概要
ヱヴァンゲリヲン新劇場版における弐号機。正式名称は「汎用ヒト型決戦兵器 人造人間エヴァンゲリオン 正規実用型2号機(先行量産機)」。
零号機・初号機同様カラーリングが若干変更されると共に、額部に短い角飾りが追加されている。
弐号機と同様、EVAシリーズの実戦用正式量産機の先駆けとしてNERVで開発された実戦モデルの1号機。主なパイロットは式波・アスカ・ラングレー。
サンダースピアや超電磁洋弓銃、ペンシルロック(ニードルガン)等、試験モデルには無かった独自の武装を多用している。
さらに強敵との戦闘の際、EVAのリミッターを外し戦闘能力を上げる裏コード「ザ・ビースト」を発動させている。
劇中で大破する度に不正規外部補修パーツによる改修でツギハギされており、新劇場版に登場するEVAシリーズでは最も酷使された機体と言える。
劇中での活躍
ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破
NERVユーロ支部で建造された後、パイロットの式波・アスカ・ラングレーと共に日本本部へ移送、その最中の第7の使徒登場に伴い輸送機から即交戦に入り見事勝利。
以降も零号機・初号機との合同で第8の使徒を撃破するが、3号機の到着によって「各国はEVAを3体までしか所有出来ない」というバチカン条約に抵触、ユーロ支部の命令で一度凍結されてしまった。
しかし、第10の使徒襲来に伴い、真希波・マリ・イラストリアスが凍結を無断解除して搭乗し戦闘を行う。
多重のATフィールドによって攻撃を寄せ付けない第10の使徒に対し裏コード「ザ・ビースト」を発動し、第10の使徒のATフィールドを破壊し続けるも、第10の使徒の圧倒的戦闘力には及ばず左腕と右顔面を失い中破。それでも力を振り絞り、加勢に来た零号機の捨て身の攻撃を支援するために残りのATフィールド破壊した。
その後、零号機の攻撃の余波て吹っ飛んだ先で避難していたシンジをシェルターからジオフロントに連れ出した後、活動を停止した。
ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q
『破』から14年の間で、葛城ミサト含めた一部NERV職員を元に結成された反NERV組織WILLEの所有となり、第10の使徒戦で失った右顔面・左腕を機械パーツで補修し「改2号機」として生まれ変わった。
バリエーション
- エヴァンゲリオン2号機S型装備(滑空ユニット)
破での初登場時、空を滑空しながら使徒を撃破した際の形態。
第10の使徒との戦闘で裏コード「ザ・ビースト」を発動し獣のように四つん這いとなり口が裂けた形態。
- エヴァンゲリオン2号機α臨時暫定仕様
破〜Qの間にあたる空白の14年間の間に運用された形態。
第10の使徒戦にて大破した箇所や獣化第2形態時に損失・変容した箇所を一部補修してはいるものの、大部分はシン・エヴァンゲリオン冒頭に登場した44Bのようなモスグリーン系の外装のまま、頭部や腹部には包帯やギプスのような補強器具が取り付けられており、第10の使徒によって切断された左腕に至ってはウェポンラックを除き欠損したまま等、修復が不完全な状態で運用されていた。
Q冒頭でのUS作戦時のブースターと専用の耐熱シールドを装備した形態。左腕をワイヤーアンカーを換装していた。
その後ヴンダー主機に点火してから登場した、全体的に少し太くなった形態。左腕はマニピュレーターだったが、エヴァ第13号機の覚醒後は戦闘中にガトリングガンに換装している。
Mark.9との戦いで裏コード777を発動し、完全にネコ科動物のようなシルエットへと変化した形態。
- エヴァンゲリオン8+2号機(予告のみ登場)
Qの最後のシン・エヴァンゲリオンの予告にて登場した、エヴァ8号機とエヴァ2号機が半身ずつ接合される形で補修された形態。本編には登場しなかった。
シン・エヴァンゲリオンにてジェットアローンシリーズのパーツを使用し補修された形態。
ヤマト作戦にて第13号機に停止信号プラグを突き刺す際にて、裏コード999を発動し、アスカの左目に突き刺さった使徒封印柱を引き抜き、第9の使徒を解放し、肩部分にマウントされたエンジェルブラッドを全て注入し、自ら人を捨て、ジェットアローンの補修パーツをパージし光り輝く超巨大な巨人となった形態。
関連タグ
ヱヴァンゲリヲン新劇場版 エヴァンゲリオン 式波・アスカ・ラングレー