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「子供たちの前ですから。幼子の前で見せるものではありませんよ」

CV:堀江瞬


種族人間
年齢15歳(実年齢:29歳)
職業商人(自称。元々はゲームプログラマー)
Lv1⇒310(メニューの交流欄効果で周囲には本当のLvを把握できない)
固有スキルメニュー・ユニット配置・ユニット作成・不滅(※太字は初期使用可能スキル)
異界魔法流星雨x3・全マップ探索x1(初心者救済用で使い捨て)
称号神殺し・竜の谷の支配者 etc…


概要編集

本名(異世界にいく前の名前)は「鈴木一郎」。

サトゥーという名前は、オンラインゲームをテストプレイする際にキャラクターに使うハンドルネーム

キャラ名の由来は、本名が鈴木一郎なのに対し、同僚である書籍版では名を与えられた同僚の田中氏(web版では名無しのメタボ氏)でサトゥーの心中での呼び名)が、何故か主人公を「佐藤」と呼びそうになる為、皮肉でつけた。

職業はプログラマーで、29歳のアラサーだった。


来歴編集

ある日、デスマーチ中の30時間ぶりの仮眠で目覚めると、彼は見知らぬ場所で15歳に若返った状態で目が覚めた。

視界は、仮眠を取る前にデバッグしていたゲーム、WW(WAR WORLD)の画面のようなアイコンがちりばめられており、当初は現状をデスマーチのストレスと疲労によって見ている夢だろう彼は考えていた。

尚その中身は、FFL(FREEDOM FANTASY LIFE)というゲームとWWが一緒になったようなものとなっていった。

初期レベルは1だったが、初心者救済のため自身がデスマーチ中に考案していたマップ殲滅用アイテム・「流星雨」の発動により、何故かサトゥーに対して弓を射たLv50前後の蜥蜴人族の精鋭300体前後を殲滅し、異界魔法「流星雨」を習得。

加えて竜神アコンカグラを討伐した結果、Lv310で全ステータスがカンストし、勇者や魔王所か大魔王レベルに。

しかもサトゥーが目覚めた竜の谷には財宝が山ほど存在しており、竜の谷の敵対生物を全て殺害した為にユニークスキル・メニューの効果が発動し、財宝は全てストレージに収納された。その結果資金は莫大、アイテムは伝説級がゴロゴロと、何不自由なく生活できるレベルで強化されてしまった。

来たばかりの頃は自分自身の想像力による夢だと思い込む事で正気を保とうとしていたが、街へつくと同時に現実だと受け入れ、その後は元の世界へ戻る為、そして異世界観光の為に世界を旅する事を決意。尚彼にとっては後者の方が優先事項らしい。


人物編集

ゲームプログラマーとして働いていた際は、会社の離職率が高い事を認めながら残業覚悟で勤務していた。

離職した新人の後始末を仕事と並行して行うなど、苦労しながらもやりがいは感じていた模様(本人もモノローグにて語っている)。

職場では周りから頼りにされつつ、面倒ごとを押し付けられたりもしていた。

異世界に来た後は自分の超人ぶりをしっかりと自覚している。

能力のせいで大魔王的な扱いをされないようになるべく目立つことを避けつつ、元の世界に戻る方法を考える一方で、ゲーム製作に生かすために「異世界観光」を楽しんでいる。

基本的に困っている人を放っておけず、豊富なアイテムやスキルを出し惜しみなく活用する。本人としては人助けを偽善行為という考えが根底にあるのか、事あるごとに「回復ポーションの効能の検証」等の理由をつけては行動を起こしている。

その人柄や出し惜しみのない口説き文句・褒め殺しの数々によって多くの女性から慕われるものの、一行の半数が幼女のためか、間違いを犯さないように自重している(風俗で発散していた)。

ナナというホムンクルスが旅の仲間におり、彼女の見た目は大人なのだが精神がまだ生後間もない為、くっつかれてもポーカーフェイススキル」でごまかすなどして、あくまでも保護者として自分を見せている。

