開発:E-GAME
発売:タカラ
発売日:2002年1月10日
ジャンル:レースゲーム
概要
プレイステーション2でのチョロQシリーズとしては第二作目。HGシリーズとしても第二作品目となる。
前作「チョロQHG」では、バーンハウスエフェクト社の開発であったが、今作では前作の初代プレイステーションのゲーム「チョロQワンダフォー!」を手掛けたE-GAME社の開発となる。
壮大なオープンワールド、沢山のレース、車両の改造、イベント。
様々が新しく登場したりパワーアップしたりをし、これまでにないチョロQシリーズが誕生した。
最大の特徴はオープンワールドゲームである事である。
壮大なワールドを走り回れるチョロQシリーズは、現時点ではこの作品のみとなる。
チョロQシリーズの中でも最も好評であった作品である。
更には今作で初めて、レースのチームを作ることができるようになった。
大体のチョロQが最初はレースのライバル車として登場をするが、条件を果たすとそのライバル車仲間にする事が出来るようになる。
ただし仲間のできるチームは二台までしか選べないので注意(オーバーしてしまう場合、仲間をリストラする事が可能であり、なおかつ再度リストラしたチョロQを仲間にする事が可能なので、特に迷って選ばなくても安心)。
そして、E-GAME社の前作チョロQワンダフォー!に登場したスタンプシステムが再度登場をした。
内容は町を発展させたり迷子の車を助けたりと様々で、もちろん難しい内容のものもある。
スタンプを100個集めてからあるチョロQに話しかけると、チョロQシリーズ恒例のあれ等が入手出来る。
ストーリー
時の大統領フォレストが突如「大統領をやめる」と発言。
更に次回のワールドグランプリの優勝者に次の大統領の座を譲ると言い放った。
その情報は、瞬く間に町中に広まっていきQ'sファクトリーに訪れた主人公の耳にも入る、
そして、大統領を目指す主人公がワールドグランプリ優勝を目指し、冒険がここに始まる。
主な登場人物
- 主人公
このゲームの主人公、プレイヤー。
E-GAME社の前作チョロQワンダフォー!では開始時に好みのボディを選ぶ事が出来たが、今作ではランダムでボディが選ばれる(ただし、特殊なレアボディなどは選ばれない)。
だが、その作品ではボディが一切変更不可能だったのが今作では好きなボディを購入して自由に変更できるようになった。
更には、カラーリングもツートンで自由に好きな色を二色選んで変更出来るようにもなった。
E-GAME社の前作チョロQワンダフォー!にも登場した、主人公をサポートしてくれる頼もしいレッカー車のチョロQ。
パーツなども彼に変えてくれる相棒のような存在。車種は6代目ダイナ。
チョロQワールドの大統領。ただし大統領を辞めると言い出した人物であり、次回のワールドグランプリ優勝者に大統領の席を譲ろうとしている。
車種はリンカーン コンチネンタル マークⅤ。
余談
このゲームにはチョロQの世界だけの架空のラジオがあり、なんと本物のラジオかのような人間の声である。
中には、面白い番組やニュース(不真面目)ゲーム内のアレンジBGMや更には歌などもある。
チャンネルは、ピーチFM ・Q-WAVE ・E-放送の3局(海外版だとピーチFMとE-放送の2局のもよう)。
歌ではバンドグループ『PinkSardine(ピンクサーディン)』が歌を披露(後作チョロQHG3でも登場する)。
本作では集英社の雑誌「Vジャンプ」ともコラボが行われ、あるイベントをこなすと「Vジャンプ」というアイテムが入手し、さらにそのアイテムを特定のチョロQに渡すとVジャンプのペイントが施された豆ダッシュのボディが入手可能(ちなみに集英社からこのゲームの攻略本が発売されている。海外版では別の表現及びペイントに差し替え。なお、Vジャンプとのコラボは開発会社が異なるチョロQWiiでも行われている(ただしボディがVジャンプの雑誌そのもの)が海外版では登場しない)。
シリーズ恒例の人生ゲームの人生カーも登場するが海外版では人生カーが大人の事情で登場せず、ミニゲームの初回クリアでもらえるものが高性能のエンジンに差し替えられており、人生カーのボディをしたチョロQが別のボディに差し替えられている(ちなみに差し替えられたボディはてんとう虫)。なお、人生カーは次回作HG3には全世界ともに登場していない。
本作では「スプリンタートレノAE86」がボディに導入されるが、次回作【チョロQHG3】までの短期間の導入となってしまった。
関連タグ
チョロQワンダフォー!…E-GAME社開発のチョロQシリーズ前作。
チョロQHG3…E-GAME社開発のチョロQシリーズ次回作。