ステータス
所属 | 貪狼学園(3年生) |
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伐刀者(ブレイザー)ランク | C |
固有霊装(デバイス) | 大蛇丸(おろちまる) |
伐刀絶技(ノウブルアーツ) | 蛇骨刃(じゃこつじん) |
二つ名 | 剣士殺し(ソードイーター) |
cv | 細谷佳正 |
概要
前回の七星剣舞祭にてベスト8に入るほどの実力者。逆立った髪と鋭い眼光、そして胸にある大きな髑髏の入れ墨が特徴的な人物。
人物像
強い剣士と戦うことに楽しみを覚える戦闘狂気質であり、より強い剣士と戦うためにに幾多の道場で道場破りを起こしている。また貪狼学園ではエースである反面不良グループのリーダー。そのため素行はあまり褒められたものではなく、自分が戦いたいと思った相手をやる気にさせるために暴力的な挑発をしたり、その人にとっての大切な人を傷つけたりを平気で行う。
一方で戦い自体は正々堂々を好み、相手が木刀なら木刀で、固有霊装なら固有霊装を用いて戦う。
能力
伸縮自在な蛇腹剣を使い、伸ばさずに剣として使用したり、伸ばして相手の間合いの範囲外から攻撃を仕掛けたりと状況に応じて戦法を変えることができる。
また、本人自身剣の扱いにも長けており、何の変哲のない木刀でもかなり高度な戦闘が可能。
但し、本人の戦闘技能は素人同然の喧嘩殺法で、剣術も才能頼りの棒振り同然。一輝との初戦ではこの点と後述の体質の弱点を突かれて破れた。
伐刀絶技
蛇骨刃
固有霊装である大蛇丸の刃節を伸ばし、ムチのように振る技。刃節が伸びた分、相手の間合いを侵食していくことができ、アウトレンジへの対処法がない剣士にとってはかなり不利な状況に追い込まれる。
神速反射(マージナル カウンター)
彼の持つ常人の倍以上の反射速度(おおよその人がどれだけ鍛えても0.1秒以上を要するのに対し、彼は0.05秒以下)により、本来かわせないはずの攻撃をかわしたり、2つの場所を同時に攻撃したりすることができる。
しかしその反面体力の消耗が激しいという致命的な弱点がある。
厳密には伐刀絶技ではなく単なる特異体質であり、そのため固有霊装を用いない戦いでも問題なく使用できる。
絢瀬との因縁と海斗へのあこがれ
かつて絢瀬の父である綾辻海斗との試合に勝利し、彼を病院送りにしただけでなく彼が持つ土地や建物すべてを自分のものにしてしまう。このことにより絢瀬からは憎悪の感情を抱かれている。ただし、彼の感情はあくまで自分のあこがれたラストサムライと戦いたいという願望だけであり、老いて衰えた海斗が奥義を失敗したせいで不完全燃焼となる。道場を自身の物にしたのは、再び帰ってくるであろう海斗か、道場を取り戻すために鍛錬を積み奥義を会得した絢瀬ともう一度刃を交えるためであった。
そして、綾瀬の代わりに道場を取り返しに来た一輝との戦いで、念願であった綾辻一刀流奥義「天衣無縫」を見ることができたため、潔く敗北を認め「もう待ってる意味もねぇからな。」と言って道場を後にした。
- ネタバレ注意-
その後、病み上がりの身体のまま自分へのリベンジのため鍛練を積んでいた海斗に接触し、海斗の弟子となる。海斗の剣技である『天衣無縫』を自らの『神速反射』と組み合わせ、降り注ぐ銃弾すらも残さず受け流すことができるまで完成度を高めた。また特訓の末、自身の固有霊装である大蛇丸を二刀流に変化させ、打倒黒鉄一輝を掲げて七星剣舞祭に臨んだ。
一回戦を前述の剣技とともに難なく勝ち進む。二回戦の相手である<血濡れのダ・ヴィンチ>サラ・ブラッドリリー相手にも、サラの『色彩魔術(カラー・オブ・マジック)』の柔軟性に攻めあぐねながらも試合を優位に進める。しかし、Aランク相当である本気を出したサラの『幻想戯画(パープル・カリカチュア)』が創り出した黒鉄一輝のコピーによって形勢が逆転。蔵人も切り札の温存を諦め全力で応戦し辛くも一輝のコピーを討ち取るが、同様のコピーを次々と創り出すサラとの間にある伐刀者としての実力差を痛感し、一輝と戦えない悔しさを抱えたまま敗退した。
その後の描写はないが、表彰式には絢瀬とともに参加しており(一輝の祝福に駆けつけた絢瀬が海斗の枠を強奪したという事情はあるが)、絢瀬との和解も済んでいるようである。