アイドルマスターミリオンライブ!の劇中劇一覧
あいどるますたーみりおんらいぶのげきちゅうげきいちらん
田中琴葉「演劇のステージの上だといつもの私じゃない いろんな私になれるのが楽しくてね」
2013年より長期に渡って展開を続けるコンテンツ『アイドルマスターミリオンライブ!』では、ゲームを中心に多くの劇中劇が登場している。
そしてそれらには、単純な数の多さもさることながら、
- 一作品内の劇中劇とは思えないほどに設定の作り込みが細かい
- 作り手の性癖を反映したかのような尖った物語や設定が多い
- アイドル物とは思えないほど設定が残酷である・死亡者が多数発生する
などといった特徴があり、この劇中劇の豊富さ・多様性が『ミリオンライブ!』の大きな特色として捉えられることも多い。
本記事では、これら劇中劇について、概要・あらすじ・登場人物及び配役・関連楽曲などをまとめる。
※本記事は書きかけの記事です。ラインナップ・記載内容共に増強して下さる方を募集しております。
アイドルマスターミリオンライブ!(GREE版)
アイドルヒーローズシリーズ
世界征服を企む悪の組織「デストルドー」の野望を阻止すべく、セーラー服風の戦闘服をまとった正義の味方「マイティセーラーズ」が戦う特撮番組。中心となるヒーロー・悪の親玉の他にも敵味方両方に多彩な協力者が登場し、全員出演系でない作品の中では特にキャスト数が多い。
一応子供向け番組だが、温泉回はあるらしい。
後述の通り「シアターデイズ」までの続編を含めると計5作品に上り、数ある劇中劇の中でも特に人気と知名度が高いシリーズである。
アイドルヒーローズ (無印)
登場人物
アイドルヒーローズリベンジ
登場人物(新規)
アイドルヒーローズビクトリー
登場人物(新規)
関連楽曲
CD&ボイスドラマキャスト投票キャンペーン(THE@TER ACTIVITIES)
2016年4月16~30日に行われた「CD&ボイスドラマキャスト投票キャンペーン」において投票で選ばれたアイドル達による3つのテーマの劇中劇。
『ミリオンライブ!』にて劇中劇のタイアップ楽曲が作られたのは本シリーズが初の試みとなっている。
MILLION THE@TER GENERATIONシリーズ
「MILLIONSTARS」の39人が12ユニットに分かれて、それぞれの劇中劇(主にテレビ番組)に出演している。各CDにはそれぞれ1時間近くのドラマパートが収録されている。
本シリーズにフィーチャーした6thライブ「UNI-ON@IR!!!!」などの影響も大きく、アイマスにおいて「劇中劇→ミリオン」を強く印象付けたシリーズと言えるだろう。
魔法少女トゥインクルリズム (トゥインクルリズム)
登場人物
役 | 演 |
---|---|
トゥインクルプリンセス / 育 | 中谷育 |
トゥインクルリリー / 百合子 | 七尾百合子 |
トゥインクルアリサ / 亜利沙 | 松田亜利沙 |
ぴーちゃん | 天海春香 |
ゴリン | 木下ひなた |
ザギン | 三浦あずさ |
ギロッポン | 菊地真 |
ワイハー | - |
ギャランティー | - |
パパ・ラッツィ | - |
関連楽曲
鏡の中のシャーロット (Charlotte・Charlotte)
登場人物
役 | 演 |
---|---|
シャルロット | 徳川まつり |
シャーロット | エミリー スチュアート |
ウェンズディ | 双海真美 |
フライディ | 双海亜美 |
(シャルロットの義母) | 四条貴音 |
関連楽曲
MILLION THE@TER WAVEシリーズ
本シリーズでは全ユニットが劇中劇モチーフというわけではないが、演劇やオペラに精通した人材を集めたユニット「オペラセリア・煌輝座」において劇中劇が展開される。
また、MTG期に開催された「アイドルヒーローズ」の続編作も、本シリーズのCDに楽曲が収録された。
MILLION THE@TER SEASONシリーズ
各チームに1組ずつ劇中劇を担当する5人グループが登場し、いずれも固有の名前のある役を演じている。イベント「プラチナスターテール」にて登場した。
※「SEASON-@IR!!!!」内の朗読劇における配役は暫定的に割愛とします。追記できる方は是非お願い致します。
MILLION C@STING!!!
