理屈じゃない!
概要
タカラ(現タカラトミー)の玩具『チョロQ』を題材としたゲームシリーズ『チョロQシリーズ』に登場するタイヤパーツ(一部作品には未登場)。
主にはゲームの終盤で最後の最後に手に入るタイヤパーツであり、その性能はグリップが非常に良く、滑りがしない最強性能のタイヤ。
その性能に公式チートと、プレイヤーから名乗られる。
また、一部のシリーズではアクマのエンジンも存在する。
アクマのエンジンもゲーム終盤で手に入るアイテムであり、加速力がMAXである。
なのだが、チョロQHGやチョロQワークスでは、ただただオフロードグリップがMAXになるだけであり、対して天使のタイヤも存在する(チョロQHGは「小天使のタイヤ」という名で登場する)。
天使のタイヤでは、アクマのタイヤの逆にオンロードグリップがMAXになる。
入手方法
シリーズによって、アクマのタイヤの入手条件が違う。
貯めたお金で買ったり、条件を果たして貰ったりなど。
様々な入手方法がある。
それらについて以下紹介。+性能についても紹介。
チョロQ(チョロQVER.1.02)
冬のグランプリで全コース1位を取得すると、謎の店に アクマのタイヤ・アクマのエンジン・アクマのおたけび が発売開始する。
値段は、アクマのタイヤ=66600G・アクマのエンジン=66600G・アクマのおたけび=666G。
すべて666という悪魔を意味する数字が揃った値段である。
アクマのタイヤはスリップやドリフトを全く起こさなくなるタイヤ。
グリップ力は、次点の「さいこうのタイヤ」のオンロード性能が「512」であるのに対し、アクマのタイヤは全路面の性能が「32767」というふざけた数値を持っており、付けるとオンロードグリップとオフロードグリップを表すゲージが何故か0になる。
アクマのエンジンは次点である「さいこうのエンジン」の2倍のパワーを持ち、「さいこうのシャーシ」と併用するとかそく値のゲージが画面外に見切れる。
アクマのおたけびはクラクションパーツであり、装備して鳴らすと「ウオオオオオオ」とおたけびをあげる。
連続で鳴らすと音が重なるのが特徴で、クラクションボタンを連打しながらコースを走るとシュールかつやかましい事この上ない。
このアクマの声の正体は、同じくタカラ・タムソフト開発の「闘神伝」というゲームに登場するキャラクター「ラングー・アイアン」のボイスとのこと。
チョロQ2
スーパーグランプリを優勝すると謎の店がオープンし、アクマのタイヤ・アクマのエンジン・アクマのブレーキ が登場。
値段は、アクマのタイヤ=666000G・アクマのエンジン=66600G・アクマのブレーキ=6660G。
今作には アクマのおたけび が登場しなくなったが、アクマのブレーキが新たに登場する。
タイヤ、エンジンの数値上の性能は前作と変わらないが、本作ではグリップの強さが加速力にも影響するため、アクマのタイヤを装備して走ると時折滅茶苦茶な挙動を見せる。
そのせいか、アクマのタイヤが前作より10倍も値上げしてしまっている。
レースの賞金額は最大でも3000Gと多くなく、他の金策であるカジノでも稼ぎにくいため、購入するのはかなりのやり込みが必要。
新たに登場したアクマのブレーキは、次点の「ブレーキ+6」の約40倍ものパワーを持ち、タイヤがアクマのタイヤであれば、ブレーキをかけると一瞬で止まる。
ただし、その他のタイヤだとタイヤロックを起こすので相性が悪い。
チョロQ3
ハイパーグランプリを優勝すると謎の店が出現し、アクマのタイヤ・アクマのエンジン・アクマのブレーキ が登場。
値段は、アクマのタイヤ=666000G・アクマのエンジン=666000G・アクマのブレーキ=6660G。
性能はアクマのエンジンが前作のそれの2倍のパワーを得ているが、そのせいかアクマのタイヤと同じ値段に値上げしてしまっている。
その反面、入手はシリーズ中でもかなり楽な方で、大金をもらえるハイパーグランプリをこなしながらタカラくじを当てれば、タイヤとエンジンどちらも割とすぐに入手することができる。
チョロQワンダフォー!
