概要
液体と粉粒体の混合物に起きる性質。別名「せん断増粘性」。
現象を発見したのはイギリスの物理学者オズボーン・レイノルズ。その名を取って「レイノルズ現象」とも呼ばれることがある。
簡単に言うと「混合物は液体に近いが圧力が加わった時だけ固体のように振る舞う」もの。
原理としては“通常時はバラバラになっている流体内の粒子が衝撃を受けた瞬間に密着を起こす事で流体が固形化する”という仕組みである。
その特性を活かし、防弾チョッキに使用できないかと研究が進んでいる。
家庭では水溶き片栗粉などで試すことができる。
真逆の性質を持つ現象として、粘土やボールペンのインクに見られるチキソトロピーというものがある。
関連タグ
仮面ライダーローグ、仮面ライダーヴラム:これを元ネタとしたと思わしき特性の内部装甲を持つ仮面ライダー。ただしヴラムには元ネタにない「熱」でも硬質化するという性質がある。