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トニカクカワイイ

とにかくかわいい

『トニカクカワイイ』は、畑健二郎による新婚夫婦ラブコメディである。 週刊少年サンデー2018年12号(2018年2月14日発売)より連載中。
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これは『竹取物語』の続き―――

概要

ハヤテのごとく!』の畑健二郎の新作マンガ。週刊少年サンデーに連載。
畑の作品発表歴上では『それが声優!』の次に発表された作品で、少年サンデーから見た場合は『ハヤテ』と平行連載された『アド アストラ ペル アスペラ』以来の新作となる。

小さくて気がつかない人もいるかもしれないが「FLY ME TO THE MOON」(「僕(わたし)と一緒に月へ行こう」あるいは「わたし(僕)を月まで連れて行って」)の副題が付けられている。
2021年の少年サンデー18号からは、本作のヒロインであるの過去に焦点を当てた(司を主人公にした)第2部がスタート。それに伴いタイトルのフル表記が『FLY ME TO THE MOON ~トニカクカワイイ~』となり副題と本タイトルの立場が逆転した。
スタッフからは『トニカワ』と略されている。

毎回雑誌連載時、柱に付されるあらすじがあらすじではない
なお、サンデー本誌発売2日前に作者は結婚を発表している。(後述)

単行本は13巻まで出ており、発行部数は8巻刊行時点で累計180万部を突破しているそうである。

2020年10月~12月にTVアニメがTOKYOMXAT-Xほかにて放送された。全12話。アニメーション制作はセブン・アークスだが、監督は『ハヤテ』で演出参加し『それが声優!』でも監督として辣腕を奮った畑アニメではお馴染みとなった博史池畠が務める。(そのためか主要スタッフ陣が『それが声優!』と、ほぼ共通している)

主演の榎木淳弥の話によるとヒロイン役の鬼頭明里とは向かい合わせでマイクを配置するといった変わった収録をしているとの事。

イントロダクション

トラックに跳ねられるというどこかで見たシチュエーションを展開しながら、重傷の少年は運命の出会いを果たした少女を探す。
今にもいなくなりそうな少女を見つけ、彼はこう言った、「好きです。付き合ってください」と
その言葉に少女はこう答えた。「私と結婚してくれるなら、付き合ってあげる」と

これは竹取物語の続き
月へと帰るかぐや姫を取り戻し、めでたく結婚できた夫婦の物語

あらすじ

成績優秀な主人公・由崎星空(ナサ)は、高校受験を控えた大雪の日に偶然道端で出会った少女・月読司に一目惚れする。ナサが彼女に声をかけようと道路を横断した際、トラックに轢かれてしまう。司は自らを犠牲にしてナサを助け名前も告げずに去っていこうとするが、彼女のその姿にかぐや姫を連想したナサは、事故で満身創痍の状態であるにも関わらず司を追いかけ、そのまま告白をする。司が「結婚してくれるなら付き合う」と返すと、ナサは即答で承諾する。その直後、ナサは気を失ってしまう。

その後、病室で目を覚ましたナサはリハビリと勉強に打ち込み、退院後に一浪で高校にトップ合格する。しかし高校に行く気になれず入学を辞退し、いつかまた司に会えることを期待して接客や配達のバイトに明け暮れる。再会できぬまま18歳になったある日、約束通り結婚をするために司がナサのもとに現れる。謎は多いが、こうして夫婦になったナサと司は、日常を共に過ごすことで夫婦の愛情を深めていく。

登場人物

※項目がある者は各該当項目を参照。

由崎夫妻

  • 由崎星空 CV:榎木淳弥
    • 本作主人公。知識チートの努力家。とにかく可愛い運命の人である司に巡り逢い結婚。彼女の願いと幸せのために奮闘する。奥さんからは「だんな様」あるいは「ナサくん」と呼ばれる。
  • 由崎司 CV:鬼頭明里
    • 星空(ナサくん)と結婚した、とにかく可愛い若奥様。言動の端々に不穏な身の上が見え隠れするものの、だんな様を気遣い妻として奮闘する。

