プロフィール
人物像
潮見高校に通うごく普通の高校2年生で、「特長がないのが特徴」というごく普通の一般市民。
家族構成は父、母、弟・一樹。
学力は数学が苦手、他の教科はそこそこ苦手だが世界史には興味があるらしい。
体力には自信があり、自宅から熱海まで自転車で移動できるくらいは出来る。
綾崎ハヤテや三千院ナギ、桂ヒナギクと同じ喫茶店どんぐりのアルバイト店員。
ハヤテのまかない料理の所為で少し太ったらしいのを気にしている。
性格
ハヤテに関する恋心では他のヒロインに対して引けは取らないが、妄想癖も持っている。
作者曰く「『特長が無いのが特徴』という限りなくジム(どちらかといえばジム・カスタム)的なキャラ。」だが精神的にはさりげない強さを持っている。
ヒナギクなど白皇の生徒と仲良くしているところから人間関係を築く能力には長けていると推測される。
ヒナギクとは対照的に女の子らしい性格らしい。
容姿
グレーの髪の毛をツインテールにしている。(しかし、ナギのような長いテールではない)
当初は派手な容姿のキャラが多い作品内の中ではかなり普通な容姿だったが、回を進めるにつれ他のキャラに引けを取らないほどの美少女キャラになっており、ヒナギクや生徒会3人娘からも高評価を受けている。
また、貧乳のキャラが多い本作内ではかなり胸が大きめに描かれている(ハヤテの見立てによればマリア、千桜、雪路あたりよりは遥かに下だそうだが)。
人間関係
ハヤテとの関係については上記。
メインヒロインのナギとはハヤテを巡る恋のライバルで、初対面時はナギの竜のオーラに対抗してオーラを出したはいいがそれがハムスターであったため、以降ナギには「ハムスター」と呼ばれる。ただ時を追うにつれ息のあった凸凹コンビぶりを見せている。(ナギハム)
ヒナギクとも同じくハヤテを巡る恋のライバルだが、親しい友人でもある。(ハムヒナ)
また、作中夏以降に出番のある、作者の前作品『海の勇者ライフセイバーズ』での主人公、南野宗谷とも同級生で、水泳を教えてもらっている。
従来のヒナギク、ナギに加え水蓮寺ルカを恋のライバルとして認識をし、ナギの経営しているアパートの家賃を捻出、入居を果たしている。
劇場版では、自分の田舎にナギたち一行を招待している。
アニメ第三期では、ラスベガスでハヤテが去って泣き崩れるナギを励ますなどお姉さんっぽいところを見せている。
備考
第4巻のプロフィールによると最初期からいる数少ないキャラクター、お嬢様たちのライバルとしてごく普通の女の子をというコンセプトで生まれたとされる。サンデーの読者人気投票では主要キャラクターの中では下位順位となっているが、2007年10月の秋葉原エンタ祭りでは4位、2008年4月~5月に行われた「ハヤテのごとく!キャラクター投票In大阪日本橋」では5位と健闘している。
作者曰く、彼女の登場回の読者アンケートは好評とのこと。
ちなみに、第116話「夢の中より夢のよう」で出てきた最終回演出(雑誌連載だけで、単行本ではカットされている)がされたヒロインは、彼女と 天王州アテネの2人だけである。
アニメ版第1期では当時の監督のお気に入りのキャラだったため出番の面でかなり補正が掛かっており、第1話から登場しているばかりか何とナギ、マリア以外で唯一の皆勤賞(ちなみにハヤテは中の人の急病により1話だけ欠場)であった。更に第1期では登場する度に何かを食べている程の食いしん坊キャラとして書かれていた。終盤では火事場の馬鹿力を出して、巨大な滑り台にてつま先で体を支えつつ、落ちかけたナギを掴みながらなお、足で何度もボタンを押す場面があった。
原作漫画ではギリシャ旅行編後次々に新キャラが登場しているなかでも、誕生日会やナギの漫画同人編での重要ポイント、そしてムラサキノヤカタへの入居などで物語の進行上重要な役割を担当している。
アニメ第四期の「西沢歩」回では、ダイエット話と誕生日話、夜の潮見高校で強盗に襲われたところをハヤテに助けられる回が収録されている。
原作者曰く、最初に「ラストネーム」が決まったキャラと言う。
最終章では、最後にハヤテの背中を押して去っていくというわりと美味しい役どころで
終っている。
関連イラスト
関連タグ
カップリングタグに使われる表記が姓名と無関係の「ハム」なのは上記のハムスターのオーラ由来。