桂雪路
かつらゆきじ
ヒロインの一人である桂ヒナギクの実姉。普段は桂家ではなく学校の宿直室に住んでいる。
綾崎ハヤテの通う白皇学院の世界史教師で、彼の担任教師(途中で副担任に降格。しかし2年次には再びハヤテの担任になる)。教師としての才能はあり、分かり易く面白い授業を行い生徒からの人気は高い。しかし実態はアル中のロクデナシであり、酒欲しさに無収入(高校生)の妹にまで借金する残念な美人。ちなみに酒好きだが甘いものも行けるクチ。根は至って善良な人間だが、当人は良かれと思って起こした行動が結果として洒落にならないレベルのトラブルを引き起こすこともしばしば。
初登場時には白皇学院までナギの弁当を届けにきたハヤテの言い分をロクに聞こうとせずに不審者扱いして一悶着起こしたり、ハヤテの編入試験の際には「この前のお礼(転落死しかけたのを助けられた)に緊張をほぐしてあげようと思って」という名目でしょうもないジョークを仕掛けた結果ハヤテを精神的にも肉体的にも最悪のコンディションまで追い込んでしまったりしている(しかもそのせいで一度不合格になったがマリアが推薦状を出した分が加算されて合格になり事なきを得た)。
いずれも当人はちゃんと反省して謝罪するなど誠意は見せている(ちなみ編入試験の件に関しては妹に一度ボコボコにされる形で折檻を受けている)。
マラソン大会では無敵状態になった赤帽子の配管工の如く周りの人間をぶっ飛ばしながら走り抜けられる脚力を持ち、ヤクザのパンチを片手で留めるほどの怪力を持ち、チャンバラでハヤテとカチ合ったことすらあるほど身体能力は高い。最近ではとうとう素手でテロリストをぶちのめす程の高い身体能力を発揮しているが、妹には勝てない(マリアからは「ヒナギクとほぼ同じ身体能力」と言われているので、技量の差がモロに出ている)。
男勝りな性格で非情に図々しい上に、若い頃親が8000万円もの借金を作って夜逃げし、当時6歳の妹を連れ放浪生活を余儀なくされた事がトラウマになり、異常なまでに金に執着するようになってしまった。ただそれでも現金がポケットに入ったハヤテのコートをちゃんと返したり、病気の妹を助けるためにファミレスに押し入った強盗犯を説得したりなど最低限のモラルを持ってはいる。…その直前に金もないのにハヤテに奢ってもらうこと前提で堂々と無銭飲食をしたのは内緒である。
白皇学院体育教師の薫京ノ介とは幼なじみで大の仲良し(ただしオタクだのモテないだの二次元ジゴロなどと散々馬鹿にしている。要はそういうことが言えるくらいの仲)。薫は彼女に対し恋慕の情を抱いているのだが、あのハヤテを上回るほどの鈍感の雪路に対し思いが成就するのはいつのことやら…。
結構設定が変わっているはずの台湾版でも、完膚なきまでにほぼ原作と同じキャラだった。
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暇な時に投稿して措いたハヤテのごとく!の小説(←ショウセトゥ)、ハヤテは海外でもドラマになった感じがする。何とぞ書いた後の他の人の反応が冷たくていいwww2,004文字pixiv小説作品