プロフィール
概要
ゴールデンウィーク最終日に春風千桜が出会った個人サークル「フライ・ドルフィン」の主宰にしてスーパーアイドル。
詳細は後述するが綾崎ハヤテ同様、両親から多額の借金(1億5028万1000円)を押し付けられている。
初登場は単行本25巻で、27巻から主要キャラクターとして登場する。
マネージャーは集(あつまり)という女性。(作者の同じそれが声優!にも登場している)
不愛想でルカに厳しい言葉を向けるが、一方でオーディションの時からルカに大きな期待を寄せている。
ハヤテとの出会いはお忍びで「コミサン」に来ていた時で、法仙夜空が仕向けたロボットと戦闘していたメイド服姿のハヤテと遭遇し、その戦闘に巻き込まれて重症を負うが、ハヤテの救助によりコンサートは成功を収めた。重症を負いながらも激しいダンスをしたことからハヤテ並の精神力と体力、そして高いプロ意識を持っているといえる。
そのときはルカはハヤテを女性と勘違いしたまま別れるが、29巻第6話でムラサキノヤカタで偶然三千院ナギの命により女装をさせられていたハヤテと再会。
彼女はハヤテを女性と勘違いしていたため、男性には見せられない様々な羞恥をハヤテにさらしていて、また、誰でも信用してしまう彼女は嘘をつかれるのが苦手と聞いて、さらにハヤテは自分が男であると明かせずに悩みの種となっている。
結局、男であることがバレ、気まずくなったルカはハヤテを避けるが、その中で交通事故にあいかけたところをハヤテに助けられ、和解の代償としていつかする願いを聞くという「約束」を締結する。
積極的にハヤテを狙って動くタイプで、その「約束」を用いてハヤテと結婚を迫るという大胆なアプローチに踏み切る。多くの女性がハヤテの周囲にいても告白できずにいる中で良くも悪くも物語を動かした。
千桜からもらったナギの漫画を読んだところ、ナギをライバルだと思って仕事帰りにムラサキノヤカタでナギと出会う。
人見知りであるナギを一瞬で心を開かせるほどの性格をしていて、多額の借金を押し付けられたという辛い経験があるという反面、クワガタ拳というものを作るなどユニークで明るい性格を持っていて、それが人気アイドルである要因であるといえる。
アイドルをしているが本来の夢は漫画家。
アイドルはあくまでも両親の夢のために修行していた上、現在は借金返済のためにやっている。
事務所はルカが漫画を描くことには否定的ではないのだが、マネージャーは漫画を始めたらルカは漫画に専念してアイドルを辞めてしまうと考えて反対していた。
同作者の次作『トニカクカワイイ』では、「彼女が出演しているバラエティー番組が映る」という形で登場。なお、フルネームが確認できるため、確実に同一人物である。
経歴
一発屋のロック歌手の父とB級アイドルの母を持ち、夢破れた両親が自分たちの夢を継がせる為に、言葉がしゃべれるようになると同時に歌を習い、歩けると同時にダンスを習うというアイドルとしての英才教育を施していた。
だが、両親が設立した弱小芸能事務所では芽が出ずにいた為、両親に秘密で超大手芸能事務所のオーディションを受けて合格し、その後1年でアイドルとしてデビューを果たす。
しかし、この件が自力達成に拘っていた両親の失望を買ってしまい、結果それまでの事務所経営などで作った負債を全てルカに押し付けた挙句蒸発してしまった。
その後、借金は事務所に肩代わりしてもらいアイドル活動を続行。現在は大きく名を上げており、大きなコンサートで観客を満員にするほどの人気をもっている。
後に両親と再会するが、実は両親は蒸発直後に交通事故で生死の境を彷徨う大怪我をしていた。そして、娘への仕打ちを「罰が当たった」と後悔し、借金返済の目途もつけた上で会いに来ている。彼女自身も「すぐには許せない」としつつも和解へ向けて歩む事にした。
アイドルの仕事についても、自分自身の夢となっていたことに気づいてより前向きに取り組めるようになっているが、一方で漫画の夢も決してあきらめてはいない。
アニメ
『劇場版 ハヤテのごとく! HEAVEN IS A PLACE ON EARTH』から登場。
オープニングを歌っているが、本人の出番は少なめ。
以降のシリーズでもエンディングや挿入歌を担当しており、現実でアルバムも出している。
関連タグ
春日未来(アイドルマスターミリオンライブ!) - 中の人繋がりのアイドル