東堂刀華
とうどうとうか
破軍学園の生徒会長であり、学園内における最強の騎士。前年度の七星剣武祭第四位。
電撃を操る抜刀術の達人。本作の実力者にはよくある事であるが、強い相手との戦いを切望する戦闘狂。
戦闘以外の時は優しく面倒見が良いが少しおっちょこちょいな人物で、生徒会のメンバーや彼女が昔預けられていた孤児院の子供たちにとっては母親のような存在でもある。
ちなみに生徒会副会長である御祓泡沫とは孤児院時代からの仲である。因みにその孤児院は北九州に存在し、それ故時折訛りが出る(例えば「そんな事ないですよ」と言おうとしたところ、テンパって「そげな事なかとよ」と言ってしまったり。これは本作のイラスト担当のをん氏が博多の人であるから)。
余談だが、転んだ時などにスカートがめくれてパンツが丸見えになることが多いらしいのだが、本人はあまり気づかないことが多く、泡沫からはよく「今日も仕事しないね、刀華のスカートは。」といじられることが多い(らしい)。
また、本気を出す際には眼鏡をはずす癖があるが、これは後述する閃理眼のみに頼ることで技の精密度を上げるためである。
自然干渉系の能力である「電撃」使い。火炎など比較にならない強烈なジュール熱を発して対象を焼き切る他、敵対者を感電させて無力化したりする。また能力の相性上、戦闘ドロイドと言った精密機械類にすこぶる強い。
霊装の「鳴神」は黒漆塗(アニメでは白塗り)の鞘に収められた打刀で、それを駆使した抜刀術を基本に能力を絡ませて戦う。その剣腕は流石に一輝には見劣りするがステラでは歯が立たないレベルである。
抜き足
自身の存在を相手の無意識に潜り込ませることで、自身の接近を相手の生命の危機に迫るギリギリまで気づかせない古武術と歩法の合わせ技。彼女や西京寧音の師匠でもある南郷寅次郎に教わった技と思われる。
雷切
彼女を代表する技。納刀状態の「鳴神」の鞘に自身の能力で高磁場を発生させ、レールガンの原理で「鳴神」を射出するその勢いのまま抜き打ちを繰り出す。あまりにも速く、あまりにも鮮烈であるためにそのまま彼女の二つ名にもなったという逸話がある超電磁抜刀術。未だクロスレンジでこれを打破した者はおらず、この技を使った戦いでは1つの例外もなく彼女が勝利するという、まさに伝家の宝刀である。
閃理眼(リバースサイト)
他人の脳から発せられる微弱な電気信号を感じ取り、次の瞬間に相手が何をしようとしているかを先読みする技。そのため、彼女に不意打ちは全く効果がない。また、彼女が戦闘の際に眼鏡をはずすのは、視力を絶ち(もともと眼鏡をはずすとほぼ何も見えないくらい視力は低い)、この閃理眼のみを頼ることで技の精度を上げるためである。