシスコンぶりが悪化している上にソウルキャリバーが母親に化けて彼の前に現れたためにマザコンを併発。そして、ナイトメアに騙されていたことを忘れたのか、今度はソウルキャリバーに騙されるという学習能力のなさまで露呈する。

そして姉を救うと誓いながら姉にとどめを刺し、後々になって「あれで本当によかったのか?」と悩みだす。

再三書くが、これがソフィーティアの息子で、「V」の主人公なのである。


「オレは変わる…そう決めたんだ!!」


と、心強いことを口にしているが二度リングアウトすると「俺はバカだー!」と叫びながら落ちていき、最終ステージではKOされると「だめかぁ~!」とまるで最初から諦めていた様な発言をするあたり、ヘタレ卒業への道のりはまだまだ長く険しい。

続編が出るなら、是非ともヘタレ振りを返上してもらいたい所……続編が出ればだが。


このピクシブ百科事典では「主人公(笑)」の頁に名前があるのは当然のことながら、主人公であるにもかかわらず2013年10月9日まで本項を誰も書いてくれていなかったのだから、ある意味すごい。



フォロー編集

裏設定では父親は腰抜けと陰口を叩かれた結果鍛冶の廃業を余儀なくされてしまい、工具職人として虎口を凌ぐ苦しい生活の中、美化されていく母親の冒険譚を夜な夜な聞かされたことで彼の中で母親のイメージが神格化されていった。

その上、祖母も唯一の孫である彼を甘やかしたことが性格に大きく影響を及ぼしたことになっており、これらの説明がゲーム内で全くないためにヘタレぶりが目立つ結果となった。

また、「V」の記事で説明されている通り、この作品自体が発売前からあまり評判が良くなかったこともあるので彼だけに責任を求めるのは酷かも知れない。



そして編集

(リアルに)時は流れて2018年に続編ソウルキャリバーⅥが発表された。

しかし、そこにいたのは無精髭を生やしていない御剣と結婚する以前の設定となっているソフィーティアの姿。

実は「」は西暦1583年から1590年まで時間を遡ったリブートとなっており、パトロクロスはもとより「V」から新しく登場したキャラクター全員がリストラされてしまったのである。


パトロクロスの明日はどっちだ。


人間関係編集

「V」では各キャラクターのプロフィールや人物相関図が省かれてしまっているため、それぞれのキャラがどう物語に加わっていて、他のキャラとどう関わりをもっているのか不透明な部分が大きい。

そのため、パトロクロスの人物関係をここに書いておく。


ピュラ

言うまでもなく姉。母・ソフィーティアの仇討ちと同時に、彼女を探して故郷に連れ戻すのがそもそものの動機だった。


ティラ

元凶。幼いピュラをさらい、母・ソフィーティアがソウルエッジ側につかざるを得なくなったのが「IV」での話。「V」ではピュラを新しいソウルエッジの宿主にしようと画策する。


ナイトメア

デュマ伯に化けてパトロクロスを利用し、邪魔者を消させていた。物語の早い段階で自分に反発したパトロクロスを不要な者として切り捨てる。物語の中盤になってピュラが完全にイヴィル化し、パトロクロスがヘタレの真骨頂を見せるきっかけともなった。


ジークフリート

ソウルキャリバーの剣の形が変わり、その形状の使い手であろうパトロクロスを後継者として定めたのだが、パトロクロスのヘタレっぷり故にプレイヤーからは「このへタレで本当によかったのかどうか疑問に思わなかったのだろうか?」とツッコまれる。

フォローを入れるならソウルエッジの使い手であったにもかかわらずソウルキャリバーに選ばれ、命を繋いで貰ったり彼自身もソウルキャリバーに支配された存在なので選択肢はなかったのだろう。


ツヴァイ

パトロクロスをジークフリートの元に連れてきたり、無様に姉の元から逃げてきた彼をフルボッコにしたりと、要所要所で重要な役割を果たす。

「お前の母ちゃんだったらどうしてた!」と、なぜか実の息子よりもソフィーティアをよく理解している模様。


ヴィオラ

ツヴァイと共にパトロクロスの旅に同伴。途中で出会ったピュラに不穏なものを感じ、パトロクロスに忠告するが、当然パトロクロスが耳を貸すことはなかった。


アイヴィー

物語の後半になっていきなり登場。以前よりパトロクロスと面識があって「三宝」について話していたというが、そこら辺の詳しい経緯は全く語られない。ただ、パトロクロスを「無礼な坊や」と呼んでいることから何かしらやらかしたであろうことは想像がつく。


レイシャシバナツマキシ

パトロクロスが「滅法棍」「末法鏡」を探していたところでばったりと出会う。面食いのレイシャがいたのとパトロクロスがまあまあイケメンだったお陰で話を聞いてくれた。


エッジマスター

パトロクロスがアストラルカオスで出会う、通りすがりのジジイ。


エリュシオン

ソウルキャリバー。ソウルエッジ破壊のため、ソフィーティアに化けた。おかげでパトロクロスがマザコンを発症した上に学習能力のなさまで露呈することに。


雪華

本編では名前こそ出ていないが、物語の後半になってパトロクロスが使う抜刀術の師匠。復讐に燃える弟子の姿にかつての自分が重なって見え、それを諭してはみたが結果、ヘタレて逃げるように姿を消した。


御剣平四郎

「V」でもプレイヤーキャラとして使えるものの、ストーリーモードではまったく出番なし。ただ、対αパトロクロスで「ぱとろくろ……これが実戦だ!」と言っているあたり、雪華を通じて面識がある模様。


関連項目編集

ソウルキャリバー

ピュラ・アレクサンドル ソフィーティア・アレクサンドル 雪華

ジークフリート:ソウルキャリバーの前所有者

シスコン 主人公(笑)


竜神翔悟中の人つながりかつヘタレつながりだがこちらは物語の割と早い段階でヘタレを脱却しており、尚且つ成長後の描写に隙がない。

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