概要
『パシフィック・リム:アップライジング』に登場するマーク7のイェーガーで、中国機。前作の戦いで大破したクリムゾン・タイフーンの後継機となるイェーガーである。
「イェーガー史上最もなめらかでスマートでエレガント」「現存最速の機体」と称されるイェーガーで、掌のパーティクルチャージャー(粒子砲)の他、背中に収納した二振りのアイオニック・ツインブレードはイオンとプラズマを併せ持つ武器で、二振りが合体して太刀になる。粒子砲は拳にあるため、ブレードと併用できるのかは不明。
前任であるクリムゾン・タイフーン同様にキックができるだけでなく、なんと壁ジャンプやアクロバットまで可能という恐ろしいレベルにまで進化している (例えばガーディアン・ブラーボもアクロバットが可能なため、セイバー・アテナだけの特権ではないが)。また、クリムゾン・タイフーン由来の四肢部のジェットによる高機動性・高速格闘能力も注目すべき部分である。
余談
- ジプシー・アベンジャー同様、初公開時のデザインは多少異なっている。
- アマーラが最も好きなイェーガーで、実物を目にした時に『私、セイバー大好きなの!』と熱く語った。
関連イラスト
外部リンク
関連タグ
パシフィック・リム:アップライジング イェーガー(パシフィック・リム)
以下、重大なネタバレにつき自己責任で。
活躍
アマーラがシャッタードームに来た際に登場。
その後直接的な描写はないがドローン・イェーガーの攻撃を受けて戦闘不能に陥ってしまう。
その後レンジャーたちの修復作業によって再度戦闘可能になり、推進器によって東京に移動。
ハクジャをすれ違いざまにアイオニック・ツインブレードで斬りつけた上でキックを入れ、
さらにライジンとジプシー・アベンジャーの戦いに乱入しようとしたハクジャを膝蹴りとビルを利用したジャンプキックで牽制するなど活躍していたものの、
3体の怪獣を融合させたメガカイジュウが誕生してしまい、イェーガー全機による突撃を行うが他の機体と同じく衝撃波によって一時的に即応困難になる。
とはいえ損傷自体は深刻ではなかったため、突撃時に合体させたブレードを手に再度攻撃を仕掛け、
なんとメガカイジュウの3つある脳のうち1つを損傷させるが、剣を再度振ろうとした隙をついて足を切断された上に胴体を尻尾で貫かれて継戦不可になり、フェードアウトした。
(パイロット2人はコンポッドを潰されていないため無事)
前作登場機との共通点
クリムゾン・タイフーンとセイバー・アテナの破壊には共通点と対照的な部分がある。
共通点
- 両腕に切断系の武装を持つが、腕部のエネルギー砲を未使用に終わった。
- 複数vs複数の戦闘において、爬虫類のような怪獣の尻尾によって破壊される
- その尻尾は刺突型の攻撃を行う
- その怪獣は特殊能力を持ち、その場のイェーガー全機を相手どっており、複数を破壊してイェーガー側を窮地に追い込む
- クリムゾン・タイフーン・チェルノ・アルファ・ストライカー・エウレカ・ジプシー・デンジャーは香港戦では、有利な数で複数vs複数で戦っており、単一の怪獣に対して全員が戦闘を行っている
対照的な部分
- パイロットの生還 (小説ではタン兄弟も全滅していない)
- クリムゾン・タイフーンは頭部を破壊されてその他は無事だが攻撃を受けて沈黙、セイバー・アテナは下半身を粉砕されて胴体を貫かれるが、下半身を破壊されても沈黙までは至らなかった
- クリムゾン・タイフーンはオオタチに斬撃 (サンダークラウド・フォーメーション)を封じられていたりキックを放っていないが放り投げており、セイバー・アテナは斬撃やキック等は成功しているが、逆に投げられている
- 香港戦では、シャッタードームを狙う怪獣側を待ち受けるイェーガー側が奇襲を受けたが、メガ東京戦では別の目的で進攻している怪獣側にイェーガー側から突撃した
- エネルギー系の能力だが直接的な攻撃として戦闘中に使用しなかったレザーバックと、直接的な攻撃用の口から発射する飛び道具を持つオオタチに対して、今回の件の怪獣は受動的だが直接的な攻撃が可能なエネルギー系の能力を持つ
- レザーバックとオオタチの特殊能力は破壊可能だが、今回の件の怪獣は…。
- ニュートン・ガイズラーは怪獣とのドリフトが原因で香港戦では狙われたが、メガ東京戦では…。