一応…ネタバレ注意(?)
概要
ライトノベル落第騎士の英雄譚で度々登場する言葉。1分間身体能力を極限まで高める伐刀絶技《一刀修羅》に関係する伐刀絶技……ではなく、単に一刀修羅の使い手である黒鉄一輝をエッチに揶揄うためだけに作られた俗語。他にも霊装の方も夜の一刀修羅に合わせて陰鉄の“陰”を“淫”に変えて呼ばれたりもしている。具体的な内容までは語られていないが、夜でヤる事といえばアレしかないのでソレなのだろう。
ちなみに等の一輝は持ち前の実直さと鋼の意思で「ステラのご両親に挨拶を済ませるまではエッチなことはしない」と自らに固く禁じている。そのため夜の一刀修羅は想像の中だけの産物になることが察せられる。
以下、ネタバレ注意...(?)
9巻にて、七星剣武祭の決勝戦でステラと一輝がお互いに死力を尽くした激闘で一輝が勝利して念願の七星剣王になることができた。その後、医務室にてステラと一輝がお互いの健闘を称えながら話し合っていたら、長年強固を保っていたはずの一輝の理性が限界を超えて夜の一刀修羅が発動した。
何故こうなったのかと言うと、話の中で恋人のステラの口から余りにも素敵な言葉を頂いたことが原因で一輝の我慢が限界点を超えてしまった。前述の通り一輝という少年は実直な性格をしているので普段なら耐えられたのだが、長年の目標が叶った直後という自制が最もききづらいタイミングでその言葉を貰った事で無性にステラを独り占めしたくなったのだ。
それでも、一輝をよく知るステラから見ても この変化は余りにも衝撃的で、思わず一輝に
「アタシのあられのない姿をみても誘惑に負けなかった強いイッキはどこに行ったの!?」
と問い詰めたら
「死んだ」
とバッサリ斬られ返された。
そして、ステラもステラで驚きこそすれ本心は一輝並かそれ以上にヤりたくてしょうがない日々を送っていたので、あっさりと合意を取る事ができたので晴れて夜の一刀修羅を開始して最後までヤり尽くした。
…ラノベ界広しとはいえど草食系だった主人公(それも高校生)が急に肉食に目覚めて童貞を卒業したのは一輝ぐらいなものだろう(ちなみにステラも処女を卒業した)。
ヤり尽くした後はド定番の朝チュンで両者は目を覚ましてお互いに幸せを噛みしめる。
これで めでたしめでたしで済むところまで定番の流れだったらよかったのだが、あいにくな事に場所が場所だったせいで、お見舞いに駆け付けた黒鉄珠雫と有栖院凪に秒でバレてしまった。
その結果、有栖院は笑っていたが珠雫は怒髪天を突きそうなほど嫉妬で怒り震えていたので、ステラは懸命に落ち着く様に促したが健闘虚しくブチ切れられて、その場に血のブリザードが吹き荒れることになった。その怒り加減は凄まじく、普段だったら犬よりも忠実に兄の言う事を聞くはずの珠雫が制止しに来た一輝(七星剣王)を一言で凄ませたほどだったとさ。
めでたしめでたし。
余談
変態でもなければ性豪のイメージが無い一輝だが、いざ本番を迎えたらステラが常備していたコンドームを10個も消費するほどの絶倫ぶりを見せた。同じ一刀修羅でも夜の方は持続時間が長いようだ(夜の方も一分だったらステラが残念がるしね)。因みに一輝自身は一回で終わらせるつもりだったが、同じくタガが外れて暴走特急となったステラに流されるまま、合計10回も致したというのが真相。とはいえ一輝も一輝だが、ステラもステラで(アッチの方面で)豪の者だった。
正統派主人公の割にはなかなか好きものである。
ちなみに『夜の一刀羅刹』は登場していない。登場したらどんな絶技になることやら。
ちなみに一輝もステラも元服しているとはいえ高校生である身の上に踏まえて、ステラはヴァーミリオン皇国の第二皇女というやんごとない立場の人間であるので、角が立たない様に周りには隠している(仕合後の医務室でヤったという事実もあるしね)。
なお、上記のように一輝は「(今までの自分は)死んだ」と称していたが、その後の15巻で一度本当に死んでいる(なんだかんだで復活したが)。
関連タグ
隠語(?)
- 範馬刃牙:格闘漫画刃牙シリーズの登場人物。彼も一輝と同様に高校生の身空でヒロインを抱き尽くした経験がある繋がりのキャラ。他にも『作中で主人公を務めている』『戦闘のプロ』『高校生』『ヒロインに一途』『絶倫』といった共通点を持つ。ちなみに刃牙の絶倫ぶりはティッシュ箱6個を消費させるほど。