概要
EVA弐号機建造時にコアの定着に失敗した廃棄素体をベースにネルフドイツが建造した白いEVA弐号機。
搭乗者は洞木ヒカリ。
機体には相田ケンスケらネルフJPN情報部との取引で入手したステージ2仕様の拘束具とアレゴリックウイング、スーパーエヴァンゲリオンの擬似鼓動を使って呼び寄せた2枚のQRシグナムが搭載されている。
廃棄素体を元にした機体であるため性能は他のエヴァに劣っているがユーロ軍の部隊との連携によって性能の劣勢を補っている。
機体名はジャン・コクトーの詩に登場する天使の名前に由来している。
装備
通常仕様
- アレゴリックウイング
取引によって手に入れたEVA弐号機II式・アレゴレカのデータを元に建造された飛行装備。
両肩に搭載された動力源。本機には建造経緯からコアが存在しておらずQRシグナムの力によってボディを維持している。
QRシグナムによる精神汚染の問題は機体の制御の半分をダミーシステムに負担させることにより解決している。
- ランス
先端部に「情報宮」を装備する事でATフィールドの遠隔展開が可能。
情報宮には各国によるロンギヌスの槍の迎撃時に巻き添えで塩の柱と化し死亡した洞木コダマの一部が同封されている。
- 剣
ネルフドイツ製の陽電子砲。管楽器のような外観をしておりトウジからは「天使の持ち物」と評された。
粒子加速器は円形のネルフ本部製ポジトロンライフルと異なり円錐型である。
- 800ミリATライフルスラグカノン「ドーラ」
大口径の実弾兵器。反動が大きいため腰だめで撃つ必要がある。
宇宙仕様
第二章終盤でアレゴリックウイングなどを宇宙仕様に換装した姿。
拘束具の一部が黄緑色に塗装されている。
- アレゴリックウイング(宇宙仕様)
ATフィールドの反発力を利用した狙撃兵器。マイクロブラックホールを加速、発射する。
同種の兵器である天使の背骨がEVA零号機に自身の一部を移植したものであるのに対して、本装備はそれ自体が一体のエヴァと言える代物である。
儀仗装甲
第三章にて式典のために装着された装甲。
立体化
リボルテックより商品化予定でありワンダーフェスティバル2020冬ではサンプルが展示されていた。