MILLION THE@TER VARIETYシリーズ
アイドルマスターミリオンライブ!(ゲッサン版)
固有の劇中劇は登場しない。
Blooming Clover
昏き星、遠い月 (夜想令嬢)
上述の通りシアターデイズが初出。本作では第19話(6巻)にて夏休み後半に行われる「1週間連続公演」の千秋楽の目玉企画として演劇公演が開催され、それに向けたメイン役者によるユニット「夜想令嬢」も結成された。第33話(9巻)で実際に上演された他、第35話(9巻)では時期は先ながら再演の話が持ち上がっていることが語られている。
昴や伊織の出演まで含めて内容はほぼシアターデイズを踏襲しているが、伊織の役名は不明となっている。
光戦士ピカリマン
第24話(7巻)で開催されたヒーローショーの劇中劇。
元々はショッピングモールにて大学生サークルが主催する予定であったが、直前に多数の構成員が食あたりにより出演不可能な状況になる。部長は中止を決断しようとしていたが、たまたま同じショッピングモールに営業で来ていた莉緒らが事情を聞き、代役のスーツアクター及び声優として出演することになる。
なお本作では北沢志保はこのヒーローショーが初めての演技経験であったが、この経験がきっかけとなり後に演技の仕事を志望し始めるようになる。
作品内容はテンプレのような戦隊ものであり、悪の組織の怪人を正義の戦隊のヒーローがやっつけるという流れ。ヒーローショーらしく観客の子供を人質にとったり、応援の声を煽るような演出もある。
コウモリ怪人の家系など、設定はかなり細かく考えられているらしい。
登場人物
魔法使いぱるる / 魔法つかいパルル
作中で放映されているテレビ番組で、幼稚園児~小学生の女の子に大人気の魔法少女アニメ。中谷育が大ファンである他、周防桃子・矢吹可奈・桜守歌織・徳川まつりも認知しており好意的な反応を示している。福田のり子は第38話(10巻)時点で認知していなかったが桃子の勧めで第49話(13巻)までに視聴しており、「結構おもしろかった」と語っている。
登場人物は主人公かつ変身者の「ぱるる」、及び研究者とみられるサブキャラが判明している。ストーリーは想像でわかる程度以上のものは不明。
名探偵流れ星一家
第41話(11巻)にて撮影が行われたドラマ。765プロからは周防桃子、北沢志保、如月千早が出演。
演者には本職の役者ではないモデルやアイドルなどのタレントを多く起用しており、故に監督も厳しい演技指導を入れることはなく時間をたっぷり使って撮影を進めようとしている。
主役に抜擢されたのはCMやトーク番組で大人気の男の子。しかし演技には不慣れであり、台詞も全然覚えてない状態で撮影に臨んでいた。元女優の桃子は、彼の態度に段々と苛立ちを隠せなくなっていってしまい…
また、この作品のスタッフには、後述の「将軍鳥物帖」でかつて桃子と仕事をしたことのある人物が参加していた――。
将軍鳥物帖
初出は上述の通りGREE版。
765プロに入る前の子役時代の桃子がメイン格で出演した時代劇映画の一つ。ストーリーは一切不明。
桃子が芸能界を干される直接的要因になった作品。
この映画は当時をときめくアーティストや女優を大勢キャスティングした作品であり、撮影最終日に夕日のラストカットを撮影して無事クランクアップ…という状況まで来たのだが、映像を見た桃子が「ぜんぜんさくひんのイメージにあってない」「撮影しなおして! じゃないと桃子この映画出たくないから出演シーンカットしてね」と言い出したのである。
スポンサーの意向もあり桃子の撮影シーンを削るわけにいかなかった撮影班は、(おそらくこのやり取りが日没後だったため)このシーンを後日撮り直すことになったのだが、上述の通り著名な演者や多数のスタッフを再び集めるには非常に莫大な費用やコストがかかったのは自明である(というか、現実で同様のことをやろうとしてもスケジュール調整が"不可能"と判断されるであろう)。
