ナギ・スプリングフィールド

さうざんどますたー

ナギ・スプリングフィールドとは、「魔法先生ネギま!」のキャラクター。

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1 概要

2 関連イラスト

3 関連タグ

概要

CV：子安武人（アニメ第1作、パチンコ版） / 沢城みゆき（アニメ第2作） / 鈴村健一（ゲーム版第1作）

演：高野八誠(ドラマ版)

主人公ネギ・スプリングフィールドの父親であり、アリカ・アナルキア・エンテオフュシアの夫。1968年生まれ？

千の魔法を使いこなす「千の呪文の男（サウザンド・マスター）」と謳われる最強の魔法使い。

「紅き翼（アラルブラ）」のNo,1。20年前の戦いにおいて「完全なる世界（コズモエンテレケイア）」一派、さらにその背後に存在していたライフメーカーを倒して世界を救った英雄。

10年前（1993年）に死亡したとされているが、現在でも幅広い年齢層の女性から好意を持たれている。

だが、その実体は魔法学校中退の劣等生でデタラメで反則な天才であり、性格は飄々として捕らえ所がなくおちゃらけていて意地の悪いところがある。

熱血主人公タイプ。魔力貯蔵量は規格外でエヴァンジェリンでさえも超えており、「ぶっ壊す」ことに関しては他の追随を許さない魔法使いである。前述の通り「紅き翼（アラルブラ）」のNo,1でありながらメンバーの中では最年少。詠春とは腐れ縁の友人。魔法の師匠はゼクト。ラカンとはライバルである。

魔法世界編終盤において、物語の核である部分に登場し、息子のネギとも再会する。

以下、「UQ HOLDER!」で判明したネタバレにつき注意

実はライフメーカーを倒したことでそのライフメーカーに自身が精神を乗っ取られてしまっており、ネギの村が魔族に襲われたのもライフメーカーに操られたナギが引き起こしたものであった。そして、「ネギま!」本編に出てきたナギは全て一時的に精神の主導権を取り戻していた状態であった。

完全にライフメーカーに意識を乗っ取られた後、彼は2065年に息子に倒されることになるが、このタイミングが「ネギま！」世界と「UQ HOLDER!」世界の最大の分岐点となっている。

「ネギま！」の最終回に繋がる世界線では本来はいない筈の神楽坂明日菜を未来から連れてきたことで、明日菜の持つ「黄昏の姫御子」としての力である「完全魔法無効化（マジックキャンセル）」能力もあってライフメーカーを打倒。一度完全にナギを殺害することでライフメーカーから切り離し、その直後に治癒を行うというやり方で救い出している。しかしあくまで体を治しただけだったため魔法理論的にはありえない筈だが奇跡的に肉体は蘇生に成功。2年間昏睡状態が続いたが目覚め、長期の昏睡状態の影響で松葉杖生活だったがリハビリの末にナギも普通の生活を行う程までに回復し、この世界線ではエヴァと結婚をしている(曰く、本来はいない筈の明日菜を未来から連れてくるというのはスーパーチート行為)。

しかし、神楽坂明日菜を欠いた状態で決戦に挑むことになった「UQ HOLDER!」の世界では、ナギを打倒することこそできたが、今度は息子が父と同じ目にあってしまう事になる(寧ろナギの解放すらできていないので、ネギとその仲間達をライフメーカーに捕らわれただけの事実上の敗北と言っても過言ではない。ネギがライフメーカーの支配に抗い続けた結果、エヴァやフェイト達がライフメーカーに挑むための時間を稼ぐことができたことは救いだったが)。

その後、ライフメーカーに憑依されたネギをエヴァが倒したことでライフメーカーがエヴァに憑依されることになった(ただし、あくまで依り代が変わっただけであり、ナギもネギも解放はされていない)。

ネギの長年の研究によって、「ライフメーカーから問答無用で一人だけ救出することができる」ことができることを知った近衛刀太は、その研究の成果をもってネギがライフメーカーから解放することに成功する。

しかしエヴァの力を得たことで2065年の時と比べて力の増したライフメーカーの力によってナギは完全に操られた状態で眷属と化し、ライフメーカーと共に息子、そして息子の孫である刀太の前に立ち塞がり、2065年の時のように激しい父子対決を行い、そして再度息子に敗れている。

だが息子に敗れたことと息子の研究の成果により、息子に続いてナギもライフメーカーから解放されることに成功。同様の手段で解放されていた明日菜達と共に最終的に「ネギま！」組＆「UQ HOLDER!」組の連合軍の一人としてライフメーカーと戦い、これに勝利。ライフメーカーと一体化していたエヴァがライフメーカーと共に消滅する様を見送った。

ライフメーカーを倒した後については息子であるネギが明日菜共々「人間として生きた」ことがエピローグとして語られていたが、それを語っていた刀太がナギとは直接の関わりが無かったせいなのか、ナギがその後どういう風に生きたのかは不明である(独り身を貫いたのか、「ネギま！」世界と違ってエヴァ以外の誰かを妻として迎えたのかといったナギの再婚関係含めて)。

ナギが「ネギま！」組の面々と共に描かれたコマにて「ライフメーカーにずっと一緒に捕らわれていたせいなのか、まるで家族のようにずっと一緒だった」という話はあるので、生きている間は息子や仲間達との交流が続いていたようではあるが。

余談だが、妻であるアリカは「ネギま！」世界の時系列の時点で全く登場せず、続編にて「ネギま！」世界ではナギがエヴァと結婚している姿が描かれたためにアリカは死んだものと思われるが、作中では特に語られていない。

このことについては作者がTwitterで「既に処刑されたこととして扱われているために公的には資料が出てこないが、ナギと幸せに暮らし、ネギを産んだ後に死んでいる」と語っている。