概要
『呪術廻戦』の劇場版。ただしベースとなるのはその前日譚である『東京都立呪術高等専門学校』である。
2021年12月24日公開。
TVアニメと同じく制作はMAPPA、配給は東宝。主題歌・EDはKingGnuの「一途」と「逆夢」。
事前特別番組が、公開日4日前の12月20日、バラエティ番組「霜降りミキXIT」(地域によっては「痛快!明石家電視台」などの別番組)の枠を借りる形でTBS系列局全28局にて放送された。
初日の上映はTOHOシネマズ新宿では42回と『鬼滅の刃 無限列車編』の最多上映回数とタイである。
加えて日付変更の0時から最速上映が全国7都市14映画館の56スクリーンで行われた。なお当初スクリーンはもっと少なかったが、売り切れ続出のため急遽追加した映画館もあった。
2023年7月5日には地上波で初放送された。
上映形式
通常の上映のほか、公開当初からIMAXでも上映。これも鬼滅の刃に続いて週刊少年ジャンプ連載作品の映画では2作目となる。
2022年2月5日からはドルビーシネマ並びに4DX/MX4Dでも上映。
内容
概ね原作に沿っていて、京都での百鬼夜行といった描写が不足していた箇所や後の連載で掘り下げられた内容を追加する形となっている。また、女性差別・黒人差別への配慮とアニメ化による呪霊の血の色の変化などから、セリフが一部変更されている。
来場者特典
第1弾として呪術廻戦0.5巻と題した冊子が公開と同時に500万部配布された。
内容は番外編の短編や映画の紹介など。
第2弾は乙骨憂太のイラストカード。2022年1月22日から50万枚配布。
第3弾は五条悟と夏油傑のビジュアルボード。2月5日から50万枚配布。
第4弾はメモリアルブック。内容は声優対談に朴性厚監督のインタビューなど。2月19日から50万冊配布。
第5弾は乙骨vs夏油、乙骨&里香のビジュアルボード。3月12日から50万枚配布。
なお、500万部というのは『鬼滅の刃 無限列車編』の最初の入場者特典・煉獄零巻の450万部を凌ぐ数であり、興行収入では65~70億円相当である。
興行収入・実績
最速上映では15000人が来場。
12月24日の公開後最初の3日間初動興行収入は26.9億円、190万人と鬼滅の刃に次ぐ日本歴代2位の興行収入を記録。
2022年1月23日までに興行収入93.1億円、681万人に達している。
ジャンプ原作の映画としては『鬼滅の刃 無限列車編』に次ぐ歴代2位の興行収入になった(のちに『ONE PIECE FILM RED』と『THE FIRST SLAM DUNK』に抜かれて4位となった)。
更に、公開43日目となる2月4日に興収100億円を突破。6日までの公開45日間で観客動員数760万3732人、興行収入104億5632万2400円を記録した。
4月24日に興行収入135億円を超え、日本の歴代興行収入15位になった。
深夜アニメの映画興行収入では『鬼滅の刃 無限列車編』に次ぐ2位である(3位は『ラブライブ!』)。
2022年5月29日終映。13時上映の回で一斉終了となり、終映記念の舞台挨拶が行われた。
同舞台挨拶で発表された段階では興行収入137億円。
コラボ
ローソンとコラボし、各種グッズが発売。
また、JR九州では2021年12月1日から2022年2月28日までラッピング車両を使った特急ソニック・かもめを運転。12月4日には特急呪術廻戦も運転した。 プレスリリース(外部サイト)
関連動画
解禁映像
特報
予告
公開直前PV
公開後PV