胸の大きな女性には心の中でかなり反応しており、モノローグでもかなり変態的な言動が見受けられる事があるが、男の性である為仕方ないとも言えよう

アイテムや資金に糸目をつけない傾向があり、物語開始当初は金額の相場が分からなかったりした為に相手を困惑させることもしばしばあった。

奴隷亜人に対する偏見が一切なく、対等な旅の仲間として扱っている。

少々甘やかし気味ではあるものの、戦闘ではそれぞれの成長を促すように心がけている。

後述するように万能の能力を持っているが、ゲーム知識や科学知識を生かした分析による対応が多い。

暇なときは世界の仕組みや自身の能力の考察などを行っており、元の世界の職業柄(プログラマー)か一人での細かい作業に夢中になることが多い。

人当たりが良く、大概の人物には敬語かつ笑顔で接する。ただし自身の知り合いに危害を加えるような人物には自身のあらゆる能力を行使して容赦なく報復する

とはいえ、本人は殺人への忌避間から直接的に手を下す事はなく、法の下で裁かれる事等を好んでいる為、直接的な攻撃行動は行わない。

後に孤児院への炊き出しを行ったり、とある魔王の発言に怒りを覚えている等、口では自分の為と言いつつも、根の部分ではかなりのお人好しである事が推測される(本人曰く「偽善者」だそうだが、背渡り上手の普通の凡人である)。


能力編集

ステータスのカンスト(事実上は上がり続けており、ステータス画面の表示が限界という訳ではない)によりすべての攻撃が常人よりも強化されている。

大概の魔物は石を投げれば撃退可能。高レベルになった為に傷は自然回復し、どんな迷宮だろうと異界魔法の「全マップ探索」(消費MP10)で全体把握が可能。どこでだれが何をしているかがすべて手に取るようにわかる

しかし幻想の森などマップに表示されていなかった事から、彼の能力から逃れる術はいくつか存在している。

だいたいの強さの参考として「サトゥーLV1(web版IF)<人族<魔族<魔王≦勇者召喚者<竜<サトゥーLV310(書籍版漫画版/web版)」である。


彼固有の能力として、魔法・スキル問わず、あらゆる能力を行動や体験するだけで習得できる。スキルレベルの機能もあり、一気に最大値まで能力を高めることも可能

  • 傷を受けたら「苦痛耐性」スキル習得で無痛状態
  • 嘘をついたら「詐術」スキル習得で言い訳万能
  • 値切りを試みたら「値切り」スキルで交渉のプロに
  • 人を殴れば「格闘」スキルで玄人レベル
  • 銃を撃ってみたら「射撃」スキルを獲得して百発百中になる

等々あらゆることが一瞬でできるようになる。

ただし本人の元々の能力に左右されることもあり、演奏のスキルを使っても草笛がすさまじく音痴だったり、裁縫スキルで玉止めを忘れるなど、気を付けないと細かいミスが起こってしまう。


尚この異常なまでのスキル修得率に関しては実は勇者や転生者という存在の方が優れているのだが、異世界召喚時に神に会っていないなど彼が何者であるかという謎に拍車をかけている。

異世界人のスキル習得はサトゥーや勇者や転生者とは違ったルールが適用されており、基本的にレベルアップと同時にスキルがサトゥーのメニューのAR表示に出現する事から、レベルアップ時にそれまでの経験を元にスキルを取得する形式であると推測される。


魔法に関しても桁違いの威力を誇り、

  • 初級魔法が上位魔法に匹敵する威力になる(とある貴族の反応から)(ドラゴンクエスト的に言うと「メラ」が「メラゾーマ」になる)
  • 本来は耐久度が低い魔法を彼が使うと耐久度が上昇する

ともはや冗談のレベルに達している。さらに「伝説の勇者の聖剣」や「神剣」なども所持している為、人々から怖れられている上級魔族(魔族より強くても聖剣や神剣でないと滅ぼせない)も称号の「勇者」や「神殺し」を付ける事で聖剣と神剣が使用可能になり容易に討伐できる。

加えてコンピュータープログラマーとしての経験を元に魔法の改造も可能としている為、様々な魔法をある程度隙に作りだす事が可能。

ただし本人は大魔王扱いされないように目立つことを避けており、旅の一行にも自身の能力の全貌は明かしていない。基本的に戦闘は魔法銃による射撃と剣術を用いて行っている。

どうしても実力を出さなければいけない場面ではナナシという仮の姿になるなどして対処している。

彼のステータスは化け物じみているが、ユニークスキル・メニューの「交流欄」の能力によりヤマト石で調べられても周囲にはLv1としか認識できなかった。

その後旅が続くにつれてLvの表記を変化させていくが、あくまでも常識の範囲内にとどめている。

しかし彼以上の存在がいる事を、とある魔王がほのめかしていた。


物語開始当初は何者かが不明であったが、後に「何らかの方法で若返りながら勇者召喚された」という仮定が出たが、この情報さえも正確なものであるかは定かではない。

しかしこれはあくまでもweb版での設定であり、書籍版がどうなるかは不明である。


また、本人の気質とプログラマーという職業の技術、メニューのINTの効果から、異世界の魔法の改造を手掛けられるようになる。

主に戦闘では役立たないような「血抜き用魔法」や「花火魔法」といった物を開発する事が多い。


その他詳細な情報については、こちらを参照。


書籍版の能力編集

web版では上記の通りであり、後に魔法詠唱ができるようになった事で更に手がつけられない存在となったが、書籍版では詠唱は出来ずじまいとなっておりweb版よりは多少弱体化している。


