今日は甘口で

きょうはあまくちで

『かぐや様は告らせたい』『推しの子』の劇中劇。

概要

『かぐや様は告らせたい』『推しの子』両作中の別冊マーガレットにて連載されていた、作中世界における人気少女漫画。作者は吉祥寺頼子。『かぐや様～』時点で完結済み、単行本全14巻。

「馬鹿にするなら読んでみるといいよ！！絶対泣くから！！」と白銀圭が豪語する通り、読者を引き込んで心を揺さぶる演出に定評がある様で（後述）「演出かじってる人間で知らねー奴モグリだろ。ド名作じゃねーか」とは星野アクアの弁。

『かぐや様』本編での登場時は、読んだ人間はもれなく感動し（当初冷めた目で見ていた石上や酷いネタバレを喰らって一度は興味を削がれたかぐやも同様）、キラキラな恋がしたくなる衝動に駆られてしまう副作用まで発生して色々大変なことになった。

白銀御行「アホお前こんなん泣くわ～！！」

石上優「『ここで泣いて下さい』感が丸見えだったのに……ぐやじい……！　泣けちゃう～！！」

藤原千花「あっ、表紙見ただけで涙腺が……。これ良いですよね～」

四宮かぐや「初めて漫画というものをちゃんと読みましたが……こんなに感動的なものだとは知りませんでした……」

一方で作風の違い故だろうか、アクアにはそのような症状は見られない。

実写ドラマ化（したはいいものの…）

より時代が下った『推しの子』の時代でも（「完結済みで伸びが期待できない」と言われるものの）人気は健在で、鏑木Pはそのネームバリューを利用して「今後売り出したいタレントの顔出し作品」として本作の実写ドラマ版（ネット配信のみでTV放送無し）を企画するのだが……

「予算・納期はカツカツ」「演技未経験のキャストによる下手な演技」「大人の事情で原作に居ないキャラクターをねじ込む」「単行本14巻分の内容を6話に圧縮したことによる超展開の連続」……と実写化の死亡フラグをしっかり回収した結果、原作レイプだらけの散々な出来になってしまい低評価の嵐、頼子や彼女のアシスタント達を失望させる羽目になった。一応脚本と演出はちゃんとしていたようで、最終回は飛び入り参加したアクアの奇策で大いに挽回したが、収益的には厳しかったようだ。

結果、ネット上では「最終話だけ神回」という扱いを受けている。

関係者

吉祥寺頼子	鏑木勝也
原作者	ドラマ版プロデューサー
鳴嶋メルト	有馬かな
主役:青野カナタ役	ヒロイン役
推しの子絵まとめ９byぬりえる	それでも…by4B鉛筆
星野アクア
ストーカー役
アクアbyMRN

関連タグ

推しの子