概要
スーパーエヴァンゲリオンとはアニメ『新世紀エヴァンゲリオン』の公式外伝、『エヴァンゲリオンANIMA』でのEVA初号機の新たな姿。
正式名称は『S2機関対応型初号機』
略称は『スーパーエヴァ』または『S・EVA』。
0・0EVAカトル機との戦闘でエントリープラグもろともコアと融合していたS2機関を撃ち抜かれ大破、乗っていたシンジも蒸発した初号機F型装備が自らの意思で自己修復、進化した姿。
S2機関は高次元の窓へと変化し莫大なエネルギーを生み出すようになったが非常に不安定になった為、赤木リツコの置き土産である量子波動ミラーとエヴァの封印用拘束具を使用して「心臓」とする事で安定させている。
シンジ自身は初号機と心臓を共有する形で復活。この時初号機の内部にいた碇ユイの魂はシンジに初号機を譲り去っている。
そのためか進化した直後はシンジが動くとスーパーエヴァも動くというアクシデントもあった。
後にヴォルテックス翼を装備し飛行能力を獲得する。
因みに『スーパーエヴァンゲリオン』の名前を命名したのは葛城ミサトであるが、近くにいたスタッフ達はその壊滅的なセンスにドン引きしている。
装備
プログレッシブナイフ
両肩のパイロン内に格納するスペースが無くなった為、腕に装着している。
パワードエイト
新型のパレットライフル。
従来のパレットライフルと比べ威力が強化されている。
ロングバレルとショートバレルの2種が存在。
作中では弐号機も使用している。
KEG 46R
大和型戦艦の主砲を流用して製作されたエヴァ用の拳銃。
ヴォルテックス翼
念願の飛行装備。ATフィールドで空間に疎密を作りその狭間に浮かぶ。
膨大なエネルギーを要求する為「心臓」を有するスーパーエヴァでなければ運用出来ない。
因みに本来の名称はヴェルテクス翼だったが正式名称となる際の事務方のミスでヴォルテックス翼と呼称される事となる。
ナイアール砲
正式名称はEXW-038誘導砲。
「心臓」から供給される粒子を利用した粒子砲。
陽電子砲の名目で開発が進められていた。
規格外の威力を有しており一撃でトーヴァートαを撃破したが、発射の反動で砲身は基部を残して吹き飛び、同時に発生した凄まじい電磁波はスーパーエヴァの電装系を全壊させた。
ソード袈裟羅 婆娑羅
刀身にフィールド誘起素子を使用した双剣。
対象のフィールドを斬りつける事でそのフィールド特性を解析、鞘に戻し刀身を焼き直す事で対象のフィールドの破壊に特化した侵食型ATフィールドを纏った刀身となる。
終盤では0・0EVAトロワ機が使用している。
発掘兵器アズマテラス
水位の低下した芦ノ湖の湖底から出現した卵型の構造物の内部から発掘された。
発掘時は弓型のフレームのみの状態であったがNERV JPNでの解析の結果、ナイアール砲と同系統の装備である事が判明し復元が進められる。
ゼーレ曰く本来の名称は「背神大弓サクリレガス」。
とある機体の専用武装として開発された代物である。
これらの装備以外にもマゴロク・E・ソードやカウンターソード、ビゼンオサフネ、SRM50などの装備が存在している。
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以下ネタバレ注意
剥離大地ヨモツヒラサカでの戦いでは月から剥がれ落ちたヨモツヒラサカの地球への落下を阻止する為、シンジ自身の意思でサードインパクトを発動、光の巨人となり消滅した。…と思われていたが。