行動理念編集

基本的には異世界を観光しながら元の世界へ戻る策を探そうとするスタイル。

人助けを偽善と考える為、人を助ける理由を自分の為や検証や実験と納得する事で結果的に人助けを行う。しかし、お人よしでもある為、行く先で関わった人間や自分達が何らかの事件に巻き込まれると、全力で事件の解決に向かって動く。

その際の別の顔としてナナシやエチゴヤなどの虚像の人物を作り上げている。

仲間にもその能力の存在は打ち明けていなかったが、やがて信用して尚且つ冷静な思考ができる転生者アリサと初期の仲間であるリザだけには己の本当の情報を伝えた。

他の人達にも教えようとも考えたが、良くも悪くも純粋な子供であるがためにうっかり話してしまうのではないかと危惧し、情報を伝えていない。


サトゥーの偽名編集

ナナシ編集

サトゥーが勇者として自重を棄てて活動する際に用いる偽名。

語源は復活したばかりの「黄金の猪王」が鑑定した勇者の空欄の名前を「名無し」と呼んだ事から。変装時にステータスの氏名欄を空白に設定していた事に由来する。

仮面とカツラで素性を隠し、当初は金髪銀仮面で公都以降は紫髪白仮面(バージョンⅡ)の聖職者風に変更した。

最終的にアリサの提案による光魔法で作った背中の光の輪と足元の炎輪で装飾した陰陽師イメージの「バージョンⅢ」に決定している。

当初は口数少ないキャラだったが、アリサの監修で馴れ馴れしく誰にも敬意を持たないキャラで口調も子供っぽく改変した。

設定上のレベルは王祖ヤマトと同じ89。変装用の顔は会社の後輩氏をモデルとしているが、それが王祖ヤマトに似ているためシガ王や宰相からはヤマトの転生者だと思われている。


クロ編集

「黒竜ヘイロン」という存在より与えられた名前。

勇者ナナシの従者という設定で、ある程度の実力を発揮して活躍するために変装している。

モデルはサトゥーが知る外国人タレントで、映画で演じた暗殺者キャラの傲慢な口調を元にしている。白髪で顔の上半分を白い仮面で隠し、右の頰の傷と左右で色が違う目が特徴。一人称は「我」。

これまでサトゥーの行く先々でナナシが活躍していたため、2人の存在を同一視させないために生み出した。設定上のレベルは50。

迷宮都市で迷賊が監禁していた女性たちを救助し、魔人薬の材料の人工栽培の条件の解明や迷賊の捕縛に尽力。

ティファリーザやネルなどの火災事故の被害にあった奴隷や、迷賊から救った200名弱の女性たちを庇護しており、迷賊討伐の報酬を使って区画ごと借りた下町長屋でその生活を補助し自立を促している。

その一環として彼女たちに効果的な装備を配ったり迷宮都市でコロッケやたこ焼きなどの屋台出店を援助し、後に国王から商業権を得て下町長屋メンバーでエチゴヤ商会を設立させる。

また、レリリルと共同開発した人族の錬成板で作れる「ベリアの魔法薬」という従来の薬に比べて非常に材料が安価な下級魔法薬の製法を確立し、その製作を庇護下の錬金術師たちに指示している。

魔族化したルダマンとの戦いではサトゥーとクロが別人であることを印象付けるために人形を使って登場し、ストレージに保管していた世界樹の稲妻を使って敵を完全に滅ぼした。

