概要
文字通り、黒鉄一輝とステラ・ヴァーミリオンのカップル・・・もとい夫婦。
出会いは二人が同じ寮に所属したとき、悪気はないものの一輝がステラの裸を見てしまったうえ、お詫びに一輝が脱ぎだすという最悪なものだったが、紆余屈折がいろいろあったのち、二人はすっかりラブラブの域に達したどころか、ステラが変態淑女やマゾヒストへと覚醒したりしている。
本人たちは隠しているつもりだが、一輝の妹である黒鉄珠雫やそのルームメイトの有栖院凪など親しい人物たちには早い段階で気づかれており、学内でも多くの生徒・教員が察していたらしく、暗黙の了解となっていた。
しかし、一輝を魔導騎士連盟から追放しようとする黒鉄家の策略により、スキャンダルという歪んだ形で世間に報道される羽目になる(当然違うが、黒鉄厳の卑劣な情報操作によるもの)。一輝も尋問とは名ばかりの拷問を受けながらも、破軍学園生徒会長である東堂刀華を試合で負かすという形でその策略に打ち勝ち、さらにその後ステラにプロポーズを行った。
七星剣武祭では互いに強敵を打ち破り決勝で相対し、互いの生死を厭わぬ全力の戦いを繰り広げた。
そしてその晩には・・・→夜の一刀修羅
関連タグ
※原作9巻、終盤以降(七星剣武祭、決勝後に医務室で)
最終巻のネタバレ注意
最終巻である第19巻のラスト、一輝とステラはお互い高校一年生という身空ながら、両親公認で結婚する事になった(因みに、魔導騎士には15歳で元服し成人扱いされる為、年齢の条件は満たしている)。
この結婚には多少政治的な利権が絡んでおり、世界を救った英雄である《剣神》黒鉄一輝をフランスや英国などに取られるくらいなら、ヴァーミリオン皇国に婿入りさせてしまおうという思惑が働いている。その上、当人達に全く知らせず式の準備は着々と進んでいた有様。
流石にこれを知った当人達は憤慨したが、両名の父親からは「公衆の面前でプロポーズしたのに何を今更」「渋々とはいえ、大事な娘と結婚させてやるというのに、今更断る気か?」と言い放たれて押し黙った模様(特に一輝)。
だが、結婚に関しては当人達に否は無く、とうとう二人は……
名実共に夫婦となった。