プロフィール
概要
綾崎家の次男。両親がそろってギャンブル好きのニートだったので幼いころから年齢を誤魔化したりして働いてきた。
親から愛情を受けず悲惨な家庭環境で育ち、高校１年生のクリスマスに1億5680万4000円（作中では概ね1億5千万と略される）の借金を押し付けられてしまう。
ハヤテの両親の素顔は、作者曰く実はとても美形で誠実そうで温和な顔をしています。だから人を惑わすことができるのです。との事
一度は絶望のあまり全てを諦めかけるが、身代金目当てで誘拐しようとした三千院ナギに色々な誤解があった上で一目惚れされ、さらに別の誘拐犯から助けた恩もあって、彼女の執事として仕えることになる。
以前は都立潮見高校に在籍していたが、両親が勝手に学費目当てに退学手続きを行なっていた。
潮見高校時代のクラスメートには、後に告白してくる西沢歩 や作者の前作「海の戦士ライフセイバーズ」の主人公、南野宗谷らがいる。
両親が学費を回収するためにかつて通っていた学校の退学手続きをしたせいで元の学校にも通えなくなったが、ナギの計らいにより私立白皇学院に通うことになった（一度はバカ教師の意図しない行動から白皇学院も不合格になるが、マリアの推薦状により事なきを得た）。
ちなみにかつて通っていた高校の学費はハヤテが自力で出していた。これを知っていた歩は退学の事実を知った際は教師に「それでお金渡して退学ってあんまりじゃないですか！？」と抗議していた。仮にもしもこれらが公になったら間違いなく炎上案件だったであろう。このため、身勝手な両親のせいで教師達に迷惑がかかることを躊躇ったハヤテは潮見高校への復学は諦めることになる。
ナイーブ且つ温厚な性格。悲惨な過去のせいでネガティブな方へ物を考えてしまう癖がある。
自己主張をあまりせず空気を読む。だが、そのため周りに流されてしまうこともある。
完璧主義者で何でも完璧にこなそうとし、失敗するとかなり落ち込んでしまう。
女顔だが、生徒会三人娘によれば「そんなにハンサムではない」らしい。女装すると完璧に美少女以外の何物でもなくなる。
基本的に上下関係なく誰に対しても丁寧語や尊敬語を使っているが、敵対関係にある人物や動物に対しては常にタメ口で接している。また、普段敬語を使っている人でも、ツッコミを入れるときや激怒したときに口調が砕ける事がある。なお、アテネは幼少期に会ったことがある影響か、彼女と会話する際には幼い口調になる。第1話では原作・アニメ共に同級生達に対等に接しており、潮見高校で歩と再会した際にはタメ口混じりで話していた描写もある。また、ナギに対しても初対面の時点ではタメ口であり、原作では彼女の執事となった直後の会話でも丁寧語を使っていないシーンが僅かにある。
能力
華奢な容姿とは裏腹に怪力の持ち主で10キロ以上の機関銃（MG42）を片手で振り回したり、300キロのタマを左手で持ち上げてトラックに跳ねられそうになっているのを救い上げたり、洋服の入ったタンスを持って全力疾走してもピンピンしているほど。
読唇術も使えるらしいがほとんど間違っている。（本人はいい出来だと思っている）
自転車の最高速度は200km/hくらいで電車を追い抜くことができる。
武器の扱いも達人級でサーベルを使って岩を粉々に砕ける。だが、本人はこの技を「この程度しかできない」と軽く評価している（ちなみにこれは20巻分くらい後に伏線として回収された）。また、幼少期の経験から家事全般も大得意。
体も非常に頑丈。第1話時点で車にぶつかって死にかけたことがあったが、両親がハヤテの保険金で喜ぶのが心残りで蘇生したことがある（あくまでハヤテの想像だが、このとき両親は「ハヤテが死んで助かった」と言っていた）ことから分かる通り非常に強靭な肉体をしている。両親に「肉を食わせてやる」と言われてライオンの檻の中に放り込まれ、餌を強奪したこともある。(本当は逃げ回っていただけだったらしい)
画作の真偽を一目でわかるほど、鑑定の能力を持つ。
子供の頃に親の贋作すりかえ販売を手伝った時に訓練されたためである。
対人関係
基本的に優しく頼りになる性格のため、ナギを始めとする多くの女性キャラに好意を寄せられているが恋愛には疎いためそれに気づく気配はない。更に女性への配慮やデリカシーがやや欠けており、そのせいでナギやヒナギクを怒らせてしまうことが多い(ヒナギクに至っては彼女のツンデレな発言などを真に受けて嫌われていると勘違いしている)。
