開発:アトラス・バーンハウスエフェクト
発売:アトラス
発売日:2005年5月26日
ジャンル:アクションゲーム
概要
プレイステーション2でのチョロQシリーズとしては第六作目(「新コンバットチョロQ」を含めた場合)。
これまでのチョロQシリーズはレースゲームがほとんどだったが、今作はレースゲームではなくアクションゲームである。ストーリー中でもレースは重要な要素として扱われてはいるものの、レースコースそのものがミニゲームのひとつのように扱われている。
発売前のPVではレースシーンが中心で、当時のアトラス公式サイトではレースゲームとして紹介されていたが、バーンハウスエフェクトの公式サイトでは建設アクションと表記されていた。
ゲームの内容としては働く車を題材としたミニゲームを攻略していくといった内容である。
ちなみに前作「チョロQHG4」にもワークスが存在するが、そっちのワークスとは一切関係は無い。
お仕事の意味のワークスである。
台詞などの文字の表記も前作までは平仮名とカタカナのみであったが、今作は再度漢字表記がされるようになり、ふりがなも付いている。
本作から自動車メーカー(ただしスズキを除いた日本車のメーカーのみ)からのライセンスを得てボディが実名で登場するようになった。ただし、NPC専用のボディもチョロQワンダフォー!のように多く存在する(例としてモブで登場するパジェロなど)。
ストーリー(ゲームの目的)
プレイヤーはミリーガーアイランドに存在する5つのタウンと5つの名所を順に訪れ、それぞれのタウンで様々な仕事に携わっていきます。
タウンごとに用意されている仕事をこなしていくと、「マスター」と呼ばれる各職種のプロと腕を競うことができるようになります。
マスターは世界に8人存在し、彼らに勝利するとメダルが入手できます。マスターを超え、すべてのメダルを得ることが『チョロQワークス』の目的の1つです。また、世界を破壊して回る「大魔王」を倒すことが、「チョロQワークス」の最終目的となります。
(取扱説明書より引用)
主な登場人物
- 主人公(バートラスト)
自分自身。好きな名前を入力することが出来、デフォルトネームに「バートラスト」という名前が入力されている。名前の変更は一切不可能なので決める時は慎重に決めよう。
ちなみに性別を設定することはできない。
前作の主人公もしゃべる場面が多かったが、彼もまた感情豊かにしゃべる。
名前の由来は開発会社である「バーンハウスエフェクト」と「アトラス」を組み合わせた名と思われる。
- ライバル(ヴァルディー)
赤色のRX-8のボディをしたライバルチョロQ。
1人目のマスターを攻略した主人公の前に突然現れ、主人公にライバル宣言をする。
主人公は何故か彼の名前を知っており、プレイヤーが名前を入力することが出来る。もちろん彼の名前も変更できないので素敵な名を付けてあげよう(デフォルトネームは「ヴァルディー」)。
自信家で主人公を一方的にライバル視するなど前作の「バラート」を思わせる性格である。
チョロQシリーズ初となる悪役チョロQ。50年の時を得て蘇った悪のチョロQ。
ゲーム開始早々に初めの町である「マジハタウン」が破壊されてしまう。
その後もストーリーの進行に合わせて破壊活動を繰り返していき、主人公はワークスの力で被害の拡大を食い止めることとなる。
大魔王の悪事による被害拡大を食い止めるワークスは「○○ディフェンド」という名前で統一されている。
マジハタウンの主人公の家の隣に住むハコスカのボディをしたおじいさん。
困った事があったら彼に話を聞いてみよう。
実は・・・。
- マスター
ミリーガーアイランドに集まる各分野のスペシャリストたち。定住しているのは最初の2人だけで、残りは最後の町「アルディータウン」に来訪するか町の名所に立ち寄ると出会い対決することになる。
何故か日産車が多数を占めているが・・・?
- パワフルマスター・バンガイル(日産・エルグランド)
ホイールローダーパーツを使った力仕事を得意とするマスター。体当たりと岩運びの勝負を仕掛けてくる。
第2の町「バイスタウン」に定住している。
- テクニカルマスター・レンダラス(日産・ウイングロード)
クレーンパーツを使った精密作業を得意とするマスター。パイプを垂直に積み上げる勝負を仕掛けてくる。
第2の町「バイスタウン」に定住している。
- ラピッドマスター・エスサロ(フェラーリ・F2001)
レースを得意とするマスター。ドラグレース場のイベントで出会う。
おそらく過去の作品ならラスボスになっていたことだろう。
- ファームマスター・ラクスター(日産・サニートラック)
農作業を得意とするマスター。第4の町「ラクゼータウン」に定住しているが、初めて会った時には居眠りをしている。
- デリバリーマスター・ポロカ(いすゞ・エルフ)
荷物の運搬を得意とするマスター。フィールド上のトレーラーを素早く運ぶ勝負を仕掛けてくる。
- アスレチックマスター・スパントロー(日産・JUDO)
ジャンプや急旋回など派手な動きを得意とするマスター。空中の狭い通路を素早く通る勝負を仕掛けてくる。
車種のJUDOとは日産自動車が1987年に開発したコンセプトカー。
- デンジャーマスター・ダンセツ(ピータービルト・359)
危険な作業を得意とするマスター。ガフ火山で山賊3人衆を退けるとその技量を認め、爆発物を載せたタンク車を牽引してガフ火山を突破するレースを仕掛けてくる。
- ワールドマスター(???)
全てのワークスを極めたマスター。7人のマスターに認められるとその正体を現す。
関連タグ
チョロQHG…PS2のバーンハウスエフェクト開発ゲーム一作目。
チョロQHG4…PS2のバーンハウスエフェクト開発ゲーム二作目。