夫妻の周りの人々

  • 有栖川要 CV:芹澤優
    • ナサくんの後輩。親に代わり銭湯「草津温泉風湯布院」を切り盛りする努力家。下ネタ警報発令中の妹分。
  • 有栖川綾 CV:上坂すみれ
    • 要の姉でナサくんの中学時代の同級生。おっとりした美人の姉。ナサに好意を持っている。
    • 現在は高校生だが、同時に極度のゲーマーで、学生生活に支障が出るレベル
  • 鍵ノ寺千歳 CV:小原好美
    • 司を「姉様」と呼んで慕う司の妹分。14歳。司のことを慕うあまり、ナサと司の結婚を認めていない。反発しているが根は素直であるため、時折、司におちょくられてはナサに庇われる。
  • シャーロット CV:大和田仁美
  • アウロラ CV:長久友紀
    • 鍵ノ寺家のメイド兼ドライバー。冷静なツッコミストだがノリもそれなりに良い。フォトショが得意。
  • 月読 時子 (つくよみ ときこ)
    • 千歳の祖母。最近まで文部科学大臣を務めていた。(第16話で彼女の辞任に関するニュースが流れている。)
    • 初登場時は一般人を装って素知らぬ顔でナサと接する食わせ者であるが、彼女なりに司を心配している。
    • 戦後の焼け跡の中、女手一人で上り詰めた一代記を持つ女傑。幼き日、空襲の焼け跡の中で、母と慕うある女性によって絶望から助け出されおはぎを貰った事から、おはぎが好物。
  • 由崎 縁 (ゆざき えにし) CV:江原正士
    • ナサの父。考古学者であり、東京から考古学の本場の奈良に移住する。
    • 結婚の報告に訪れた際に司に対して手をつきながらナサの命を助けてくれたことについて謝意を述べるなど父親としては至って常識人。ナサのことも自分達には分不相応にできた息子であると思っている。
  • 由崎 叶香 (ゆざき かのか) CV:浅野真澄
    • ナサの母。本場の鹿が見たいといって、縁とともに奈良に移住する。
    • 息子から結婚を知らされて一瞬パニくるも、息子がなぜ今更、親に連絡をしてきたのかを悟り「ナサくん、えろ~い」とLINEを返すオチャメな一面もある。
  • 鬼丸 銀河 (おにまる ぎんが)
    • ナサくんのイトコ。強面な上に、語彙が極道めいているが、普通の高校生である。
    • なぜか綾とラブコメフラグが立ちまくるも、自身が漢すぎるせいで、自ら無自覚にフラグを折っていく始末。
  • 百鬼 桜花(なきり おうか)
    • ナサくんの中学時代の同級生で、電気店の娘。恋愛にあまり興味ないクール系女子で、同類と思っていたナサくんの結婚報告に驚く。
    • ちなみに、彼女に想いを寄せる幼馴染がいるのだが、全く気付いていない様子。
  • 鏡 球馬(かがみ きゅうま)
    • 要の同級生にして友人、つまりナサの後輩。思考が支離滅裂でポンコツなアホの子にして、元気印なロリ褐色の残念美少女。愛称は「キューマちゃん」。
    • ゴーイングマイウェイで要や司を振り回せる稀有な人材。しかし根っからの残念アホの子気質であるため、そんな稀有なタレンティブも宝の持ち腐れ状態。
    • 要いわく「言ってる事も、やってる事もよくわかんないけど、見た目がトニカクカワイイ」ために、気がつけば球馬の残念行動に付き合っているのだとか。

御伽女子校

  • 柳 直子 (やなぎ なおこ) CV:伊藤かな恵
    • ナサの中学時代の担任教師。仕事一筋の真面目な女性。
    • 再会したナサが結婚していた衝撃から家庭訪問を強行した。その際の司とのやり取りから価値観が変わったようで、彼女に好意を寄せていた同僚教師と急速に仲が進行している。
    • 現在は御伽女子高等部に務めている。コンピューターが苦手なのにプログラミング授業を担当する事態に陥り、ナサに助けを求める。
  • 紅 蛍(くれない ほたる)
    • ナサの教え子の一人。(下記のメンバーも含めて高校1年生)。動画研究部メンバー。自称・彼氏持ち。彼氏は鬼丸と同じ学校であり、彼と河原で殴り合った元・廃ゲーマー。しかし件の「彼氏」からは「ただの幼馴染」としか認識されていない可能性も。
    • 歌手志望で人知れず歌ってみた動画を上げている。
  • 都 春(みやこ はる)
    • ナサの教え子の一人。動画研究部メンバー。愛称はミャーコ。ラーメン好きのインフルエンサーブロガー。しかし、それについては家の「しつけ」から後ろめたい思いを抱いている。
  • 白銀 刃(しろがね やいば)
    • ナサの教え子の一人。動画研究部メンバー。蛍と共に彼女の幼馴染の説得に行った先で銀河くんと遭遇。なぜか銀河くんに惚れる羽目になるも、彼のフラグブレイクの餌食となった。
  • 宇佐美潮(うさ みしお)
    • ナサの教え子の一人。動画研究部メンバー。眼鏡にモノラルシニヨン。少し達観したふわふわ系の少女。眼鏡を外して髪を解いたらどっかのメイドXに少し似てる。
  • 二子玉ジェシー(にこだま ジェシー)
    • ナサの教え子の一人。動画研究部メンバー。髪を両後頭部でふわっとまとめた少女。
  • 犬養 葉加瀬(いぬかい はかせ)
    • ナサの教え子の一人。動画研究部メンバー。企画・監督を務める。不敵なリーダーシップを持つロングヘア。人が一夜にして消えた、ある洋館で疑似ドキュメントホラーを撮ろうとする。
  • 月光 輝夜(げっこう かぐや)
    • ナサの教え子の一人。天才児だが故に気難しく、めったに授業に出てこないため、学校でも待遇を持て余しており、校長によってナサに教育を一任される事に。
    • なんでも「解っている」が、そのために「何もできない」性格で、入っている寮の部屋は、ぶっちゃけ物が積み上がっている汚部屋寸前状態。クラスメートたちが気遣って掃除をして、なんとか生活圏を保っているレベル。そのため周囲からは「お姫様」のアダ名で呼ばれる。
    • 司とは、何やら(殺るか殺られるか的な)浅からぬ因縁を持っている様子が、窺わされている。なお、面識は無いらしく、謎は深まるばかり。