元クラスメートの 西沢歩 の告白に応えることは出来ず、返事保留中としている。もし、潮見高校に通ったままなら、とifルートを想像したこともある。ハヤテ曰く「とても大切な人」
当然ながら親のことは激しく憎悪しているため、同じように両親に借金を押しつけられた境遇を持つヒナギクに「何か理由があったんじゃないか」と言われた際、「更生はありえない」と非常に冷めた反応をしていた。ただ兄イクサのことは気にかけており、いつか探したいと考えている。
10年前に天王州アテネに出会い、わけあって喧嘩別れしたが、その後10年間にわたりアテネを想い続けていた。
タイミング悪くハヤテに告白しようとしていたヒナギクにそれを打ち明けてしまうが、「フラれた」とその後軽く片付けてしまった。
家族概要（全員が消息不明）
| 父 | 本名は綾崎瞬。ハヤテの父。誠実そうで温和な顔をしてるが、「自分探し」として定職には就かず、ハヤテに詐欺の片棒を担がせたり幼稚園の給食費を盗んだりした。アテネがハヤテに送った指輪を売り飛ばした張本人。後にワタルのビデオ店でさらなる借金をしていたことが判明した。 |
| 母 | 本名は不明。見た目は美形であるが、ハヤテが病気でも給食費をパチスロにつぎ込みに行っているなど、完全にハヤテをネグレクトしていた。子供のような絵を描いている。馬券ではなく夢を買っているとのこと。 |
| 兄 | 本名は綾崎イクサ。ハヤテとずいぶん歳の離れた兄であり、ハヤテが幼稚園の時点で高校生だった。困ってる人を見るとそちらを優先してどこかに行ってしまうが、それでもハヤテが唯一信頼していた家族だった。アテネを王族の居城から救出して一度帰宅して以降、消息を絶っている。ちなみにハヤテよりもずっと強いらしい。 |
読切版
基本的な設定は同じだが、ナギを不良から助けた際に誘拐しようとしたことを正直にナギに告げているので、原作第一話の『僕は君が欲しいんだ(人質として)』と言う発言はしておらず、ナギとの間に出来た誤解も生まれていない。
関連タグ
ハヤテのごとく! 三千院ナギ 桂ヒナギク 天王州アテネ 瀬川虎鉄
ハヤテ 綾崎ハーマイオニー 男の娘 執事 一級フラグ建築士 青髪
イルマ/鈴木入間（魔入りました!入間くん）：鬼畜外道な両親のせいでトラブルまみれの生活を送ってきた苦労人、金目当てで両親に売り飛ばされる、更には女装がとても似合う等共通点が多い。
潮田渚（暗殺教室）：髪の色が水色で、作中では主人公のような立ち位置、更には女装がとても似合う等共通点が多い。
有川ひめ（ひめゴト）：親の借金で悪い奴らに売られそうになったところをお嬢様に助けられ、借金を肩代わりしてもらう。生徒会の命令で女装させられている。
ネギ・スプリングフィールド（魔法先生ネギま!）：紳士的な性格で、「ナギ」という名の人物と関係がある、更には女装がとても似合う等共通点が多い。ただし、こちらの父親は世界を救った英雄にして主人公にとって憧れの存在である。
長瀬楓（魔法先生ネギま!）：中の人が同じで、ハヤテと同じく1988年生まれであり、誕生日も1日だけ違う。ハヤテのクラスの出席番号は五十音順だが、中の人ネタでハヤテの出席番号は20番になっている。
藤井菊之助（オヤマ!菊之助）：女子に対して年上、年下問わずに丁寧語や尊敬語で話す好青年である点が共通しているが、ハヤテと違ってスケベな性格。
白鳥隆士（まほらば）：声優が同じ白石涼子なうえにこちらも女装させられることが多い。
由崎星空（トニカクカワイイ）：作者の次回作の主人公。あらゆる設定がハヤテと対照的なキャラクター。「序盤で車に轢かれて死にかける」「基本スペックは高い」と言った共通点も。作者曰くハヤテが「力の1号」なら星空は「知恵の2号」とのこと。
上条当麻(とある魔術の禁書目録)：同じく不幸体質、女難レベルで女性にモテるという最大の共通点を持つ主人公。ただし彼の場合は両親が人格者であるなど家族面では恵まれていた。
追手内洋一(とっても!ラッキーマン)：同じく不幸体質を持つ主人公、タフな精神力を持つ点が共通している。ただし、ハヤテと違ってヒロインに恵まれてはいないが両親には恵まれてる方である
外部リンク
綾崎ハヤテとは (アヤサキハヤテとは) [単語記事] - ニコニコ大百科
以下、ネタバレ注意
第490話にて、修学旅行のアトラクションをクリアしたことで三千院家への借金を全額返済した。以降も、ナギの執事を自らの意思で続けていくことを宣言している。
だが、恋愛に関しては・・・
