【注意】この記事には『シン・エヴァンゲリオン劇場版𝄇』の重大なネタバレを含んでいます。閲覧の際には十分ご注意下さい。
概要
絶望を司るロンギヌスの槍と、希望を司るカシウスの槍。この二つがもとよりエヴァの世界に存在していたものであるのに対し、このガイウスの槍は、ヴィレの戦艦であるAAAヴンダーを材料にして生み出した物である。
NERVがNHGの力を利用して、神由来の物質である黒き月から槍を創り出す一部始終を見た葛城ミサトが、同じく神由来であるAAAヴンダーからでも槍を創り出せると考え、赤木リツコに提案し、脊椎結合パーツからこの槍が創られ、ミサトの特攻によって碇シンジに届けられた。
この槍を眼にした真希波・マリ・イラストリアスは、人が知恵を持って作り出した『ヴィレの槍』であると発言しており、これは暗に人類の知恵が神に届いたという事を指しているのだと思われ、AAAヴンダーに神殺しの力が宿るとされていたが、おそらくはこの槍の元となる力のことを指していたのだと思われる。
デザイン担当である山下いくと氏がツイッター上で公開した原案によると、配色はそれぞれ石器(白)・青銅器(明るい褐色)・鉄(青灰色)のイメージであり、人類の歴史の歩みを三つの穂先に束ねた槍という発想であるという。
この槍によって、エヴァの世界から全てのエヴァンゲリオンを消し去るネオンジェネシスは遂行された。
余談
別の世界、或いは遥かな過去においても人によって新たな槍が生み出されている。