仕様
型式 | マーク5 |
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製造国 | オーストラリア |
身長 | 76メートル |
重量 | 1850トン |
ロールアウト | 2019年11月2日 |
機動力 | 10 |
攻撃力 | 10 |
防御力 | 9 |
怪獣討伐数 | 11(または13) |
戦闘スタイルなどのイメージ | アメフト(実在のオークランド・レイダースの選手レスター・ハイェスがモデル)、ダーティなボクサー、凶悪な喧嘩師 |
概要
怪獣に対抗するために建造された人型巨大兵器。
2020年以降の形勢の逆転により他のイェーガーが次々破壊されていても、生き残り、本編開始時点で残存している数少ないイェーガーのうちの一体であり、天使と称される。
最新型にして唯一、というか最後の第五世代機(マーク5)。
他の機体と違って全ての性能が最高水準でまとまっている事実上世界最強のイェーガー。怪獣討伐数も11体と群を抜いている。
イメージ通り、アメフト選手のような出で立ち (ヘルメットやプロテクターのような見た目)をしている。
背中のウィングと滑らかな曲線で構成されたスマートな外観は、最近の日本アニメに出てくるロボットに近い。引き締まった胴体とマッシブな肩をしている。最新型であるためパイロットの動きに対する反応がとても早く、高い機動力もあって接近戦ではほぼ無敵の強さを誇る。シドニーの戦いでは、命の壁を破り市街へ侵攻して来たカテゴリー4の怪獣ブレードヘッドを反撃も許さず一方的に撃破した(しかも本来なら引退したばかりでメンテナンスされていたかも怪しい状態で)。(この時の出来事は、乗り手のハーク・ハンセン曰く『俺達が街に残っていてよかった』と話している)
武装は両拳を覆う耐熱性のブラスナックル(つまりメリケンサック)(当初の設定ではイオンを敵に叩き込んで痺れさせる予定だった&指を閉じるとブレード状になった)、高温で怪獣の甲殻を焼き斬る巨大な裁ち鋏スティングブレード及び胸部に内蔵された「世界最強の対KAIJU兵器」こと6連装対怪獣ミサイル(通称エア・ミサイル)と、遠近両方に隙が無い。ミサイルは至近距離でも運用可能。その他、当初はジプシー同様の「パルス・ガントレット」を装備する予定だったらしく、それを受けてかゲーム版では、ジプシー・デンジャーのものよりも小型で連射が効くプラズマガン「ストロボキャノン」を両腕に装備している。圧倒的な強さから反抗作戦の際はその中核としての役割を期待されている。また、別ゲームでは、ミサイルの位置に巨大なパルスランチャーも装備可能(参照)。
また、強すぎてラスボスのお株を奪う&見せ場を台無しにしてしまうという可哀想な状況も発生しかねない…(ただし、水中での使用にもかかわらずブレード周囲の水が沸騰していなかった&結構カイジュウブルーが流れていたため、発熱させていなかったのかもしれないが)。
弱点といえば、強いて挙げれば管理システムの全てがデジタル&エア・ミサイルの発射までに多少の秒数がかかること。これらによって、対エウレカ専用の怪獣が生み出されてしまった。
余談
当初はジプシー・デンジャー用のデザインとしてされていたが、あまりにもかっこよすぎるために却下されて流用された。
また、振る舞いは実在のアメフトのスター選手のものを参考にしているとか(これはジプシーなど他の機体も同じ)。その他、命名の元になったオーストラリアの地名の発音は「ユリーカ」である。アメリカのミズーリ州にも同名の地域があるが、関係性は不明。
ちなみに、映画では唯一昼間の戦闘を見せたイェーガーでもある。(金曜ロードショーで放送された時は、このシーンはカットされてしまった)
NECAの7インチアクションフィギュアにラインナップされている。後に「アルティメット ストライカー・エウレカ デラックスパッケージ」なる豪華仕様も販売されていて、こちらの製品は可動範囲が大幅に強化され、必殺武器であるエア・ミサイルの発射状態を再現できるオプションと最終決戦仕様のオプションが付属している。
海洋堂のカプセルフィギュアにもラインナップされていて、スティング・ブレードを起動した状態になっている。
当時の特別映像にて、チャック・ハンセンを演じるロブ・カジンスキー氏は『ストライカー・エウレカは第五世代機で、スピードがあって動きも滑らかで機敏なんだ』と語っている。
また、続編ではPPDCの本部がシドニーになっている。
関連イラスト
外部リンク
- Striker Eureka(英語)