カバー下の人々

  • 七姫八雲(ななひ やくも)
    • 前作で神様がやってたカバー裏司会進行を本作より引き継いだ女子高生YouTuber。再生数を稼ぐためなら、たいていの事はやってのける、素直で真面目な配信者。しかし、その性格が災いして肝心の動画に自分が出るのを忘れたり、コードギリギリの領域に無自覚で踏み込んだりと危なっかしい。
  • 神様
    • 今作でイキナリリストラされた前任のカバー裏司会。あまりのショックで、後任の七姫に人生相談をぶちかます始末。しかし何も知らない七姫からCCO的アドバイスが飛び出したことで、強引な自己主張に乗り出し、あの手この手で七姫を潰そうと目論む。
  • ニートお嬢様
    • 神様の相方。突然のリストラに心がついて行かず寝込んだ挙句愛する彼氏が稼いできた金を全て聖晶石に注ぎ込むパラサイターと化しているという。……が、相方のアレっぷりに我慢できずに自らもカバー裏に乗り込むことに。
    • 本作(トニカクカワイイ)アニメ化の一報が入った際には「自分もアニメに出たい、前作で私が出てるところをアニメにする方が先だろう」と荒ぶる神様を相手に「そんな何年も前に終わった作品、誰もアニメにしねーよ!!」という血を吐くが如き魂の叫びを上げた。
    • 神様いわく「クソザコ三人衆A」。
  • 謎のメイドX
    • メイドの星からメイドをやりにやってきた謎のメイド戦士、という触れ込みで現れた謎の仮面女。どっからどー見たって、以前ニートお嬢様の元に居た某メイドであり神様もお嬢様にその事を尋ねるも、お嬢様は「うるさい。誰だか全然わからない」とツッコミ無用を強いた。
    • 七姫八雲に接近し、手八丁口八丁で彼女をうまく転がし、おもしろ映像をプロデュースしていく。……が、のちには八雲抜きで自分だけがメインを張る映像を八雲の持つチャンネルで配信するという暴挙に至っている。
  • 未熟マスゴミレポーター
    • 神様が開設したチャンネルが伸びない事を愚痴る折に、チョイで登場。
    • 神様いわく「クソザコ三人衆B」。
  • レポーター停止装置
    • マスゴミレポーターの相方。神様いわく「クソザコ三人衆C」。
    • から回るレポーターに冷淡なツッコミを入れる、ツッコミスト。

余談

  • 本作の連載に先立って、作者の畑健二郎はプライベートでの自身の結婚をTwitter上で公表した(結婚相手は声優で本作のアニメで由崎叶香役を担当している浅野真澄)。
  • 本作の第一話が掲載された週刊少年サンデー(2018年12号)では、作者の師匠である久米田康治による特別読み切り『新しい恥図』が掲載された。本作の新連載をネタにした短編漫画である。『UQ HOLDER!』が『UQ HOLDER! 〜魔法先生ネギま!2〜』に改題したのを踏まえ、本作『トニカクカワイイ』も将来的に『ハヤテ2 トニカクカワイイ』にタイトルが変更されるかもしれない、等『かってに改蔵』のキャラたちが本作をイジっている内容となっている。
  • 週刊少年サンデー掲載時の柱のあらすじは、毎回本編とは全く関係のない、アニメや映画などのパロディストーリーが展開されており、登場人物紹介でキャラクター達が、感想を述べたりツッコミを入れたりする、という体裁になっている。


パロディ

作者の畑健二郎さんは様々なサブカルチャーに富んでおり、本作にも様々なパロディが小ネタのように散りばめられている。(このあたりは畑氏の師匠より連なる一門の御家芸的なものでもある)

アニメ版ではサブタイトルネタと一枚絵ネタはカットされ、それ以外も若干の修正が入るケースもあるが、そのままのネタも多い。その一方で、アニメはアニメでアニメオリジナルのネタやパロディが入れられる事も多い。

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関連動画





外部リンク

アニメ公式サイト
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関連タグ

畑健二郎 週刊少年サンデー

竹取物語オマージュ

ハヤテのごとく!:同作者のサンデー前連載作。世界観を共有しているようで、同一人物らしいキャラが時折出てくる。
それが声優!:同作者(夫妻)の直接前作(原作:奥さん)。アニメ版同監督作品。スタッフがある程度共通する。

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