月読時子
つくよみときこ
CV:平野文
由崎司(月読司)の身元保証人でナサと司の婚姻届けの証人のひとり。鍵ノ寺千歳の祖母。
気さくで飄々とした81歳のお婆さんだが、戦後から高度経済成長期にかけて実業家や科学者としてのし上がり、政界では元文部科学大臣として影響力を持っていたスーパーウーマン。
アメリカ人男性と結婚したはいいが、結婚10年くらいで先立たれてれしまう。娘の鍵ノ寺栞(月読栞)は世に名の知られた日本画家。
ただし旦那の事は「アメリカ人男性」としか明かされておらず、それがどんな人物であったかは不明。この事から栞をハーフ、千歳をクォーターと解する事はできる(そういう意見もある)が、アメリカ人はアメリカ人でも「日系アメリカ人」などであった場合には家系(血筋の)割合が変動するので、それを確定させる事はできない。
時子の旦那が日系一世あるいは日系一世同士の間に産まれた日系二世である場合には、栞も千歳も(国籍はともかく血筋的には)純粋な日本人になる。また時子の旦那が他系との間に産まれた日系二世なら栞がクォーターになり千歳はワンエイス(あるいはミックス)となる。
よく言われる栞がハーフで千歳をクォーターとするケースは時子の旦那が欧米系や先住民族系やアフリカ系(より広く見れば中央および東南アジア系も含まれるが)のアメリカ人である場合に限られる。
作中第145話にて老齢から逝去する。
実は司の秘密を知る数少ない人物の一人。
戦時中に両親が焼夷弾から守るため水路に落としたため生きながらえるがその時のショックで記憶を失っていたところを司に拾われ名前を付けられた。
その後成長するまで司に育てられ、独り立ちしてからも彼女のために様々なことを行っていた。司に命を救われた事を一生の恩と刻み、司の悲願である「月へ行く」願いを叶えるためアポロ計画にも名も無き技術者として噛んだ。
自らの死後、司の運命の手を委ねる事になる由崎星空に、司のこれまでの運命や彼女の不死の力の分析結果を記した5Dデータディスクと、それを読み取るための機械の組立を託している。
関連記事
親記事
兄弟記事
コメント
pixivに投稿された小説
すべて見る未来 悲しみが終わる場所
最終回後みたいな話です。今回は少し長めですね。 単行本派の人には少しわかりにくい所があるかもしれません、ご注意ください。 ひょっとしたらこの話も、のちのち本家様と矛盾が生じるかもしれません……。ま、それが二次創作の宿命ですけど。10,157文字pixiv小説作品