<注意>この記事はエヴァンゲリオンANIMA第三章のネタバレを含んでいます。
「自分は何者で!」
《世界の広がりはどこまで!》
《自分はどこに立っているのか!》
————認識せよ!!
概要
ルクレティウスの槍とは小説「エヴァンゲリオンANIMA」に登場した槍。
「哲学の槍」、「自己認識の槍」とも称される。
碇シンジの意思とエヴァンゲリオン最終号機に封じられていたサードインパクトの頂点時のパワーによって創り出された。
名前は共和制ローマの哲学者ルクレティウスの「宇宙の果てから外に投げた槍がどこに届くか」という問い掛けに由来しており渚カヲルによって命名された。
最終号機によって天へ向けて投擲され、最終号機を閉じ込めていた閉鎖空間「バベルの塔」、そして軌道上のロンギヌスの槍によって形成されていた空間レンズ「ロンギヌスレンズ」を崩壊させて宇宙へと飛び去った。
その後はシンジの知る世界の果てであり、地球から見て太陽の裏側に位置するリンゴの芯ことエデンに突き刺さるのと同時に、別次元へと沈んでいた空間構造「世界樹の根」をシンジの認識する形で地球、月、エデンを繋ぎ、覆う巨大な黒い根として世界中に出現させた。
余談だが別の世界、或いは遥かな未来においても人の意志によって新たなる槍が創り出されている。