CV:平野文
由崎司(月読司)の身元保証人でナサと司の婚姻届けの証人のひとり。鍵ノ寺千歳の祖母。
気さくで飄々とした81歳のお婆さんだが、戦後から高度経済成長期にかけて実業家や科学者としてのし上がり、政界では元文部科学大臣として影響力を持っていたスーパーウーマン。
アメリカ人男性と結婚したはいいが、結婚10年くらいで先立たれてれしまう。娘の鍵ノ寺栞(月読栞)は名の知れた日本画家。
作中第145話にて老齢から逝去する。
実は司の秘密を知る数少ない人物の一人。
戦時中に両親が焼夷弾から守るため水路に落としたため生きながらえるがその時のショックで記憶を失っていたところを司に拾われ名前を付けられた。
その後成長するまで司に育てられ、独り立ちしてからも彼女のために様々なことを行っていた。司に命を救われた事を一生の恩と刻み、司の悲願である「月へ行く」願いを叶えるためアポロ計画にも名も無き技術者として噛んだ。
自らの死後、司の運命の手を委ねる事になる由崎星空に、司のこれまでの運命や彼女の不死の力の分析結果を記した5Dデータディスクと、それを読み取るための機械の組立を託している。