迷宮下層を訪れる際にもこの名前を使っており、その場合は外注デバッグスタッフのタナカ氏の顔を元にした日本人顔のマスクを着用している。


アキンドー編集

ペンドラゴン家のお抱え商人という設定の時に用いる偽名。語源は商人(あきんど)から。

自身で開発した魔法道具をたくさん持っている事などが知れ渡ると、色々と都合が悪くなりサトゥーの正体が暴かれかねないので偽装のために変装している。


関連タグ編集

サトゥー・ペンドラゴン・・・ファミリーネームのペンドラゴンは家族のような奴隷メンバー達やムーノ一族達から意見を聞いて決めた異世界での鈴木一郎の名前。

鈴木一郎・・・地球での主人公の名前。田中氏(メタボ氏)とサトゥーが呼ぶ人物からは「佐藤」と間違えて呼ばれていた。


デスマーチからはじまる異世界狂想曲

愛七ひろ 小説家になろう

異世界ファンタジー 異世界転移 観光

地球 剣と魔法の世界

プログラマー デスマーチ 超人 一級フラグ建築士



















ネタバレ編集

ここから下はネタバレになります。






「流星雨を使わなかった」世界線(web版IFの章)のサトゥー編集

2024/02/04に連載開始されたサトゥーが「流星雨を使わなかった」世界線であるIFの章ではサトゥーは書籍版(web版)と違い、鱗族の大群と戦闘にならず、サトゥーも流星雨を使わなかった為、レベルが低く餓死による危機が迫る中食料を節約しながら最初の街セーリュー市に辿り着いた。

ゼナ・マリエンテールに出会うが言葉は分からず、ゼナの配下に他国の間者と疑われ攻撃されそうになりゼナが部下を止めた。サトゥーはスキルが無い為、翻訳魔法が使える人が現れるまで拘束状態で待つことになり、竜の鱗を持っていた事から「命知らず山師」と勘違いされ間者の疑いは晴れた。サトゥーが拾っていた竜の鱗を売る事が出来き、ボルエナンの森から持ってきたという翻訳指輪と交換してもらえた。ウルスラに竜の鱗を売り、手持ちの金を手に入れ無一文は免れた。魔族が暴れて半壊で済んだのはセーリュー伯という貴族が魔族を封印しているお陰であり、竜の鱗のお陰で結界を張りなおしてセーリュー伯を開放できるという。

旅商人の勧めでカゲゥス伯爵領に向かうとぬいぐるみのような犬獣人、猫獣人に助けを求められ、警戒心のあった雌の蜥蜴獣人の怪我をポーションを使って助けた。サトゥーは数少ない食料を分け与えてた後、いく先が無いと知ると獣人たちに「一緒に来るか?」と尋ねていた。


意図せずに縛りプレイをしてしまったサトゥーは飢餓を経験し、自然と行った人助けを偽善と考える思考をする余裕も、異世界観光を楽しむという流れにもなっていない。当然油断はしておらず鞄経由でストレージからアイテムを取り出す形でストレージの能力を隠している。

序盤では戦闘を行っていないが、行動で経験値が貯まるのでレベルアップを楽しみにしている。


















エイプリルフールネタバレ編集

  • 竜神アコンカグラ

一度四月一日に投稿された嘘の話において、彼は神剣を使用しすぎたために変貌し、竜神アコンカグラへと変貌したという話があった。

その後に全ての神々を殺し、再度世界を作成。そして別の自分を自分の時と同じ状態で竜の谷へと召喚したという話が存在していた。魔神の正体と目的を考えると竜神アコンカグラは召喚したパラレルワールドのサトゥーと生死問わずに接触し神格を上げ、やがて神になるのが目的だったのかもしれないが、皮肉にも召喚したパラレルワールドの自分自身に異界魔法・流星雨で瞬殺される事になった。

この設定は本編には関わらずweb版での竜神の正体はweb版本編ではまた全く別の存在になっている。



























web版最大のネタバレ編集

  • 魔神

サトゥーが自身よりも強い存在と予想していたが、正体がパラレルワールドの髭を生やしたアラフォー位の年齢のサトゥー(イメージ的には漫画版のレオン・ムーノ男爵の悪党っぽい容姿)であり、様々なパラレルワールドのサトゥーを吸収する事で神格を上げ完全体の神になろうとしていた(本編のサトゥーの心情からすると「完全体」とかいう昭和のよくある設定は平成(この話を投函時は令和)では古いから流行らない。)と言いたかったらしい。パラレルワールドの無数のサトゥーの中で唯一のロリコン。

どうやら1話の不滅という能力を出し終盤まで出番がないと宣言した時から既にラスボスのフラグを立てていた模様。

異世界には時空魔法が存在せず、時間を戻して人生をやりなせない事を悔やんでいるようにも見えた。


  • サトゥーの正体

WEB版のサトゥーはアマノミズハナヒメが魔神に対抗するため無数の世界のサトゥーを集合させたものだと明かされる。

何故か、自身の知らない記憶があるのはそのため。


  • ネタバレ関連タグ

パラレルワールド ラスボス系主人公

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