概要
1961年1月3日生。本名は山口正幸(やまぐち まさゆき)。
庵野秀明の盟友であり、右腕的存在として様々な役職で庵野監督作品を支え続けている。
アニメーターとしては、1980年代より作画監督や絵コンテの手腕をアニメファンの間でも高く評価されていた。
庵野いわく、「摩砂雪の原画はまったく手をつけずに通すか、全部直すかどちらしかない」とのことで、大体はそのまま通るらしい。
『マクロスプラス』『バオー来訪者』ではキャラクターデザイン担当。
『新世紀エヴァンゲリオン』では24話「最後のシ者」の作画監督と演出をつとめたことで有名。
多くのガイナックス作品で原画や絵コンテを手がけている。
株式会社カラーでは相談役をつとめており、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』の監督や原画、『シン・ゴジラ』の画コンテやD班監督などを担当している。
逸話
庵野との関係性
『春エヴァ』終了後、仕事を放り出して海で遊んでいたことに庵野が激怒し、『夏エヴァ』では「ビジュアルウォーターアーティスト」に降格されてしまった過去がある。だが二人の仲は非常に良く、庵野と安野モヨコの結婚式のビデオを半年かけて行ったり、ガイナックス時代は庵野と延々とくだらない話を続けて赤井孝美から怒鳴られていたとか。