本件以外でも扱いづらいという噂が流れていた桃子だったが、本件が完全に決め手となり、以降桃子にはオファーはほとんど来なくなり、そして当時の事務所も退所せざるを得なくなったのである。
上述の当時関わったスタッフの1人も「各所にどれだけ頭下げたかわかりませんよ」と被害をもろに被った1人であり、現在でも桃子への怨念を持ち続けている。
そして肝心の作品の評価も、わざわざリテイクしたにもかかわらずレビューサイトでは☆1.3という凄まじい低評価がついており、ビデオ店でも100円で投げ売りされるなど、最早誰も見向きもしない作品になっている。
桃子の一言が誰も得しなかった結末をもたらしたという点で彼女の心に大きな影を落とす作品であり、第40話(11巻)でのり子にこの作品について執拗に聞かれた桃子はのり子らに暴言を吐いて帰ってしまい、Pもこの経緯を知っての上で765プロに桃子を迎え入れている(第53話)が、経緯を他アイドルに語るのにはかなり慎重になっている(第41話(11巻))。
滅殺!お仕事屋さん
初出は上述の通りGREE版。
765プロに入る前の子役時代の桃子が出演した時代劇映画の一つ。
こちらは「将軍鳥物帖」とは違い人気の高い作品で、サブカルチャーに疎い福田のり子でも名前を知っているほどの国民的時代劇である。
おだんご姫
初出は上述の通りGREE版。
765プロに入る前の子役時代の桃子が出演した時代劇映画の一つ。
こちらもレビューサイトで☆4.5とかなりの高評価。第43話(12巻)でも桃子の撮影に関わるスタッフが「『おだんご姫』の桃子ちゃんとお仕事できるなんて役得だわ」と語っている。
Brand New Song
三姉妹探偵 / 花の都の三姉妹探偵
第26話で初登場の劇中劇。原作小説のタイトルが「花の都の三姉妹探偵」で、ドラマ化された際のタイトルが「三姉妹探偵」(仮)。原作者は風ノ雪楼。
第26話にて「FleurS」に直々に出演依頼が来た作品。
当初は「長女:百合子、次女:桃子、三女:このみ」という年齢順を無視した配役でのオファーであり(このみの年齢いじりのウケ狙いによる話題作りを重視した番組プロデューサーの意向)、「このみを年下役として演じることはできない」という桃子と「ユニットにとっての大チャンスなんだから配役に文句を言わず受けるべき」というこのみの間でオファーを受けるかどうかの対立が発生した。
その後、(765プロの)プロデューサーが原作者に直接会うなどの交渉を重ねた結果、第29話にて「FleurS」へのオファーは原作者直々の意向だったことが判明し、更に配役も下記の年齢順通りとするということで正式に3人の出演が決まったのである。
またドラマの主題歌として、「FleurS」によるオリジナル楽曲の制作も(作中において)決定した。
あらすじ(第26話の原文ママ)(※決して百合子の妄想ではない)
幼い頃に両親を亡くすも寄り添って懸命に生きる3人の姉妹…
しかしそれは世を忍ぶ仮の姿
彼女たちの正体は警察も匙を投げる数々の難事件を解決した誰も顔を見たことのない天才名探偵であった
「私たちは3人でひとつ」
正体を隠し一人の探偵を演じる三姉妹の日常はある事件をきっかけに大きく変化していく…
「両親は生きている!」
両親の死の真相とは?
そして立ちふさがる謎の組織の正体とは…?
やがてくる帝都を震わす最大の事件に天才名探偵が挑む!
登場人物
LIVELY FLOWERS
※シアターデイズと同内容とみられるものは正式名称が出ていなくても記載している場合がある。
昏き星、遠い月 (夜想令嬢-GRAC&E NOCTURNE-)
#0(1巻)に登場。
魔法少女トゥインクルリズム (トゥインクルリズム)
#5.5(1巻)に登場。
Parade d'amour (オペラセリア・煌輝座)
#14(2巻)に登場。
下記の他にも、第12話で「MILLION THE@TER GENERTION」シリーズを中心に既存の多くの劇中劇がスポット登場を果たしている。