長崎国際テレビ
ながさきこくさいてれび
1991年4月に開局したが、実は1990年10月に開局するはずだった。この開局の遅れ故に、1990年10月から1991年3月までは、福岡放送が長崎支局を設け、長崎県内の取材を行っていた。ちなみに1990年9月までは、（原則）フジテレビ系列局のテレビ長崎が、日本テレビ系列にも参加したうえで日本テレビ向けにもニュースの送配信を行っていた。そのせいか、本局の株主にフジテレビ（フジメディアホールディングス）が名を連ねている。ちなみに、テレビ長崎は、日本テレビとの縁が切れた今でも、日本テレビの親会社である読売新聞が筆頭株主になっている。もっとも、元々は佐賀県の民放第2局用に割り当てられていた周波数を長崎県の民放第4局用に割り当ててもらった上での設立･開局ではあった（TVQ九州放送も同様）。
歴史上有名な出島の跡地に本社を構えるが、スタジオが狭すぎるからか、今や地方テレビ局では当たり前となっている平日夕方のローカルバラエティ番組を制作･放送していない。また、本社ビルには、読売新聞の長崎支局も置かれている。ちなみに当初は佐世保市に本社、長崎市に放送センターという体制で開局する予定だった。
放送局ロゴは開局当初から「NIB」を採用しているが、2006年4月の開局15周年を機に、対外的なロゴとして「NiB」も使用している。
「デジタル所さん」、「NANA」、「HUNTER×HUNTER」、「EDENSZERO」、｢ルパン三世PART6｣と言った日本テレビ系列全27（+3）局放映作品のほかにも、日本テレビ制作の深夜アニメをかなり放送している（例:「エアマスター」、テレビアニメ版「ごくせん」）。その中のひとつである「ばらかもん」は深夜でない土曜10時－10時30分に放送した。2002年1月から3月までWOWOWアニメ「あぃまぃみぃ!ストロベリー・エッグ」を放送したほか、独立局作品については「アニメ浪曲紀行 清水次郎長伝」、「BanG_Dream!」の第2シーズンと第3シーズン、「鬼滅の刃」の竈門炭治郎立志編、「転生したらスライムだった件（転スラ）」、「歴史に残る悪女になるぞ」を放送した実績がある。なお、「転スラ」は日本テレビ系列全27（+3）局放映作品でもあったりする。
