概要
アスネギとは、『魔法先生ネギま!』に登場するキャラクターである神楽坂明日菜とネギ・スプリングフィールドのカップリングの作品に付けられるタグである。
神楽坂明日菜は、ネギの最初のパートナー。この作品のメインヒロインである。オレンジ色の長い髪の毛で、鈴(ベル)の形をした髪飾りでツインテールにした中学生の女の子である。
ネギ・スプリングフィールドは、9歳で麻帆良学園中等部の英語教師になった天才少年である。
明日菜は初め、同室となったネギの数々の失態や無礼からあまり好意的な感情を向けていなかったが、成り行きで事件の中、互いに初めての仮契約を結ぶことになる。ネギも怖い女性としてしか初めのうちみていなかったが、明日菜の想いや頑張りを見ていく中でその認識は改めていくこととなる。
それから物語が進み、いくつもの戦いをネギと明日菜のコンビで制し強くなるにつれ、他の仮契約者達の中でも一際強い絆と信頼で結ばれるようになっていった。
なお、ネギは初期から風呂嫌いであり、世話を焼いた明日菜が一緒に風呂に入り身体を洗ってあげるというお約束のが終盤まで続いている。
ネギは担任としてクラスを守るため、また行方不明の父を追い求め危険な道を進むために強くなればなるほど、明日菜もまたそれに着いていく、または止めるため修行を重ね強くなるという結果だけ見れば互いに切磋琢磨している関係にもみえる。
物語中盤までは明日菜はネギへ保護者のような目線で接してきていたが、終盤にかけては少しずつ異性として意識することも増えていった。最終話付近では完全に…。
ネギも中盤までは明日菜を故郷の姉のような人に重ねることが多かったが、物語が進むにつれて、恋愛感情かどうかは不明だが誰よりも大事な人という存在になりつつあった。
物語後半から終盤にかけては、明日菜が不在の期間が長く続くため二人のやりとりが減るが、それでもネギは明日菜に関わる事をかなり優先しており、また他の生徒達も「明日菜はネギ先生にとって特別、別格」などと思っているようで、不在ながら二人の絆の強さが描写されていた。
ちなみに中盤何度か行われたカモミール・アルベール調べのネギへの好感度ランキングでは常に上位にいる模様(友愛や恋愛感情など諸々を含めたもの)。
物語全体を総括しても常に一緒にいることが多く、組み合わせ的にもかなりの相性のため、数ある仮契約者たちとの関係でも互いにダントツでトップクラスの信頼関係かつ存在といえるだろう。
最終話付近からはいくつもルートが分かれていることもあり(一応正規のルートは存在するらしい)、その後別のルートでは本契約したのか、恋仲まで発展したのか、外伝や劇場版のような関係に落ち着いたのかは不明だが、いずれも存在する未来だとされている(曰く「誰にでも可能性がある」)。
余談だが、明日菜が生存するルートでは他の本命の女の子にネギが走るルートもあるのに、ネギが明日菜を失った時間軸では明日菜を想って1人でマギステル・マギ(真の魔法使いの英雄とされる称号)にまで上り詰めるルートもあるらしい。
ちなみに次回作及び続編である『UQ_HOLDER!』に登場する主人公近衛刀太は2人の孫である。
最後に余談だがコミックボンボンにて(別の作家により)連載されていた外伝作品『ネギま!?neo』ではネギと明日菜は結ばれている。