だから忘れた夢がある
思い出せない夢なのか
思い出さない夢なのか
僕が夢を忘れたのか
夢が僕を忘れたのか
それでも夢は確かにあった
概要
風のクロノアシリーズの3作目に当たり、『風のクロノア door to phantomile』の続編という位置付けではあるが、それぞれの作品の世界観やストーリー上での直接の繋がりはない。
基本的に『door to phantomile』と同じ操作ではあるが、サポートモードにより2Pでポプカの操作が可能となっており、ジャンプアクションの際にクロノア(1P)をより高く飛ばすことができる(ただし、タイムアタック時には記録が無効になってしまうが、ボスを撃破後に使用する時は有効になる)。
横スクロールではあるが、大砲やトランポリン等のギミックを使用する際のダイナミックなカメラワークにより爽快感のあるアクションが楽しめるようになった。
グラフィックも向上しフル3Dになっていることに加え、キャラクターたちはトゥーンシェーディング技術に似た「クロノアフィルター」と呼ばれる独自技術で描かれており、イベントシーンも全てをリアルタイムで描画している。
また、本作ではワールドマップが採用されており、1度クリアしたビジョン(ステージ)に戻って再プレイできたり、次に進むビジョンを選択することが可能となった。
その後、PlayStation Awards 2001 ベストキャラクター賞(5位)を受賞。
2002年6月27日には、プレイステーション2ベスト版が発売された。
2022年に7月7日に風のクロノア1&2アンコールとしてリメイク版がニンテンドースイッチで発売される。他機種版もほぼ同日に発売される。
ストーリー
“四つの鐘”に宿る力で世界の調停を司っている世界「ルーナティア」。
そこに突如呼び寄せられ荒れ狂う海に落下した主人公クロノアは、巫女見習いの少女ロロと、彼女の相棒であるポプカに助け出される。
その後、予言者バグジからこの世界に生まれようとする“五つめの鐘”によって世界にある異変が起き始めていることを聞かされる。
クロノアはロロ、ポプカと共に、異世界ルーナティアを救うため新たな冒険を始める。
登場人物
主人公。"夢見る黒き旅人"と呼ばれる存在。以前と比べると性格が少し落ち着いている。
巫女見習いの少女。本作では彼女の力で風玉を使用できる。
自称「ロロのお目付け役」。
クロノアのリングを狙う女空賊。
レオリナの相棒。
- バグジ
謎の預言者。冒険中のクロノア達に助言を与える。
- 大巫女
クレア・モハ大寺院を司る最高位の巫女。