概要
『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』のエンドロール後、『シン・エヴァンゲリオン劇場版𝄇』の予告に登場したエヴァンゲリオン。
右半身がEVA8号機、左半身がEVA2号機と、両機を融合させた外見となっており、予告内では赤い大地を疾走しながらエヴァンゲリオンMark.6に酷似したエヴァの群れと戦っていた。また、後にフィギュアとして立体化も果たした。
だが、その後の特報や予告などでは一切姿を見せず、本編でも姿どころか話題にすら出てこないという扱いを受けることになった。様々な事情による延期で作品内容に変更があったか、もしやゼーレによって存在を抹消されたのだろうか。真相は闇の中である。
因みに本機が装備していた刀の名称は「マゴロクソードステージ2」であり、元々は『エヴァンゲリオンANIMA』に登場した装備である。
山下いくと氏によれば、『エヴァQ準備時には、2号機と8号機はエヴァ破で壊れた体をニコイチして一体のエヴァになりダブルエントリー化する予定』『状況に応じて2号機や8号機にモーフィングすることが出来るゲッターロボのような機体になる』であり、『2+8号機構想は日本アニメ(ーター)見本市の頃までは生きてた』とのこと。
ボツになったのは、ニコイチしたら機体が減って、やれることも二分の一になってしまい、第13号機の「ダブルエントリーシステム」の神秘性が失われるためという単純かつ至極当然の理由から。(参考①、参考②、参考③、参考④、参考⑤)
『破』から『Q』への次回予告時の8号機の目はこれに酷似している。
「2号機と8号機」の「壊れた体をニコイチ」している点に『シン』予告時の「8+2号機」を彷彿とさせるが、この時点では「2+8号機」であり、「8+2号機」ではない点を留意。
余談
- 尤も、劇場版の予告と本編の乖離は今に始まったことではないので、ファンからすれば「やっぱり出なかった」程度の認識であり、むしろ「本予告」や「本予告・改」などで流された映像やシンジのセリフが本編内で全てきちんと回収されたことの方に驚きを覚える者すらいる。
- また、『Q』の予告に「赤い大地を疾走するエヴァ8+2号機」というセリフがあることからネット上では「映画本編から失踪したエヴァ8+2号機」等と揶揄されることも。
関連タグ
エヴァンゲリオン ヱヴァンゲリヲン新劇場版 エヴァンゲリオンANIMA
あしゅら男爵:左右で異なる(こちらは男女)身体が合わさったマジンガーZの怪人。もしも8+2号機の構想が残り、スパロボに出たら彼を揶揄するネタは不可避だっただろう。
???:8+2号機のリベンジとも言えるもの。