概要
ブログやSNSなどで閲覧者が感想や意見などのコメントを送るためのフォーム。「コメントフォーム」ともいう。
メールやメッセージとは違い、第三者からも見えるようになっており、コメントにさらにリプライが付けられるなど、雑談や交流の場として機能している。
YouTubeにおけるコメント
YouTubeでは配信者と視聴者との交流の場として設けられており、YouTuberのコメント欄は応援のメッセージや意見などが飛び交っている。
ただし、批判的なコメントが書き込まれたり、悪口や荒らしに利用されることもあり、企業が公式に配信する動画などは、始めからコメントや評価を付けられない状態で配信されることもある。
ニコニコ動画におけるコメント
ニコニコ動画では画面上を左右に流れる形式のコメントが採用されており、この特徴を活かした独自の文化が発達していることで有名である。コメントの表示タイミングは動画内の再生時間とリンクしており、あたかも沢山の人と一緒に同じ動画を見ている気分を味わえる。
コメントアートを作り出す「職人」や、動画の盛り上がりに合わせて大量のコメントが流れる様子を呼ぶ「弾幕」などが有名。
ニコニコ大百科における掲示板
ニコニコ大百科の記事付属のコメント欄は「掲示板」と称し、ユーザー名の表示されない匿名掲示板のような体裁になっている(ただし、IDは固定されるため自演は困難)。記事内で非常に目立つレイアウトになっており、その記事をめぐる雑談の場として活発に活用されている。記事内の間違いの指摘や編集希望が提起される場合もある。
また、記事によっては100万以上のレスがついている名物掲示板もあり、もはや記事本体より付属の掲示板の方がメインコンテンツである。こういった掲示板は固定ユーザーが多数ついており、独特のローカルルールやミームが発達している。
2023年には特定のレスやユーザーを非表示に出来る機能が追加されている。
Pixivにおけるコメント欄
各イラストや小説のページにて、その作品に関する感想を投稿する場として設けられている。スタンプイラストも用意されており、文章ではなくスタンプで感想を送ることも可能。
なお、コメントの代用として小説投稿機能を使うケースもある。これは、昔のコメント機能が一定のコメント数まで到達すると過去のコメントが消えてしまう事があった為である。
ピクシブ百科事典におけるコメント欄
このピクシブ百科事典にもコメント欄がある。サイドバーの「チェックリストに登録」ボタンの上にある吹き出しをクリックすると表示される。やたらわかりにくいところ(PC版では右側のサイドメニューの閲覧数等の表示のあるところに並んで、モバイル版では下のチェックリストと並んで表示される)に存在する上、書き込んでもコメント数のカウントが増えるだけで何も変化がなく、チェックリストに入れていてもコメントが書き込まれた際に更新として扱われず通知も来ないため、いまいち活用されているとは言えない微妙な機能となり果てている。
また、百科事典に書き込んだコメントは削除することができない。アカウントを退会させればコメントは見えなくなるが、何故かコメント数は減らない。コメントをする場合はよく考えてからコメントをすること。
ニコニコ大百科のような雑談の場として機能しておらず(雑談を切り出してもスルーされることが多い)、その記事をめぐる議論の場などとして使われる傾向が強い。つまり、コメント欄が活用されている記事というのは、往々にしてその項目の編集を巡って紛糾している(荒れている)ということである。
コメント欄で議論がなされている記事には、下記のメイン画像が貼られ編集者を誘導している。
また、最近は繋がり荒らしの問題が提起された事に伴い、〇〇繋がり等についてはフリースペースであるコメント欄に書き込むようにして(既に書き込まれている物はコメント欄に隔離して)、記事本編とは『棲み分ける』事が推奨されている。
なお過去のモバイル版では使えなかったが、現在は利用可能になっている。