仕様
型式 | マーク1 |
---|---|
製造国 | アメリカ |
身長 | 78メートル |
重量 | 7775トン |
ロールアウト | 2015年12月15日 |
機動力 | 2 |
攻撃力 | 7 |
防御力 | 6 |
怪獣討伐数 | 2 |
概要
米国が最初に開発したイェーガーであり、ジプシー・デンジャーの先輩。(「ブロウラー・ユーコン」をのぞけば)初代米国機であり、マーク1の輝かしい時代に活躍した。劇中では、Kaijuを高速道路でタコ殴りにしていた。
ジプシー同様のサンバイザー(っぽい目)、クリムゾン・タイフーン同様の回転式の鋭い爪、チェルノ・アルファ同様のピストン仕様の腕、ストライカー・エウレカ同様の背中のウィング、チェルノ同様の戦闘スタイル、ジプシー&エウレカ同様に胸部に主力兵器を持つ。胸にはガトリング砲を備えており、超重量の自重で敵を抑えつけて喉笛をガトリングで破壊する「気管破り」というナイスな必殺技を持つ。特徴的な胸の板はコンポッド(コックピット)の保護用で、ここにガトリングがあるわけではないが、突撃には利用できる。米国機伝統の構造物バットでタコ殴りにするのも得意である。
- 従来のロボット兵器とは違い、あくまでもパイロットの操作し易さと怪獣への有効性が鍵になるので特徴的な位置に火器が装備されていて火器自体の数も少ないのもイェーガーの特徴である。
弱点は、イェーガーでもぶっちぎりに重すぎるところ。2020年での最新鋭機の4倍以上の重量がある。技術面の進歩が著しい(怪獣の肉体精製技術の一つである反重力を学んだ故とも考察される)。戦術次第では武器になるが、スピードと機動性を大きく損なってしまっている。ちなみに、マーク1の機体なので被爆対策はされていないと思われる・・・。
後年、当機の頭部やキャタピラー部などからイェーガー「ヘッド・ハンター」が作られており、名前が体を表している。
その他
パイロット達はゲイジ兄弟。初期の出でもあり、また人格者(というか一般的な人格)でもあるので、伝説的な扱いを受け一気にスターと化した。文字通りの外道でクズだった、ハーク・ハンセンの弟(つまりチャックの叔父)とは大違いである。
- 初期の段階ではドリフト適性さえあればパイロットになれていたので、相互関係だけでなく人格や出自、年齢を問わないケースも多かった。事実、韓国の「ノヴァ・ハイペリオン」のパイロットを務めた少女達は元々ご近所同士&フェンシングの代表チームにおけるライバルで仲が悪かったし、メキシコの「マタドール・フューラー」のパイロット達に至っては囚人だった。他にも、カナダの「クローム・ブルータス」のエスキモーの男女のパイロット達は従兄弟同士であり、女性の方は元は国連所属の初代イェーガー「ブロウラー・ユーコン」を運搬するヘリのパイロットで男性は元プロの洞窟探険家など、興味深い経歴を持つ者も少なくなかった。
余談
- 劇中での登場が(組み立てるシーンも含めて)わずか15秒足らずとなっていたのが惜しいところ。
- 劇中では描かれていなかったが、実はジプシー・デンジャーより先にナイフヘッドの迎撃に出撃している。しかし、あまりにも機体重量が重くて機動性に欠けるので振り切られて逃してしまった。
- 当初は3本脚になるはずだった。
- その見た目から「一番エヴァンゲリオンっぽい」と言われることも。また、「胴体に比して細長く、四本共ほぼ同じ長さの四肢」「鶏冠状の部品」など、後継機のジプシー・デンジャー以上に鉄人28号を思わせるデザインでもある。
- NECAの7インチフィギュアシリーズにラインナップされている。
- プーマ・リアルに予定されていた「サンダークラック・ショット」は、「気管破り」と「サンダークラウド・フォーメーション」のモデルになった可能性がある。
外部リンク
- フィーチャラッテ動画(マーク1のイェーガー達と怪獣たちのメイキング映像)
関連タグ
ロミオの青い空(名前つながり)