※本項目は、原作26巻以降のネタバレを含みます!!
概要
かつて、魔法世界に大戦を引き起こし、「紅き翼」に壊滅された悪の組織。その構成員は二大大国の中枢までに入り込み、大戦を意のままにコントロールしていた。魔法世界編においては、その残党がネギたちの前に立ちはだかることとなる。
現在、メンバーのほとんどが魔物で構成されており、且つ「創造主の掟(コード・オブ・ザ・ライフメイカー)」と呼ばれる、創造主の力を宿したアイテムを所持している。
組織の真の目的は、あらゆる人々の願望や後悔から計算して作り上げた、幸せに満ちた幻想の楽園を生み出して、人々に幸福を提供すると共に、滅び行く世界の運命・その未来に生じる火星人類と地球人類の惨たらしい戦争を起こさせないことであった。
しかし、そうして作り上げられた、とある世界(本来ならば『ネギま!』『UQ_HOLDER!』に対して「正史」となるべきはずだった世界)は、世界そのものの発展および成長の可能性を喪って衰退し消滅してしまう。
だが、その世界は滅ぶ直前にたったひとりの生き残りを過去へと逃した。滅んだ自分たちに代わり「完全なる世界」に抗う者(=未来を生み出す「可能性」の種)たちを見出し新たなる正史を作り上げるために。
そして、この「たったひとり」は「自らの帰りたい世界」と「その世界を幹として支えるための未来へと続く正史」という二つの世界を求めて無限の可能性世界を渡り歩いてその鍵となるべき最初の者たちを見出し、悲劇の回避へと働きかけていくのだった。