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ジプシー・アベンジャー

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じぷしーあべんじゃー

ジプシー・アベンジャーは2018年のSF映画『パシフィック・リム:アップライジング』に登場する、主役イェーガーである。

概要

パシフィック・リム:アップライジング』に登場するマーク6のイェーガーで、本作の主人公ジェイク・ペントコスト&副主人公のネイトの乗り込む機体で、本作のイェーガーでは、オブシディアン・フューリーに次ぐ全高を持つ。

前作で活躍したジプシー・デンジャーを基に開発された「人類の希望の象徴」とされるリーダー機で、ジプシー・デンジャーよりも若干大型・重量化している。ジプシー・デンジャーだけでなく、同じく米国機であるロミオ・ブルーや、前作の主役機候補でもあったストライカー・エウレカ等の意匠も入っているかのような外見をしている。プラズマ・リアクターは二機に増設され、ジプシー・アベンジャー単機でシカゴの電力を一年間支えられる。

武装の数はかなり多く、オブシディアン・フューリーよりも多い。

プラズマキャスター(当初はオレンジ色の予定だった)とプラズマブレード、エルボーロケットをそれぞれ両腕に装備し、両脚のジェット、少なくとも右腕には「世界そのものが武器となる」グラビティースリング(重力投石機)、グレネード、可動式のウィングにはミサイルも装備している (小説ではプラズマ・ミサイル)。後に、オブシディアン・フューリーのエナジー・チェーンソーのような武器を装備している。ジプシー・デンジャーのように、プラズマ・リアクターが武器として使用できるのかは不明。また、拳に何らかの武器を装備している可能性もある。()。

グラビティースリングは、一見すると異なるように見えるが、「周囲の物体を利用して叩きつける」という点で、実は米国機の伝統をしっかりと受け継いでいるのだ。

なお、当初に発表されたコンポッドのデザインは、後にヴァロー・オメガに受け継がれた可能性がある。

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活躍

シャッタードームに来た際に登場。

パイロットだったネイトの相棒がシャオ産業に引き抜かれたため

主人公のジェイクの機体として紹介される。

その後シャオ産業社長、リーウェン・シャオのドローン・イェーガーに関する環太平洋防衛軍との

話し合いの会場に護衛として発進、警備にあたっていたがその会場をオブシディアン・フューリーが襲撃、必死に抗戦するもイレギュラーだったことや市街地であったこともあり満足に戦えず、

挙句森・マコの乗るヘリを撃墜され、マコのヘリの残骸に向かってジェイクが走って行ったため伏せたまま停止。

その後マコが墜落直前に送信しようとしていたデータパッケージが閉鎖されたイェーガーの動力コア製造工場だったことを受けて発進、その際に待ち伏せていたオブシディアン・フューリーと激闘の末これを撃破する。

しかし帰還して待機している最中に件のドローン・イェーガーが暴走、

シャッタードームに壊滅的な被害をもたらした結果まさかの使える機体がジプシー1機という状況に

その後何とか修理したセイバー、ガーディアン、ブレーサーとともに東京へと移動し、

ブレーサーとともにライジンを狙う。

最初はパンチを仕掛けるもエネルギーを反射され吹っ飛び、

「だったらこうしてやる!」とまさかのビルをグラビティ・スリングで倒壊させてライジンの頭上に落下させる戦術で対応。

しばらくは善戦していたが3体が合体してメガカイジュウになってしまい、

「イェーガー全機、合図したら突っ込むぞ!」と決死の覚悟で全武装を発射しながら突撃するが、

衝撃波を受けて建物に突っ込んでしまう。その後は生き残ったブレーサーとセイバーに合流地点の座標を送信し、最後の攻撃を仕掛けるがエナジー・チェンソーで尻尾にダメージを与えて着地した隙をつかれて吹っ飛ばされる。挙げ句の果てに上記2機までも戦闘不能になるという絶望的な状況になってしまうが、富士山への移動を阻止するべく建物の上から急襲、もう一度斬りかかるがエナジー・チェンソーを折られ、プラズマキャノンで抵抗するものの硬い外皮には効果がなかった上にネイトが負傷し、操作不能になってしまう。しかしそこへブレーサーから脱出したアマーラが駆けつけ、

ネイトを脱出させた上でアマーラと再度神経ブリッジを構築、さらにスクラッパーを駆るリーウェンの支援もあって推進器を腕に取り付けて大気圏ギリギリまで急上昇、そのまま富士山火口に向かって急降下する。ジェイクはここでアマーラを脱出(ネイトを脱出させるためにすでにポッドを使っていたため自分のを使って脱出)させようとするがまさかの頼みの綱の脱出ポッドが故障、ここで2人は機体と運命をともにする覚悟をするがスクラッパーにより救助され、本機は猛スピードでメガカイジュウに衝突、機体は跡形もなく大破したがメガカイジュウを衝撃によって絶命させた。

その活躍はまさしく前作で活躍した先代機ジプシー・デンジャーを彷彿とさせるものだった。

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