ステータス
所属 | 破軍学園3年1組 |
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伐刀者(ブレイザー)ランク | D |
固有霊装(デバイス) | 緋爪(ひづめ) |
伐刀絶技(ノウブルアーツ) | 風の爪痕(かぜのつめあと) |
CV | 小林ゆう |
概要
最後の侍<ラストサムライ>と呼ばれた非伐刀者剣士・綾辻海斗の一人娘。
一人称は「ぼく」で、紺色のロングヘアーをしており、右目を前髪で隠している。
自身の力にスランプを感じていた所、剣術だけで選抜戦を勝ち抜いている黒鉄一輝の噂を聞き、弟子入りを志願する。
人物像
かなりの恥ずかしがり屋で、特に男子とのコミュニケーションが苦手としており、一輝にどうやって話しかけるか迷って1週間ほどストーカー紛いの行動をしてしまう程。
ただし、父の門下生は皆男なので異性なれしていない訳ではなく、ルームメイト曰く「むしろ意識しすぎなムッツリ」なのだとか。
一方で正義感が強く、必要以上に自身を追い込んでしまう一面も持つ。
七星剣舞祭出場を目指しているが、これは貪狼学園のエース・倉敷蔵人に挑むため。
彼は2年前に道場破りに来て父と決闘しており、父が敗れた事で道場を追い出された上に父は意識不明の重体となっていた。
そのため、なんとしても道場と在りし日の日常を取り戻そうとしたのだが、蔵人にはいくら戦っても勝てず、やがて門前払いを受けるようになったため、強くなろうと躍起になっていた。
そんな時に偶然蔵人と再会し、さらに一輝が次の選抜戦の相手となってしまう。
追い詰められた彼女は「一輝を罠にハメて強引に『一刀修羅』を使わせ、さらに試合会場に無数の罠を仕掛ける」という反則行為を行う。
だが、一輝は戦いの中で彼女が「自分自身を見失っている」状態なのだと看破する共に、真っ向勝負で倒して、彼女の代わりに蔵人との決闘を引き受ける。
二人の決闘は熾烈を極めるが、その中で父の残した言葉が「敗れてしまった事に対する娘への謝罪ではなく、全力を尽くせなかった事対する蔵人への謝罪」だったのを知り、改めて父の後を継げる侍になろうと決意する。
・・・・・・のだが、七星剣舞祭にて蔵人が目覚めた父に弟子入りして「綾辻一刀流」を習得していた事が判明する。
この事に対して彼女が何を思ったのかは今の所不明だが、七星剣舞祭の表彰式では「蔵人の関係者」として参加しており、彼女なりに割りきっているようである。
能力
父が編み出した受け大刀を軸とした剣術「綾辻一刀流」を用いる。剣の腕はなかなかのもので、一輝からは「さすがに基礎がしっかりしている。決して型を忘れず、しかし型にはまらず、レベルが高い。」と称賛されている。
とはいえ、初登場時点でも一輝との力の差は「雲の上」くらいある。
伐刀絶技
風の爪痕
緋爪でつけた傷口を開くことができる技。急所に掠り傷でもつけることができれば、瞬時に致命傷にできる。また、空間に傷をつけることでかまいたちを発生させる事もできる。
アニメ版では「刃を下側にして緋爪を構え、柄を小指で軽く叩く」という予備動作が追加されている。