「はぁ……じゃあ、やるか」
『ヴラスタムギア』
『カップオン』
「変……身」
『プディング ヴラムシステム!』
概要
どっプリンゴチゾウをヴラスタムギアにセットして変身する仮面ライダーヴラムの基本形態。
変身時にはギア使用者の足元に白い皿状の、周囲には下向きになったガラスコップ状のバリアが展開され、内部に巨大プリン状エネルギーが充填されることで変身を行う。
外見
ガヴの「コンバディ」に似たシルバーと黒のスーツ「ヴランバディ」をベースとし、頭部・上半身・膝から下の各部にカラメルソースのかかったプリンを模した生体組織が付加された外観になっている。
両耳はヘッドギアの形状をしており、スプーン状の通信装置「ザートプーン」が突き刺さったような外見になっている。
スペック
身長 | 199.3cm |
---|---|
体重 | 87.8kg |
パンチ力 | 1.7t |
キック力 | 2.4t |
ジャンプ力 | 5.1m(一跳び) |
走力 | 7.4秒(100m) |
2人の仮面ライダーの装備を研究して開発されたということもあり、キック力以外のスペックはケーキングフォームを僅かながら上回っている。
どっプリン固有の能力としては「プディスタムジャケット」を始めとした非常に柔軟でありながら熱や衝撃を受けることで硬質化し、硬軟織り交ぜた防御が可能な生体組織が特徴であり、これはガヴの各種フォームの良いとこ取りとも言える特性である。
その受けた衝撃は四肢に伝達され、腕部「プディテクスアーム」から衝撃を逃がしつつ脚部「プディテクスレッグ」での打撃と同時に衝撃波を拡散させることで、こちら側からの命中範囲を拡張するといった働きを可能としている。
しかし、ガヴとヴァレンとの最大の違いは、スーツ自体の機能が装着者の能力の底上げに特化している点。これは変身者が純粋なグラニュートであることを想定したものと言え、これによりラーゲ9の触手能力を発動することができる。
これを利用して範囲攻撃や格闘戦中に一瞬放出して相手の動きを妨害しながら吹き飛ばすといった応用技も可能であり、武器抜きの近接戦となった場合においても戦闘能力が高い。
単純な動体視力も飛躍的に向上しており、第17話ではヴァレンバスターの弾丸を吹き飛んでいた瓦礫を飛ばして相殺したり、第18話では反撃してきたヴァレンに対して咄嗟の判断で武器のみを攻撃して無力化したりとラーゲ9の戦闘力を大きく底上げしている描写も多い。
ラーゲ9が高いフィジカルを備えていることに加え、相手の攻撃を受け流しカウンターで反撃する戦闘センスの高さにより、2人の仮面ライダー相手を完全に圧倒する強さを発揮している。
使用アイテム
どっプリンゴチゾウ
ゴチゾウの一種。
ヴラスタムギアにセットすることでプリンカスタムに変身する。
出自が通常のゴチゾウとは異なり、ガヴの力を研究していたニエルブが、酸賀研造から提供されたプリンとヴァレンバスターの資料、そしてデンテが残した赤ガヴの資料を基に開発した、一種の人造ゴチゾウとでもいうべき存在。
通常のゴチゾウと同じく自我を有しているが感情は希薄で、「ぷるるん・・・」「ぷりぃん」と聞こえるような鳴き声を発している。
従来との違いは変身解除後も消滅せず何度でも使える点である。
名前の由来は「どっぷり」と「プリン」を合わせたもの。
玩具版では変身ベルトガヴとは連動するが、ヴァレンバスターは形状の都合で連動不可。ただし識別音声は存在する(ぷるゼリー共々フォームチェンジ扱い)。
必殺技
- プディングクラッシュ
『プディングクラッシュ!』
ヴラスタムギアのレバー操作で発動。
敵をプリンのエフェクトで拘束し、ライダーパンチを放つ。炸裂時には「ぷるん」の文字が出現する。
この時ラーゲ9自身の青白いエネルギーが加わったことで、威力は相当に上がってると思われる。
- ヴラムシューティング
ヴラムブレイカーにどっプリンゴチゾウを装填して発動する必殺技。ゴチゾウの力で無数の矢を生成し、一斉掃射する。第18話で仮面ライダーヴァレン、第19話で仮面ライダーガヴを撃破した。
関連動画
関連タグ
3号ライダー基本フォーム
ビートフォーム → プリンカスタム
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