ミッションやレースをクリアする事で取得できるスタンプが100種類全て揃い、とあるチョロQの所に行くと アクマのタイヤ のみが貰える。
アクマのエンジンが登場しなくなり、ブレーキ等も存在しなく。今作はタイヤのみとなる。
性能は、前作と同じくスリップやドリフトがしなくなり、滑らない。
ゲーム内説明 |
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理屈じゃない! |
チョロQHG
ゲームクリア後にファントムロッドがオープンし、アクマのタイヤではなく「小悪魔のタイヤ」として登場する。
他にも、小悪魔のエンジン・小悪魔CPU・小悪魔のブレーキ」と登場する。
またその対関係として、小天使のタイヤ・小天使のエンジンも登場する
値段は、小悪魔のタイヤ=25000G・小悪魔のエンジン=25000G・小悪魔CPU=20000G・小悪魔のブレーキ=20000G。
概要でも説明した通り、小悪魔のタイヤはオフロードグリップがMAXになるだけである。オンロードのグリップは、レーシングハードタイヤ・レーシングソフトタイヤに近い。
またタイヤの耐久性性能もMAXなのだが、決して無敵という訳ではない。
その対関係である 小天使のタイヤは小悪魔の反対にオンロードグリップがMAXになる。オフロードのグリップは、二番手となる性能となる。
耐久性能は小悪魔のタイヤと同じである。
小悪魔のエンジンでは、加速力がMAXであり、重量性能は、7000ターボエンジンに近い。
なのだが、その対関係である 小天使のエンジン の性能は小悪魔のエンジンの上位互換であり、加速力MAXなのだが重量性能はこちらの方が軽い。重量性能は、6000NAエンジンに近い。
小悪魔CPUはCPUの中でトップとなる性能をしている。更にはオートクルーズ付き。
小悪魔のブレーキは、制動力MAXとなる。タイヤによっては瞬間で止まりやすい。
チョロQHG2
チョロQワンダフォー!と同様スタンプが全て揃い、とあるチョロQに話しかけるとアクマのタイヤ、アクマのエンジン、スポーク666、デビルメーターといったアクマ装備一式貰える。
アクマのタイヤの性能は、ドリフト・スリップがしなくなる滑らなくなると元通りになり、
アクマのエンジンでは、加速力が3000といった性能をしており、アクマのエンジンを省くエンジンの中でも馬力の高い高性能のエンジンである「ハイパーMAX」の5倍の馬力であり、更には燃料消費が0%と、説明通り理屈じゃないほど燃費お化けなエンジンである。
アクマのエンジンを装備すると、ボンネットからターボらしきものがはみ出したデザインをしている。よくよく見ると悪魔らしき目のようなデザインも見える。
スポーク666はドクロの形のデザインをしたホイールであり、特に装備しても性能に影響は無い。
デビルメーターでは悪魔の横顔かと思われる顔のデザインをしている。こちらも性能に影響は無いく、ノーマルメーター違い時計が表示されない。
ゲーム内説明 |
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りくつじゃない! |
チョロQHG3
ボディを全て揃えると、宅急便からアクマのタイヤが届き、ゲットできる。
性能は前作と同じなのだが、今作はアクマのタイヤのみであり、アクマのエンジン等が無い。
今作で一番高性能である「エンジン+6」の性能が、前作のアクマのエンジン程馬力は良くなく、前作程暴れ回ることがあまりできない。
どちらかと言えば、タイヤのパーツ「エアフローター」をつけた方が良かったり…。
このHG3には、とある手順を踏むことでアクマのタイヤを簡単に入手できてしまうバグが存在する..が、ボディを集めた後のお楽しみが消えてしまうのでやる際は自己責任で。
ゲーム内説明 |
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りくつじゃない! |
チョロQHG4
5000Gを所持し開発材料「くろいリング」と「あくまのちょうこくとう」をフードバル研究所に持ち込み、合成すると「あくまのタイヤ」が完成する。
滑らない。…という事ではなく、グリップがどのタイヤよりただ非常に良くなるだけ。
滑らないは滑らないのだが、長時間ドリフトするとスリップも普通にしてしまう。
また、速度が速くなる程タイヤから炎のエフェクトも付いてくる。
例えるならば、マーベルコミック作品「ゴーストライダー」のような感じである。影響を受けているかは不明。
ゲーム内説明 |
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じごくのほのおで、どんなろめんも グリップするぞ |
チョロQワークス
チョロQコインを集め、ガフ火山の頂上にいるアクマにチョロQコインを500枚渡すとアクマのタイヤ貰える。
チョロQHG同様、アクマのタイヤはオフロードグリップがMAXになるだけ。オンロードグリップは グレードビッグ と同じであり、レーシングタイヤ には少しの差で負ける。
また、対関係として天使のタイヤが登場する。
こちらもチョロQHG同様、オンロードグリップがMAXになるだけオフロードグリップは グレードビッグ と同じであり、ダートタイヤ には少しの差で負ける。
ゲーム内説明 |
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悪魔のパワーでオフロードを ガンガン走れるぞ! |
チョロQアドバンス2
チョロQシリーズの中では珍しく、アクマパーツのほとんどが最上位装備ではなく上位装備となっている。
タイヤの性能としては「スーパータイヤ+2」と「てんしのタイヤ」の中間で、ロードG・ダートG・サンドG・スノーGともに平均的な、バランスのとれた性能。
チョロリンピックのシルバーカップ、ジャンプジャンプ1を完走することで購入できる。価格は16660G。
また、名称は「アクマのタイヤ」ではなく「あくまのタイヤ」と、「アクマ」の部分がひらがなになっている。
あくまのタイヤより上位のタイヤは、「てんしのタイヤ」「ドラゴンタイヤ」の2つ。
装備した際は、後輪に悪魔の羽(レミリアの羽と書いた方が分かりやすいか)が生えている外観となる。
実際に使用してみると、曲がり始めこそグリップしているものの、曲がり続けているとボディが滑り始める。「レーシングタイヤ+1」とは比べ物にならないグリップ力だが、全く滑らない「ドラゴンタイヤ」と比べると見劣りしてしまう。
今作には「あくまのタイヤ」の他には「あくまのフロート」「あくまのジェット」「あくまのエンジン」「あくまのブレーキ」「あくまのミッション」「あくまのステア」「あくまのウィング」「あくまのメーター」などの様々なアクマパーツが存在する。バリエーション、多すぎである。
ちなみに.. ボディにも「あくまカー」が収録されている。ベース車両はトヨタ・GT-One。
チョロQWii
ボス敵チョロQ「デビルモーター」の勝負に勝利後にショップにアクマシリーズが発売する。
アクマのキバ、アクマのタイヤ、アクマのエンジン、アクマのツノ、アクマのはね、アクマのしっぽ、と言ったアクマシリーズが登場。
ただ、今作のアクマパーツは最強性能という訳ではなく、ごく一般装備である。
タイヤの性能に関しても特に強いという訳でもない